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僕らが行くその場所は


10月の24日と25日お会いする前に、実は月初めにバイトの方々と、「現・元○○(私がいた店舗)店飲み会」というものに参加してお会いしていました。その際、出雲さんもいらっしゃっておりまして、今月は二回お会いできました。ただ飲み会なので、デートでは勿論なく、そしてそんなにはお話し出来ませんでした。

今回のメインはかなり久々の駿河さんを始めとする上司達です。

「沢、俺酔った!」
「大丈夫ですか、お茶か水かもらいますか?」
「いや、ええわ、放っといてくれたらええ」

そりゃあもう飲ませまくる上司に付き合い、とにかく飲みまくっていた駿河さん。酔ってもおかしくないくらい飲まれてましたが、私にはそこまで目茶苦茶酔っているようには見えませんでした。

「なぁ、下品なこと聞いてもええか?」
「え、はい、何でしょう」
「出雲とはもうやった? えっち」
「いえ、まだです! 私、結婚するまでそういうことはしたくなくて……」
「そうなんか、キスは?」
「……何度か」
「あんな、酔っ払いの言うことやと思って聞いてくれな。俺、この間三人目のこども産まれたやろ。その時な、女性にはほんま失礼やと思うんやけど、奥さんに言ったんや、おろさへんか、って。これ(指で丸を作って、お金のこと)もないしな。そしたらせっかく授かった命やし産みたいって言って、今は産んでくれて良かったって思ってる。子供育てるって、ほんまに体力がいるんや。そんでな、沢お前いまいくつ?」
「23です」
「仮に今から子供作っても24で産むやろ、24の体力とな、30過ぎてからの体力ってやっぱり違うねんな。お金が大事なのもほんまその通りやと思うけど、出来てしまえば何とかなる。だからな、そういうこともちょっとは考えた方がええで」

……わからないでもない、んです。
実際、私と出雲さんは6つ違いますから、来年には出雲さんは30になります。近頃は晩婚とはいえ、30歳までに結婚して子供もいる男性は多いと思います。それを出雲さんが特に気にしていないとか、考えてもいないというなら構いませんが、どうやらそうでもないみたいですし。前にね、やっぱり気にするとおっしゃっていましたから。私が30なら出雲さんは36。そこから一からの子育てが出来ないとは思いませんが、駿河さんのおっしゃる通り、体力はいるでしょうね。
でも今は遠距離で、もし出雲さんの方に行くなら私も仕事を探し直さなければならないし、すぐには動けないし考えることもできません。

「沢、俺既婚者やけどな、結婚してなかったら絶対お前を嫁にしたかった」
「前に私のこと嫌いだって言ったの覚えてます?」
「覚えてへん。嫁にするならお前やとほんま思うわ。色々あるとは思うけど、自信もって頑張りや」

駿河さんはいつでも優しいなぁと。こうやってもう辞めたのに気遣っていただきまして、久々にお会いできて嬉しかったです。


因みに、出雲さんのことを「お兄ちゃん」と呼ぶように仕向けた元上司も二人来てまして。MさんとSさんとします。Mさんは店長で一番えらい人です。Mさんが駿河さんに飲ませまくりましたが、女子には優しかったりします。

「Mさん! お久しぶりです!」
「おー? 沢? 久しぶり、すごいお姉さんになったねぇ。誰か一瞬わかんなかった」
「いえ、そんなことは!」
「今どうしてるの?」
「あ、事務員をしております、法律職の」
「そっち系目指すの?」
「その予定はないですが、せっかくなので何か資格を取るつもりです」
「へぇ、すごいねぇ。いつまでうちにいたんだっけ?」
「今年3月の中頃までお世話になりました」
「そっかそっか、ありがとね」
「Mさん、沢は出雲と付き合ってます」(駿河さん)
「え、出雲? 遠距離じゃん」
「遠距離です」
「遠距離大変じゃない?」
「大変、です」
「そうだよねぇ、大変だよねぇ」


私はMさんと別卓でしたが、そこに別の上司達が座りました。Sさんと出雲さんは遅れて来ました。SさんがMさんの机につき、出雲さんはまた別の机につきましたが、Mさんから
「おい出雲!!」
とお呼びが掛かりました。
「あっ、ハイ!! お久しぶりですMさん!!」
「お前どういうことだ、挨拶もせんと」
「いえすみません! 本当にお久しぶりです!」
「いつの間にか沢と付き合っとるし、本当にどういうことだ」
「いえあの……」
途中から大きな声ではなくなったので聞こえなかったですが、随分からかわれていたようでした。出雲さん、元からからかわれたりする感じだったので。

