今モテ期なのかしら…りょーさんは。
『好きだ』という感情を抑えられない
そんな風な彼がとても愛おしく感じた。
その手を受け入れることは出来ないが、受け入れてしまいたいと頭の片隅で何かが囁いた。
抱きしめる腕はやはり力強くて、その力強さはどこまでいってもとても恋しい。
頭を撫でる手は大きくて、身体は小さいくせに君はちゃあんと男だった。
きっといつか私は此処へ帰る。
帰るべき場所が見付かったら。
いつも礼儀正しい君が箍が外れたように暴れだすから、宥めるように抱きしめた。
落ち着いた君は私の頬をつまみながら、深くため息をついた。
元、同期の友達に、告白されました。
どうも、おはようございます。
カオルさんとは仲直りを果たしました。
喧嘩したおかげでしつこい催促はなくなりまして、心安らかに逢瀬の予定を組んでおります。
さてさて、人には様々な愛の形があるようで
人によりその感じ方も様々であるようで
例えば、カオルさんから私が愛情を感じるのは
彼女が彼女の欲求を抑え大切にしてくれる時
それは多分誰でも抱ける彼女が、私にだけ手を出さないという特別感が嬉しいのでしょう。
今回の彼は真逆で、
余裕のない姿が本気で私を好いてくれてるんだなぁと感じさせてくれました。
思えば、好きな相手を落とすために相手に合わせて演技することはあれ、そういうことなく告白されるのは本当に久しぶりで、予想だにしていなかったためにすぐに答えは出せず
尚且つとても仲の良い同期だったために失いたくないという我儘な感情も働いて、一旦答えは保留で置かせて頂きました。
彼によれば、
一年前の研修時から『好きになるかも』という予感があって、ただ高嶺の花だからと自分を戒めるのと仕事に追われていたのとで同僚時には淡い予感で留まっていたそうです。
私にも彼氏がいたし、向こうにも、いた、はず。
決定打は久しぶりに会った先日のご飯。
特に何をしたわけでもないけれど…予感が本物になったのですね。
往々にしてそういう予感は当たるものです。
ジョーくんの時もそうでした。ね。
で、彼は
『初めて身の丈に合っていない恋をした』
『俺じゃ幸せにしてあげられない、でも』
『好きになってしまった』
と、先輩に宣ったそう。
ただでさえ私はアキさんとの関係で職場の先輩に弄られているというのに、そんなことを言ったものだから先輩方の矛先は彼に向き、事あるごとに彼の中身には色んな人が入って私にLINEを飛ばしてくる日々が続いたのです。
ちなみに、アキさんとの関係はどうなのか?と訊ねたらば、『アキさんには告白の許可を頂いた』と。
なんだろうその恥ずかしい会話…
心配ないなら良いんですけどね。
大抵、私は自分に当てられた恋心の片鱗に気付くのに、今回ばかりは全く気付くことがなくて
びっくりするやら戸惑うやら
でも、きちんと真っ正面から考えて
答えを出そうと思っています。
今日もありがとう。
愛してくれる皆様に、感謝を。
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