迷い猫の路地

****


しゃぼん玉は
ちいさくとも
おおきくとも

ふわふわキラキラ
美しい。


大きさなんて関係ないやね。



ちっちゃくたって
大きいんよ、
こんなにも守られているんよ、

わたしは大きいけど
ちゃんと輝けとるかね？



ほんに
時間がゆっくり過ぎてくよ。

濃いなぁ、

わたし、生きてるね。

とんとん拍子に事が進む。



職場の先輩に、
「結婚する人は全然ちがうよ」
って言われたけれど、本当にそんな気がする。

ユウくんは今日から一週間東京出張。
初めて二日以上会わない日々が…
そろそろ三週間になるのだけど、昨日までに完全に会わなかった日って一日だけじゃないか？

「よく飽きないよね！」

って二人で驚いたんだよ。

どんなに好きでももうそろそろ一人の時間が欲しいと思い始めるものなんだけど、今回はそんなことがない。
今までの人はそんなに好きじゃなかったのかな。笑


この一週間乗り切れる気がしないのだけど、
彼、帰ってきたら私の両親にご挨拶に来るそうです。

あ、別に結婚のご挨拶ではないですよ！
東京土産持って、自己紹介に来るというか。
一緒にご飯食べて父とお酒でも飲んでもらおうという会。


早いんだけど、早すぎるんだけど、
結婚の話とか当たり前にしてて、
それが自然のことなんだよね。

今までも全員結婚を前提にお付き合いしてきたけれど、今回はリアルに現実的。
年齢的なものというより、感覚が。

考え方とか違うことはもちろんあって
でもそれを伝えるのが怖くなくて
違いを見付けることも全くもって大丈夫

舞い上がってるとかそんな感じではなく
とんとん拍子に事が進んでいくなぁ、って感じ


仲良くなってくれるかなぁ。
心配だなぁ。

お母さん、お父さん、
今度の相手はとってもとっても好い人だよ。



好きすぎて怖いのか、
好きな理由よりも、わざと嫌いなところを探している時がたまにある。

この気持ちを抑えるための防衛本能なのか、
染み付いてしまった劣等意識なのか
通常盲目的に丸ごと愛す私は今多分とても冷静だ。


さぁ、親にお伺いを立てよう。
きちんとご報告。そしてご紹介。

仲良くなれますように。
新しい繋がりを、歓迎。