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わたしのこと(+50回目)

2月の前に。

うつ病になりました。
正式にうつ病という訳ではないですが(詳細は後述)、でもそんな感じです。なので、精神的に健康な方には、理解できない部分が多々あるのではないかと思います。

ここまで読んで、またこのあと読み進めて、ああこれは無理だな、と思われましたら閲覧を控えていただけますと幸いです。

今現在は治療を進めていることもあり、大分通常の状態に近く、それなりに普通に過ごせています。何なら、仕事でのことが原因なので労災申請でもしようかとも思うくらいには。(どうせ認められませんが)

ただ、今回記述しようとしている2月にお会いした時は私が本当に酷い状態でしたので、内容もそれなりのものになっています。ですので、そういう内容が不快に思われる場合、今回の記事は特に閲覧を控えていただけたらと思います。

現在は回復に向かっておりますので、おそらく今後はここまでの内容にはならないかと思われます。


さて、その原因のお話です。

1月末に出雲さんの前で泣いてしまう程、出雲さんに会う直前に仕事でかなりのストレスがありました。いわゆるパワハラ(モラハラも)です。それも経営者の。(その経営者は自己愛性パーソナリティ障害の疑いがあり、ネット等で調べるとほぼその特徴が合致します)まぁ、何なら昨年の夏から継続的に同じ人によるストレスは続いていたのですが、そういうのを引っくるめて、もう許せない! 無理!! という風になったのが1月下旬のことでした。

それでも出雲さんに会って、少し気持ちが落ち着いたと思いました。次に会うのを楽しみに、それまでまた頑張ろう。そう思った直後のことです。
1月末、自分の味覚障害が発覚しました。

和菓子をたべたときに味がせず、おかしいなと気付き砂糖を舐めたら味がしませんでした。おそらく、1月に出雲さんとお会いした時点ですでに発症していたと思いますが、どうやら甘味だけがわからないようで、すぐには気づけませんでした。とりあえず病院に行って血液検査を受けるも異常はありません。あと考えられる原因は、何らかの脳の障害か、もしくはストレスによるものではないかとのこと。ストレスに関しては思い当たる節があると伝えると、心療内科を進められました。

心療内科では、味覚障害の原因はパワハラによるストレスで、ほぼ間違いないだろうということを言われました。ただ、目に見えるものではないためその因果関係をはっきりと示せる訳ではありません。示せれば即座に労災申請出来たのに……。その日から、サインバルタといううつ病の治療薬を飲むことになりました。

出雲さんには、味覚障害のことも、うつ病のことも、どちらも黙っていました。2月終わりには出雲さんの大切な舞台があり、それの邪魔をしてはいけない。というのを言い訳に、逃げていました。どんな返事が来るのか、また自分の情けない姿を見て欲しくもなく、心配をかけるのも嫌で、言いたくなくて。人には大切な事は言ってくださいと言いながら、怖がって自分は言いませんでした。

うつ病に関しては、実際その病名で診断を受けた訳ではありません。おそらく、「私は病気なのですか、病名は何ですか」というような問いをすれば何かしら返答はあるのでしょうが、そこをはっきりさせないのは、これも怖いからです。
不眠とかはないです。食欲がないのと、気分が落ち込む事が多いのと。ですが、後者に関しては人前であれば普通に振る舞う事ができますから、まだ軽度であるということでしょう。病名がつかない、予備軍のようなものかもしれません。でも、病名がつく可能性もあるので聞きたくない。否定の言葉は欲しいけど、肯定の言葉はいらないのです。であれば、聞いていないだけであっても「実際にそう診断を受けた訳ではない」にとどめておきたいのです。

とはいえ、言わなくてはいけないことだとはわかっています。
出雲さんもいい年です。結婚を考えられる相手とお付き合いをした方がいいでしょう。となった時に、自分が、少なくとも今の自分の状態では、その相手としては相応しくないのは明らか。私はそう思って、振られる事もある程度覚悟しつつ、出雲さんにどのように伝えるか、を1月末から約三週間、ずっと考え続けておりました。


そうして、2月になりました。

話題:うつ病

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新年

今さらながら……。

皆様、あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
私の拙い日記を購読してくださっている方、ちょっと覗いてみてくださった方、私に関わってくださった全ての方に感謝しつつ、新年を迎えることが出来ました。
本年も、皆様が飽きるまでは、何卒よろしくお願いいたします。



昨年は、仕事の事でいろいろありながらも、出雲さんとの関係は割と落ち着いていたように思います。春先の旅行で、責任が取れない行為をしたくない事を告げ、何とかそれについては理解をしていただけたようです。まぁ、触ったりはありますけれどもね。

楽しい事、たくさんありました。
初めての旅行、は楽しいばかりではありませんでしたが、一緒にお祭りに行って花火を見たり、ディズニーに行ったり。のんびりお散歩をして過ごしたり、素敵なカフェでまったりしたり。
一昨年よりは怒ることが減りました。諦めか慣れかというところもありますが、笑顔でいよう、楽しく過ごそうを心掛けた一年でした。その結果、楽しく過ごせたんじゃないかな、と思います。少なくとも、私の出雲さんの想いは日増しに強くなっています。

