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駅に着くと

いつも乗りたい電車が発車していくのが見える。

時間に合わせて出てるわけでもなく
適当に出られる時に出ているのに
毎回毎回ドアが閉まる。


私の家までは二通り帰り方がある。

片方は乗り換えが多くて座れないけど速い電車
反対側に乗れば乗り換えは一回だけで必ず座れるけど上よりは遅い電車

つまり、一本電車を逃せば反対側に乗れば時間のロスなく帰ることが出来る。


でも、私はゆっくりでいいから楽に帰りたいから、よほど急いでいない限り下の方法で帰る。

ホームに着いて、向こう側の電車が発車していくのが見えても、こちら側の電車には乗ることなく次の電車を待つ。



そんな感じの人生だな、とちょっと思う。

いつだって乗り遅れるくせにそっちばかり選ぶ
乗りたい電車は決まっているのに少し迷う

頭では分かっているのにね、



捨てたいものが山ほどある。
でも、大切にしたいものも多すぎる。

全てを抱え込んで眠ることなんて出来ないのに
そうしようともがくから
結局何も掬えない。救えない。

大切にする代わりに傷付ける。



何かを選んでいくのが人生なら
選ばなかったものたちはどうなっていくんだろう

私ひとりがどうしたって世界は何も変わらない
でも、私に関わるひとたちは大きく変わる

幸せを願う人がたくさんいる。
出来ることなら私が幸せにしてやりたかった
私が選ばなかったものたちが


不幸、とはなんだ

欲しいものがもらえないことか
あげたいものがあげられないことか



求めなさい、さすれば与えられる

そんな言葉があったな、
求めるということは願うことじゃないんだろう
欲しい、と声を大にして叫ぶことだ

そして、与えられているものを受け入れること


欲しがって欲しがって貰えないものなんてない
ただ自分がそれを受け取るか否か

ちゃんと与えられているんだよ、
最初は自分の望む形じゃないかも知れない
でもそれを一つずつ受け入れて、感じて、そうやって生きていけば、いつか本当に望む形になるだろう


綺麗事かも知れないけど、
これが私の方法なんだ

いつか、解る時が来ればいい



罵られて否定されて痛めつけられて泣き叫んで
もう終わりしようと何度も思う。

左の頬が痛む。
本当は壊れるくらいにやりこんで欲しかった

結局私も、愛情が欲しい
足りない足りないと喘いで

憎むくらいに愛してくれ
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