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寂しくて切なくて、やがて明るい日々の下へ

話題:遠距離恋愛

遠距離恋愛をしている人は世の中にたくさんいると思います。皆さんの遠距離恋愛に、期限はありますか?

私の知り合いには、彼氏が三年間タイに行ってしまうからその間は遊んで帰ってきたら結婚する、という人がいます。

三年間会えない。けれど三年経ったら一緒になれる。
たまに会える。けれどいつ一緒になれるかわからない。
一体どちらがいいのでしょうか。

私は、今は後者の状況です。向こうが帰ってくる予定はないから、私が行くしかない。かといってすぐに行ける訳でもない。いつまで遠距離が続くのかわかりません。

出来ればすぐにでも向こうに行きたいけれど、お金もなければ仕事も住む場所もありません。だからまずはお金を貯めなくちゃ、と思っています。一生懸命働いて、150〜200万の貯金が出来たら向こうに行こうかな、と。家を出られないと思っていたけれど、存外いけそうなので。最長二年で貯めたい。そのためには実家から交通費全支給で通える所で、かつ手取りの多いところ、というのが大事になります。年金と税金と奨学金の返済等で、年間最低55万程度の支出があります。しかし、良くても年収が250万程度でしょうから(さらに諸々差し引かれますし)、実家住まいで倹約をし続ければ二年でなんとか、という感じかなぁと。最近、こんなことばかり考えています。

向こうに収入がないので、とにかくお金がいるのです。年末ジャンボでも買いますか(笑)けど、一緒にはいたいんだよなぁと思うのです、やっぱりね。正社員になる必要があるのだろうかと今は思っていて、もう正直今のバイトと夜にバイト増やして一年くらいで貯めてしまいたいです。深夜バイトなんて絶対許さないですようちの親。今の店でギリギリ。あ、でも居酒屋とかならありかもしれないなぁ。

まずは卒業の事考えないといけませんけど。とにかくお金がいる、と思って、最近とにかく節約中。今のうちに少しでも貯金して、バイトも頑張って、早く向こうに行けるようにしたいものです。頑張ろう。

離さないでいて欲しい

話題:やっぱり、好きだ。

思い出したこと。
ちょっとべたべたしてた時、出雲さんが自分の唇をとんとん、ってしていて、一瞬困ったものの、思い切って唇を持って行ったら、「もっと思い切りしてくれていいよ」って。触れるだけでしたからね……自分からするの、超緊張しませんか。
あと、キスされてた時の話なんですけど、出雲さんが「べっ」って二、三回言っていて、私はどういう意味なのか全くわからなくてきょとんとしていました。今更気付きましたが、あれは舌を出せという意味だったのでしょうね……今更気付いても……! 何と言う鈍感。





昨日返ってこないかな、って思っていたメールやりとりの一部です。

「今度はまた出雲さんに抱き着かせて下さい!」←
「いいですとも、いくらでも抱きついてください」
「やったぁ、ありがとうございます! でも今更とんでもない事言ってる事に気付きました。私、こんな性格じゃ無かった気がするんですけど……人って変わりますね」
「今の三沢さんも好きですが、変わっていってくれるならそれもうれしいです。恋愛は人をちょっぴり立派にするもんだと思いますよ」
「自分は変わったな、って思います。でも、それがいいのかどうかわかりません。最近、少し自分が弱くなったように感じています。この間泣いたのも、自分の弱さを目の当たりにしたように思えて、自分がどうなってしまうのか、ちょっと怖いです」
「あの時は別に困ったりはしていません、むしろ嬉しかったです。三沢さんの他人を思う心は素晴らしいと思います、それは決して自分が寂しいからでている涙だけでは無いと思うのです。胸はっていいですよ」

……出雲さぁああん! 泣いちゃいますよ、私また!
最後が少し繋がり悪いと思われるかもしれませんが、以前言った通り、私は誰かが異動したり辞めたりする度に泣いていましたから、そういうのを前提にした言葉です。この間別れ際に泣いたのは間違いなくただ淋しかったからです。

優しいなぁ、ますます大好きになっちゃいますよ、ホントに。なんでこんな素敵な人が私のこと好きになってくれたんだろう、幸せ! 来月お手紙書くつもりですけど、こういう優しさにお礼を言うお手紙にしよう。手紙って古いよなぁと思いつつ、でもメールよりは自筆の方が気持ちが伝わるんじゃないかなと。

