先日、バイト先の役職さんとしたお話。ちなみにこの方、Hさんに「立つ鳥後を濁さずっていうだろ、黙って行け!」って言った人です、とても気が遣えるすごい人なのですが、何だかいつも私にはそれが過剰な気がしてます。


「俺、来世沢と結婚するわ。ほんまお前いい嫁になると思うねん」
「やー、何も出来ないんで、残念ながら」
「俺な、めっちゃ心配してんの。沢母性本能強そうやし、しょうもないダメ男に引っ掛かるんちゃうんかって」
「そうですかね? 母性本能……」
「なんかダメ男を育てそうやもん。ヒモとか止めろよ」
「じゃああの、経済力のある自立した人がいいですかね」
「そこも大事やと思うで」
「……ですよねぇ」
「ていうか、沢って彼氏おるん?」
「はい」
「え! マジで!? 知らんかった、いつ!?」
「8月……ですね」
「じゃあもう三ヶ月か、そらめっちゃ楽しいやろ」
「あ、でもあんまり会えてないので」
「遠距離か」
「そうです」
「やられた?」
「やっ、してないです!」
「手は繋いだ?」
「はい」
「キスは?」
「し、ました」
「わー、ええなぁ、でもちょっとショックやわー」
「……ていうか! なんで私そんな色々答えなきゃいけないんですか恥ずかしい!!」
「別れたら教えてな」


相手出雲さんです、なんて言えねぇぇええ
言ってないです。だって聞かれてないもの。まぁ、思いませんよねぇ、なかなか自分の知人だなんて。学生ならともかく。中高生の頃は「えー、誰ー!?」みたいな会話ありましたよね。

私、基本嘘はつかないです。はぐらかすことは多いですが。例えば、通常時「彼氏いる?」って聞かれれば答えは「はい」しかないですけど、自分で買った指輪を右手薬指にしてる時に聞かれたら、「もしかしてこれ(指輪)見て言ってます? これは自分で買ったんです」って言うと大体「あーそっか」で終わるのではぐらかしておしまい。

嘘って自分にマイナスになることの方が多いです。たまには、誰かのためなら些細な嘘ついたりもしますけど。そういうのは誰も傷付かない場合です。勿論、そう思っていても傷つける場合があるかもしれませんから、臨機応変です。嘘を永遠に突き通す覚悟が私にはないんです。。本当の事で傷付くのは仕方のない事です。でも然るべき時にそれをさせなかったのだから、なら嘘を事実と偽って突き通すべきじゃないのかなぁ、って。考えすぎですかね。


そんなこんなで相手が出雲さんだっていう事を言っていないのは嘘ではなく聞かれなかったから答えなかっただけです。一応正当化しておきます、意味ないけど。ばれても問題ないんですけど、気恥ずかしいんですよねぇ。
あ、あと一週間くらいで会えます。誕生日プレゼント買わないと……!!


話題:さあ、前へ進もう