「さっき沢にはお姉さんになったねって言ったけど、お前はオッサンになっとるな」

そんな風にもいわれてました。オッサン……私はそうは思わないですが、まぁ30手前ですからね。

「すっかり都会に出てシティボーイか? それよりS、お前めっちゃダサくなったな」

と色々お話をされていて、久しぶりの再会を楽しまれていたみたいでした。私も本当に色々な方に会えて嬉しかったですから、良かったです。
因みに一度出雲さんが私の正面に座った時、ふいに頭をぽんと叩いたのをSさんが見ていらして、
「おいー、いちゃついてんじゃないよー!」
と言われてしまいました。私からは何もしてないのに……!!

出雲さんは、それ以外の大体を他の方に借りたゲームをしながら過ごされてました。何しに来たのこの人……と少し思いつつ。
帰りは同じ方の車で送っていただきましたが、特に会話もせず。寝ないように頑張って、うとうとしてたらいつの間にかお別れでした。
この時のメインは他の皆さんとの飲み会ですからね、問題ないです。


次回更新はディズニーです。
無事、楽しんで参りました!
楽しすぎてですね、相当記事が長めになっています……。何回かに分けようかな。

話題:一緒にいられる時間を大切にしよう

無限の可能性、そう、iPhoneならね(39回目)

二日目!

前日、本屋さんで地元の観光スポットを見ていまして、ここに行こう、と決めていた一つ向こうの地下鉄の駅で降りました。
そこにちょっと変わった仏像があるのをお寺まで見に行って、あとはひたすら目的の駅まで歩きました。いい天気だったので、曇ってくれないかなぁとかお話ししながら。

この日はですね、とにっかく歩きました。
途中で気になった神社を見付けたので山を上りました。若い女性(女子高生〜女子大生くらい)が三人目の前を歩いていて、見るからにオシャレなカフェでお喋りしてそうな雰囲気だったのですが、行き先が同じで驚きました。

ちょうど地域の子ども会かなにかのお祭りだったみたいで、法被を着たこどもがたくさんいました。しし舞をする予定だったのでしょう、獅子も持って、笛も持って。とても賑わっていました。

一応、参拝しました。
帰り際、すぐ近くに縁結びのお社なのか、樹なのか、まぁとにかく縁結びを広告している看板がありまして、この先300mみたいな感じで。出雲さんがそれに気付かれて。私も知ってはいましたが、何やら補修中のようだったので特に行こうとは思わずにいました。

「あ、縁結びだそうですよ」
「そうですね、でも今は補修してるみたいです」
「僕たちには必要ないですよね」
「!!」

あああ、なんて嬉しいことをおっしゃるのでしょう! と一人でテンション上がっちゃって、思わず返事が出来ませんでした。はっとして、「はい、大丈夫です!!」と答えましたが、返事になってないなぁと今更思います。出雲さんがいきなりそんな嬉しいことを言って下さるからいけないんです! 人のせい。

山を下りて、目的の駅に着いてからは、周辺の観光地を地図で探しました。今度は大きなお寺があるようだったので、参道を歩きました。おいしそうな、素敵なカフェがたくさんあったので、帰りには寄りましょうねと約束して。

お寺は本当に大きくて、またお参り。ただですね出雲さん。お寺にお参りするときは手を叩いたりしません、それは神社だけです!!
言ってないですけどね……。私はこれ常識かなと思うんですが、そうでもないでしょうか? まぁ私だって神社に行ってもわざわざ二礼二拍一礼しませんし(出雲大社と宇佐八幡は四拍だった気もします)、そういうのやらないですが。大学が史学部だったのでより気になってしまうだけかも。でもこれは気になっちゃいました。神社は神様を呼ぶのに音を立てるけれど、お寺ではだめです!