誕生日のプレゼントも何にしようかな。何なら持って帰るのに不便なく、出雲さんが喜んでくれるだろうか……。いっそ重いものなら送ればいいのか。役に立つものが良いと思います。パスケース欲しいって言ってたけど、まだ買ってないかな? 迷いますね、周りの男性に相談でもしようかしら。播磨さん……はなかなか会わないし、因幡さんにはまだ彼氏出来たこと言ってないし冷やかされそうだなぁ。

香りが繋ぐ心と記憶


着信履歴に出雲さんからの着信が残っている。ふふふ、嬉しい。今後きっと余程の事がないとかけて来ないだろうから、消えないように残しておこうと思います。ふふふ、気持ち悪いですね(笑)しかし、今まで知らなかったから諦めもついていたのに、電話番号知っちゃったら声を聞きたくなっちゃうよー。これについてはちょっと失敗だったかもと思わないでもないです。出雲さん、電話してもきっと会話ないだろうし、メール不精なのを考えてもあんまり重たくしてもいけないし。……けどなぁぁああ! あああもどかしいっ! 声聞けない分メールしてやろうか! ……や、すればいいだけの話ですね。メールする日を頭の中で決めておいて、その日のために頑張るんです。たまにそれより前に出雲さんがメールくれたりしますけどね。メールしようとしてた日にメールが来ると、シンクロ! って思ってひそやかに喜んでいたりもします。

そして特に用もないんですけど、メールしちゃいました。送っただけで割と満足。特別返信も期待している訳ではないです。勿論くれたら嬉しいですけど。だから、別に返信なくていいですよ、みたいな一文を付けようとしましたが、どう頑張っても遠回しに返信を期待している風になってしまって、難しくて結局一文消しちゃいました。日本語難しい。
「忙しかったら返信いいですよ」→「暇なら返信して下さい」
「送りたかっただけです、返信いいです」→「何となく私を気に掛けて下さい」
「返信いらないので気にしないで下さい」→「寧ろ気にして下さい」

そんな感じになっちゃって。ま、いいや。どっちにしても向こうの気が向かなければ帰って来ないだけの話ですからね。と思ってたら返信あった! メールはお気軽に、って。そうさせて貰おうと思います。一週間に一回は送らせて貰おう。でももうこれ以上は来ないだろうなぁ、という感じです。いいや、元気なことがわかったのでよし! でもメールするとちょっと寂しくなる……気もする。



話が変わりますが、出雲さんとお付き合いしてからの私は、少し弱くなってしまった気がします。今日の話題はふと目についたこれ。

話題:それぞれの恋愛観

基本的に人に頼らず、厳しくても一人で出来る事は一人でやる、人に弱みを見せない。私はそんな感じで生きて来ましたから、誰かに甘えたり頼ったりというのはとても苦手な事でした。そして、それを恥ずかしい、情けない事だとも思っていました。後者は今は思いませんが、前者は今なおそうです。
この間友達とお話をして、恋愛をするのとしないのとで変化はあったのかと聞かれて。私には、間違いなく大きな変化がありました。皆さんはどうなのでしょうか。

まず、自分が人に(出雲さん限定ですが)甘えるようになったこと。これが本当、自分には大きな大きな変化です。他人に遠慮しまくって、何にも言えなかったですから。出雲さんにしない訳ではないですし、寧ろ大分してると思いますけど、「お願いします」って言えるようになりました。

あと、前までは人前でべたべたするのどうかなって思っていました。今も、度が過ぎたのはやっぱりどうかなって思います。でも、ある程度までなら気にならなくなったし、寧ろ仲良しのカップルを見るとほっとします。お幸せに! って、幸せを分けてもらう感じです。自分は、人前でべたべたするの恥ずかしいんですけどね。でも、あのカップルはもしかしたら半年ぶりに会ったかもしれない。これからしばらく会えないのかもしれない。とかそう思うと、今いちゃつかないと!! って思ったりするんです。だから他人は気にならなくなりましたね。自分に置き換えちゃってますけど。

一人で寂しい、なんてそれこそ独りの時は思わなかったんですけど、ねぇ。誰かへの依存は、甘えは、自分をダメにすると思います。特に恋愛は嵌まれば嵌まるほどダメになると思います。でも、それが人が一人で生きていけないということだとも思います。
一概には言えないけれど、今まで強がって生きて来た人程、恋愛、恋人への依存心は強くなる気がするんです。家族にも友達にも片意地張って、自分の弱さを見せる事をしなかった人。簡単に人に心を許さない人。でもだからこそ、一度信じて心を許した相手にはとことん信頼を置く。そんな感じじゃないかなって勝手に思っています。
一人で生きて行けそう、って思われている人ほど、そんな傾向にあるんじゃないかなって感じがします。上手に甘えられないから自分でやるしかない。それが周りからはしっかりしているように見られて、あなたは大丈夫、ってなる。私の周りには、そんな人が多い気がするんです。気のせいかもしれませんけどね。

恋愛に嵌まるとダメになる、そう思っているからこそ少し距離を置こう、なんて考えが頭の片隅にあります。結局私は怖がりなんです。本当に大切なものをなくすのは怖いから。だったら最初からない方が、失う苦しみを知らなくていい。そうも思ったり。

けれどそうは言っても、既に私は出雲さんがいないとダメだなぁと思います。依存し過ぎないようにしなくっちゃ。

こぼれ話その2

話題:嬉しかったこと

寂しさいっぱいのお別れから数日、あと一月は会えないのだからのろけてテンションを上げようと! 鬱陶しかったらごめんなさい、でも私はにやにや元気になっちゃいます。



・キャリーケースを出雲さんに引いて貰っているとき、駅前でティッシュか何かを配るアジア系の外国人の方がいました。日本語でなくて何を言っているかわからなかったのですが、お姉さんが声をかけてきた瞬間、ガンッ!! という音とともにキャリーケースが落ちました。段差にタイヤが引っ掛かってしまって落ちたんです。その瞬間、とても流暢な日本語で、「大丈夫ですか? ごめんなさい私が話し掛けたから」……日本語喋れるじゃないですか!!

・出雲さんのお家の玄関はにちょっと高めの段差があって、靴とかを座って履くのが毎回でした。先に出雲さんが出て、私がその後に出る時、毎回手を差し延べてくれました。が、毎回靴しか見てなくてそのまま立っちゃって、手持ち無沙汰になった手に後から気づく、というパターンでした。が、最後に家を出るときはぱっと顔を上げて、ようやく手を引いて立たせてもらいました!

・出雲さん、前に言いましたが、あまり表情に感情が出ない人です。けれど、常に優しい笑顔を向けてくれました。何と言うか、優しさと愛情が溢れる表情。それが私に向けられていて嬉しかったです。ただ、キスとかで照れている私をすごく見つめてくるので、若干意地悪な部分も見えたりして。少しずつ出雲さんのこと知っていってます。

・抱き着いてる時、幸せだなぁって思って、ひたすらぎゅーってしていたら、
「どうしたんですか?」
「(出雲さんが)私のだって思いまして」
「三沢さんのですよ」
「洗剤の匂いがします、いい匂い」
「ありがとうございます」
私のものって認めて貰えると嬉しいです、へへへ。

・「美容院、この辺りいっぱいありすぎてどこ行こうか迷ってるんですよ」
「お店の人にオススメ聞いてみるとか、いっそ行く度場所を変えてみて好きな所を探すとかどうですか?」
「僕、月に一回行くか行かないかですよ。一年に……十回も行くかなぁ」
「十回行けばいいとこ見つかるかもですよ!!」
と答えながら戦慄(笑)わ、私一年に三回くらいですよ、寧ろ一年行かなかった時もありますよ……。男性だから……ですよね?

・「来月は僕そっち行きますね。どこ行きたいですか?」
「うーん……じつは行きたかった所は今年全部行っちゃいましたよ。出雲さんはあります?」
今年行った所。科学館とプラネタリウムと花火とお買い物。スタバとお寿司。
「ご飯かなぁ、元バイトの古いメンバーと。AとかBとか」
「あ! いいですね! じゃあCさんも入れて下さい!」
「Cさん(笑)女の子はDちゃんとEでいいかな」
「わー、会いたい! あ、でも私連絡先知ってるのBさんとDさんしかいないです。お店はセッティングするんで、連絡お願いしていいですか」
名前が適当なのは気にしない方向で(笑)この会話の何がいいかといいますとね、私達の会話がここまで盛り上がるとは! って感じなのです、いつもいいますけど会話ないので、私達。あと、来月会うっていうのちゃんと考えてくれてる所が嬉しいです。

ほんと、嬉しいことばっかりですね!
些細な事だって十分幸せなのですよ、出雲さんがいてくれたら。
来年、一年記念日が日曜です。と、ふと気づきました。記念日会えるかも、先過ぎてあれですけど会えないかもしれないけど、会えたらいいなぁ。