そんなこんな思いつつも、お参りを終え、帰り道に行きに見かけたカフェに行きました!!
あ、ここバレンタインに高いチョコを百貨店で大きなブースを構えて売るところだ……!(笑) という有名なカフェに入りました。ケーキのショーケースが、キラキラして見えました!! どれもこれも本当においしそうで、私はベリーのプリン、出雲さんは黒ゴマミルクレープを頼みました。飲み物は、カフェオレとカフェラテ。何が違うのか気になって、頼んでもらっちゃいました。
正直、そこまで変わらないです(笑)エスプレッソかどうかの違いらしいですが……。私はフランス語かイタリア語(?)かの違いだと思ってましたよ。

すごくおいしかったです。
ただ私、相変わらず出雲さんの正面に座るというのが苦手でして。緊張します、だって緊張の位置関係ですものね。斜めとか、隣の方が居心地はいいらしいですよ。直視できなくて、ホントに。照れてしまって。
常に窓の外に目をやって、ふとした瞬間に出雲さんがこっち見てて、「あんまり見ないでください!」と両手を伸ばして視線を遮るいつもの私……。出雲さんは笑顔でいてくれますが、いやもう、緊張するんで……!!

カフェを出たあとは、ひたすら歩き続けました。地下鉄の沿線を。何時間くらいだろう、少なくともそこから2時間くらいは歩いていた気がします。カフェの前にももう1時間は歩いてます。
途中で塩辛いものが欲しくなった出雲さんがマックのポテトを買うのに並んだ以外は、休憩という休憩はなかったです。

ある程度進んだところで、公園への看板(車道の、青い大きな看板というか道路表示みたいな)を見付けて公園を目指したのですが、車用ですからね……遠かったです。
公園自体もかなり広くて、座れる場所を探しつつ歩き回りました。さすがにこの辺りは疲れていて、早く座りたいななんて思ってました。

池の側の日陰にベンチを見付け、そこに座りました。
鳥とか虫とか子供とか、色々なものを見てました。で、お互いに良く歩いたので少しマッサージし合ったり。
結構そこでゆっくりしたと思います。私としてはもう少しいたかったですが……。 
場所を移して、今度は公園内の広場に座りました。出雲さんが私にもたれ掛かって眠っていて、さっきのベンチだったら背もたれもあって楽だったのになぁと思ったりしながら、私はやっぱり色々な人を見ていました。オーストラリアの民族楽器を吹く人、三線の練習をする人、眠るカップル、楽しそうな家族達などなど。

出雲さんが起きてから、映画を観に行こうというお話しになり、観てきました。「風立ちぬ」、良かったです……!!
ネタバレになってしまうから言えないけど、大好きな人がもっと愛しくなりました。出雲さんと観たから余計にかな、とも思います。そして、キャッチコピーの通り、「生きねば」とも思いました。明日からも、日々を、時間を、大切にして生きていこうと。泣くのを堪えていましたが、やっぱり泣きました。ヒロインの奈穂子さん? 名前が少し曖昧ですが、可愛かった! 綺麗だった!! 素敵でした、本当に……とにかく良かったです。これで宮崎アニメも終わりなのか、と思ったら尚更です。
宮崎さんはこの映画で人々に何を伝えたかったんだろう。生きることの大切さ? 愛する人がいることへの幸せ? 生き方? 色々考えてしまいましたが、少なくとも私は、自分が嫌だと思っていた会社にも向き合おうと思えたし、出雲さんのことがもっと愛しくなりました。というかすごく大切にしたいと思ったし、してもらいたいとも思ったんです。良い映画でした。

で、個室の居酒屋さんに行って、映画の話とか色々しました。前日の、私が「黒三沢」であるという話に再度なりまして、何か忘れましたが私が言い負かしたというか、出雲さんを拗ねさせてしまいました。
「私勝ちました? 初めて!!」
「何かむかつくなー」
で、すみっこで小さくなるような姿勢を取られたので、「すみっこ出雲さんですか、可愛いです!!」と言ってしまって。出雲さん笑ってました。
「だめだ、耐えようと思ったのに笑っちゃった。来月は僕が勝ちますから」
と言われました。来月って、私が泊まりに行く時……私大丈夫でしょうか、下手に勝利を収めたばかりに(笑)

でも、このあととんでもないことが起きまして、出雲さんが私の顔、というか口許に手の甲を持ってきたんです。私がボーッとしてたのもあっていきなりだったので、口に手が当たったんです。出雲さんの指(手の甲側の)にキスしたような状況で。事故ですが、私としては顔をぶつけてしまった感覚だったので、すぐに謝ったのです。すると、ものすごく自然な流れでその指にキスしたんです。手の甲にキスするのって、(大抵相手にするとは思うんですが)なんか王子様っぽい!(笑)と思ったのと、間接キスって存外恥ずかしいものだとそこで気づきました。
「!」
「?」
本当に、本当にものすごく自然に、出雲さんとしては無意識にそれをされたんでしょうね。驚いた私にきょとんとした顔を向けていました。
私、それに照れてしまいまして。意識し過ぎなだけです。でも、された行為自体も、出雲さんは特別なことと思っていないことにここまで照れたのも、色んな意味で恥ずかしくなってしまって、顔が真っ赤になったのがわかりました。思わず両手で顔を覆って机に伏せてしまいました。
「三沢さん?」
「……〜っ!」
「えっ!?」
「……今の、ものすごくナチュラルに何してるんですか。すっっごい恥ずかしいです!」
「三沢さん顔熱いです!!」
「当たり前です恥ずかしいんですから!」
「す、すみません」
「うううう」
「……可愛いなあ」
「もう!」