12、13回目のこぼれ話


二日間の余談をいくつか。

@出雲さんのクローゼットに服用の防虫剤入ってたのですが、小さいクローゼットに服数枚と布団とが入っていたら、中の物は勿論、部屋もまた防虫剤の匂いがしました。帰って荷解きしたら、特に寝巻がその匂いになってました。鞄の中まで匂い移ってました。防虫剤の威力ハンパない。お家にお泊りしたの秘密なのにと慌ててファブリーズしました。今まであんまり好きじゃなかったけど、出雲さんを思い出すんで好きになっちゃった。ファブる前に、自分の寝巻の匂いを嗅いだ馬鹿は私です。そしてファブリーズしても消えなかった匂いにさらに焦る自分もいます。更にもう一度匂いを嗅いで出雲さんを思い出すどうしようもない馬鹿が私です。

A出雲さんの現バイト先がものすごく近くて、二人バイト先の人に遭遇しました。二人とも驚いた顔をした後にやにやしてました。私、出雲さんの隣歩いてて大丈夫だっただろうか……実は一人は完全すっぴんの時に会ってます。笑顔でこんにちはとは言ったけど! 化粧しても薄すぎてあんまり変わらないですけどね。でも「こんなのと付き合ってるのか」みたいな風に思われてしまったら出雲さんに申し訳ないなぁと。

B「三沢さん、僕夢があるんです」
「何ですか?」
「膝枕で耳かきして欲しいんです」
何その可愛い夢! 実は、そう言われる前に出雲さんが耳かき棒を用意していたのは知ってました。しましょうかとも言いたかった、だがしかし! 私は母親に血が出る程耳かきをされたり奥まで突かれてものすごく痛かった恐怖の思い出があり、人の耳掃除するなんてとんでもない! しかしそんな可愛い夢を語るきらきら出雲さんに何も言えず、「痛かったら言ってくださいね!」と頑張る事に。しかし割と綺麗で、そして耳の形的に奥まで見えなかったため怖くて片耳は断念。もう片方はちゃんと出来た、と思います。

C炊飯器を買った時、在庫がなく宅配になったので家の住所を書く出雲さん。こっそり素早く携帯に打ち込んで住所ゲットしました。来月の誕生日に届くように、お手紙書こうと思います!!

D付き合って二ヶ月、今更ようやく電話番号ゲットしました!
「私、この辺で迷ったらもう道全然わかりませんから、出雲さん迎えに来てくださいね」
「そしたら電話してくださ……あ、番号教えて下さい! 恋人の番号知らないとかあれですよね、誰かに突っ込まれそう」
「(もう奥羽さんとか数人に突っ込まれましたけどね……)」



前二記事で色々言ったりもしましたが、私にはもう出雲さんがいないとダメみたいです。会う度大好き。たまに放置かな、とか思うけど、出雲さんがいないのはもう無理です。依存し過ぎていると思います。でももう遅いんです。出雲さんがいないのなんて考えられません。強がりの私が、寂しさ押し出せるのは出雲さんだけ。今回はそれが強すぎたので鬱陶しがられてたり嫌われてたら嫌だなと思いますから反省ですけどね。怒るべきじゃないとこで不愉快になっている私が悪い。

よくあんな優しい人が私なんかと付き合ってくれてるなって思います。今回も大好き、可愛い、と何度か言ってもらえちゃいました。あの優しい笑顔と、声と、思い出す度つらくなる、じゃなく幸せになります(笑)
片想いの頃、好きってなんだろうと思って、今もたまに思うけれど、誰かを好きになるのが、恋愛がこんなに素敵な事だと教えてくれたのは出雲さんです。
そのせいでつらいと思うことも確かにありますが、今のところはそれ以上に幸せですし、恋愛をすることで頑張ろうと思う自分がいます。三日坊主の私が、稀にサボるけどちょっとした筋トレ等をちゃんと続けています。勉強も、出雲さんに会う時間を作る為に頑張ろうって思えます。つらいこと、出雲さんにも誰にも言わないけど、本当はたくさんたくさんあるんです。だけど頑張っていこうと思えるのも出雲さんのおかげなんです。
二日間会えたのも、すごくすごく嬉しかったし楽しかったです。でも寂しくもなりました。泣いてしまう程。とてもつらかった。けれど、私はちゃんと現実に帰りました。夢のような一時はできる限り忘れないよう、大切に大切に残しました。来月きっと会えるその時まで、また頑張ります。仮に来月がダメでも再来月、その次、とにかく次に会えるとき、いつでも行けます来て下さいって言えるよう、色んな事を頑張っておきます。
出雲さん、大好きです! 私こんなだけど、好きでいてくれてありがとうございます。私こんなだけど、可愛がってくれてありがとうございます。とても大きな幸せをたくさんくださってありがとうございます。いつかきっとそっちに行くので、私に飽きずに待っていてくれるととても嬉しいです。


そんな感じで追記はいちゃいちゃしたお話。
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