本当に、近頃可愛いという言葉で全て済ませようとしていらっしゃる!

そんなこんなで、まあ色々ありながらもとても楽しく過ごすことが出来ました。
出雲さんがバスに乗るまで見送って、見えなくなったところで泣いていたのは内緒です。
今月ももうすぐお会いする予定でして、ディズニーシーへ行く予定です!! わぁい!

ただ数ヶ月前から行くので! と言っていたに関わらず、一日目に「来月どこいきます?」と聞かれた時はちょっとイラッとしちゃいました。だって言ったのに!! 私すごく楽しみにしてたのに!!
「ディズニーシー!! 行きたいって言ったじゃないですか!」
とめずらしく声を大きくしてしまいました。怒ったのばれないよう、
「私、平日の○日と●日お休みなんで!!」
と、ここでお休み取ることも数ヶ月前に伝えていましたがね! ちゃんとiPhoneに予定入れてもらったはずですし、お揃いで買った手帳にも、ちゃんと書いてくださいねとお伝えしたのですが……まぁいいです。

今から、とてもとても楽しみです!!
次も目一杯楽しんで、笑顔で「また一ヶ月後、楽しみにしてますね」とお別れします。

と、実はこの記事一週間半くらい前にかいてたのですが、ディズニーシーの日は台風27号が直撃だよ!!
24なんですけど、なんでよりによってこの日……。

と思ってましたが、どうやら天気は悪くても台風はギリギリ免れたようですね。

出雲さんの家で引きこもるとなると、どうせずっと寝てるんだろうなって……。

今は新幹線の中です!
もうすぐお会いできるので嬉しいです!

ちなみに、タイトルに意味はありません。

話題:今から会うよ

ここで待ってるよ(38回目)


ご無沙汰しております、月1更新くらいになってますが元気です。皆様はいかがでしょうか?
分割するのも切りどころがわからなかったので、今回も次回もちょっと長めの内容盛りだくさん?です!

はてさて、九月も出雲さんにお会いできました!!

一日目
11時頃出雲さんがこちらに着かれて、私の友人のプレゼント選びに付き合っていただきました。
結構色々なお店を巡りました。私が特に大好きなのはガラス製品。ずっと欲しいなぁと思っていたうすはりのグラスを発見して、出雲さんにオススメしちゃいました。
そうしたら、買っておきましょうか、三沢さんとお酒飲む用に。と。そこでお酒を飲む話になりました。実際にうすはりを買うかどうかわかりませんが、とりあえず来月行くときは私が好きな梅酒を持って行くことになりました。

お買い物ののち、毎度の事ながら特に何の予定も計画もない私たちは「どこか下りたことのない駅を適当に散策して公園を探す」ことにしました。先々月もやりました。
今回は7月とは別の駅にしたのですが、案外近かったみたいです。適当に公園を見付けて、座ってのんびりしながら遊ぶ子供達を眺めてました。
しばらくして公園を出て、歩いてご飯を食べる所を探しました。かなり歩いてやっと発見。和食屋さんで、私はざるそばを食べました。出雲さんはとろろ丼と天ぷらうどんのセットだったかな?

そこにもそれなりに居座って、再び歩きます。いつの間にか大きな神社の近くにいることがわかったので、そこまで向かいました。
神社に行く途中、大きな公園を発見。ふらふらしながら通り抜け、神社にやっと到着しました。
今年もあと三ヶ月程ですが、おみくじを引いたら私が吉、出雲さんはなんと大吉でした。うれしそうでした。

神社を散策して、さっき通り抜けてきた公園に戻りました。私、犬が苦手なのですが、公園には犬がたくさん……。広い公園ですから、散歩にはうってつけだと思います。

ちなみに出雲さんは犬大好きなので、「僕の目標はいつか三沢さんを犬好きにすることです」とのこと。勘弁してくれぇ……。
それはともかく、犬を連れて散歩している人と何度かすれ違ったんですよ。で、その度に私は自分の両手を組んで強く握りながら、「大丈夫です犬とか別に平気なんで、え、この手は別になんでもないですけど」という感じでした。が、犬は賢いですからね、すれ違ったうちの一匹が私に向かって吠えたんです。軽くでした。飼い主さんもちゃんと、「こらっ!」って叱ってはいました。
その瞬間本当に怖くて驚いて、どんな言葉か覚えていませんが、声を出しちゃったんですよ。多分「わっ」とかそんなものかと思います。

そうしたら出雲さんがさっと寄ってきて肩を抱いてくれて、手を繋いでくれました。ときめきました(笑)

公園を探索して、ベンチに座って、少しお話ししました。スケボーの練習をしているお兄さんと、ダンスの練習をしている四人組を眺めながら。

またしばらくゆっくりしてから、今度は近くのイオンモールを目指すことに。本当に、この日何時間歩いたんだろうなって思います。イオンの中も広いから相当歩きましたしね。ゲームセンターで、マリオのメダルゲームしました。二人とも勝手がわからなかったので、「??」という状態でしたけど。

そして晩御飯、海鮮メインの居酒屋さんに行きました。近頃ビールが美味しく飲めるようになってきたという出雲さん。私も飲めなくはないです、そんなに好きって訳でもないですが、会社って大体一杯目が生中なので、飲み慣れただけです。

私、多分割とお酒にはつよい方なのですが、ビールは酔うんですよ。酔うというか、ビールのアルコールは頭に来るのが早いです。あまりお腹に物を入れないうちに飲むから余計にでしょうね。すぐ醒めますけど、赤くなる訳でもないですけど、アルコール摂取したなってなります。

出雲さんはビールだとペースが早いらしくて、赤くなってました。

何の話だったか忘れましたが、私の友人の話になりまして。これが本当に美人なんですけど、私、自分の大学卒業の時に振袖姿を写真で送って欲しい、と言われて、彼女とのツーショットを送ったんです。
「あ、私の卒業式の時の写メの、隣にいた子ですよ」
「これですか?」
見せられたのがiPhoneの画面だった訳ですが、そこってメニュー画面で、つまり私が壁紙に設定されていたんです。それにはさすがに衝撃を受けました。
「やだちょっと! なんでそんなとこ私なんですか!!」
「いや、三沢さんがちゃんと写ってる唯一の写真なので」
嬉しいですけど、ね、画面って誰が覗いてもおかしくないですから、知り合いに見られても気恥ずかしいし、他人に見られて、え、出雲さんの彼女コレ? とか思われても嫌ですし、ちょっと複雑な心境でした。や、繰り返しますが気持ちは本当に嬉しいです。

出雲さんとの共通の話題といえばやはりバイトの話になってしまいます。
で、以前もどこかで記事には書いた気がしますが、私は時たま「黒三沢」と呼ばれていました。元々そんな純粋ないい子って訳でもないんですけど、なんでかバイト先では私はすごく純粋な子に思われていまして。私が素を出した時、「今日は黒三沢ですか」とTさんとかに聞かれていました。
出雲さんも私のこと未だに純粋だと思っている節があって、そういう部分が全くない訳ではありませんが、私も腹黒い事くらい考えますよというような話をしたんです。
嫌いな人だって少ないけどいるし、出雲さんが思ってるより純粋じゃないんですよ。怒ったりも勿論するし、怖いって言われることもあります。
、というようなニュアンスだったはずですが、なぜか出雲さんは笑ってました。

「なんでそこ笑うんですか」
「全然怖くないです、可愛い」
「ちょ……っ。いや、あの、そういう話じゃなくて」
「五才くらいの子が、僕こわいんだよ! っていったらどうします」
「……可愛い」
「そんな感じです」
「もう!」

人の話聞いてない! いや、聞いてるけど聞こうとしてない! まぁ、可愛がってもらえるうちが華ってことですかね。いいですけど、それは嬉しいですし。

「顔赤いですよ! 酔ってますか」
「大丈夫です。三沢さんも赤いですよ」
「恥ずかしいですからね、出雲さんがそんなこと言うから!」
「……可愛い」
「酔ってますね!! 帰れますかちゃんと」
「大丈夫です」

そんな風に色々なお話しをして、一日目はおしまいです。楽しかったです。


話題:会って来た^^

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