大好きですし、もっともっと会いたいです。
出雲さんの好きなこと嫌いなことを教えて欲しいし、私のことも知って欲しい。
幸せな思い出を作りましょう。

こんな感じです。本人には、なかなか言えませんけどね。


皆様にとって、幸せ溢れる輝かしい年になりますように。





拍手レス
一月七日に名前の件でコメントを下さった方へ。

違う名前というのは「因幡さん」のことでよろしいでしょうか?  でしたらこの方は偽名ですので、大丈夫です。登場人物のページにもあります通り、私が数年前まで片想いをしておりました男性です。
ご心配おかけし申し訳ありません。
ご親切に、ありがとうございました^^

タイトルなし


話題:会いたい。

ご無沙汰しております。
お仕事すごく忙しくて、更新出来ずにおりました。25〜28回目のデートのお話しを書きたいです。
先月末と今月の頭、なんと二週連続でお会いできたんですよ。

ただ今月の頭は家庭内がめちゃくちゃだったせいで、出雲さんとのデートを思い切り楽しめなかったので非常に残念でした。
月末会うとき、大丈夫かな……。


母の機嫌に左右されます。
日頃からやることはちゃんとして、なんとか出雲さんにお会いしたいです。まだ怖くて月末に会う話をしていないのです。まずいです。怖いです。


うち、母親は放任だと思い込んでますが相当過保護なので、たまにそれがつらくなります。母の愛だと、母が存命だからこそ、私の事を心配してくれているのだということはわかっています。
でも、世の中の親のように、もっと放任だったらな、とも思うのです。

私はだれかに恥じるような付き合い方はしていません。
親を心配させなければならないような事はしていない。
母自身は家が嫌で出ていった人なのに、そういう面ではなかなかどうして、子どもの生き方を管理したいと思ってしまうようです。

結局、ああしなさいこうしなさいと言う人です。私はそれでも反抗しつつやりたいことはある程度の範囲内に限られますがやってきました。気の毒なのは弟です。自分でやりたいことがなかなか見付けられず、専門学校、就職まで親がここにしたらという場所になっています。


家は好きです。
が、そろそろ疲れてしまいました。
私決めました。
200万貯まったら家を出ます。



出雲さんとの将来はまだ見えませんが、どうなっていても、きっとそうする、と決めました。

出雲さんに会いたい。

君だけを(後編)

話題:好きなのに……難しい


前回の続きです!


あとはまぁ、あれです。流れで、今までで一番、というかどんどんエスカレートというか、いやらしいことをされました。好きな人相手にエスカレートというのもどうかと思いますが、でも付き合っていて好きだからえっちなことをする、というのはどうにも。私には考えられないことなので、先月ちゃんと、責任の取れないことはしたくないと本人に言いました。

でも、それでこれかと言うことを出雲さんはしたのです。しかも、ゴム無かったんですよね。入れなきゃ大丈夫だろう、みたいな感じだったので、静かに思い切り怒ってました。

出雲さんが諸々ティッシュとかゴミ袋とか準備してくれ、一応下着もつけつつ黙りこくる私に、まぁ当然怒っているのに気付かれたのでしょう。


「本当にすみません……三沢さんを傷付けるのわかってたのに」
「……私、責任の取れないことしたくありません」
「はい、三沢さんは間違ってないです。僕も責任とれない。そういうのは大事ですし、理解してくれる人と付き合うべきです」


と言われ、あ、これ別れ話なのか、と思いました。嫌われたくない、でもそういう行為もしたくない、というのはやはり私の我が儘でしかなかったのだろうなと。
何と言っても、結局そういうことがしたい、というのが一番だったんだろうなぁ。と寂しいながらに諦めて、そうですねと返事をしようとしたところ、


「……それが僕だといいなって思ってます」
「今、別れましょうって言われるのかと思いました」
「なんでですか!」
「理解してくれる彼氏を新しく探して、ていうニュアンスに聞こえたので」


そういうふうに聞こえますよね? あれ、聞こえません?

「……私我が儘で、やだやだばかりで申し訳ないです。他の、大多数の人はしちゃうものなのかもしれないですけど。……普通じゃなくてすみません」


三沢さんて、変わってますね。今時の子じゃないっていうか、うん、今時の子とは違いますね。
日中そんな話をしていました。その時は、そうでもないです、その辺にありふれてる系女子なんで、等と冗談を言っていましたので、その流れです。


「出雲さんも、言いたいことあったら言っていいんですよ。気に入らないとか、いつも何も言わないから。私ばかり勝手に怒って、でも何も言わなくて、なんでそんな優しいんですか」


何も言わない、それが本当の優しさなのか、とかいう論議は置いておいて下さい。


「……じゃあ、その優しさが僕の取り柄だと思って下さい」
「知ってますよ、出雲さんが優しいのは。傘とか私のいる方の手では持たないし、歩調合わせて歩いてくれるし、私がいるかいつも気にしてくれて。優しいのは知ってます、もう」


優しいのは、知ってるんです。
今までずっと我慢して手を出さないで下さったことも。結局そういうのが申し訳なくなり、少しずつ出雲さんに妥協して、ここまでならいいやと勝手な線引きをして来た結果です。だけど最終的に、やはり妥協出来ないとなって、期待させた上怒ってしまったのですから、悪いことをしました。


「だから申し訳ないと思うんです、まだまだ子供な私が。けど、妥協も出来ません。自分が嫌です。頭固くて、融通がきかなくて。結局怖いんです、よくないことをして見放されるのが。周りが気になって仕方ない」




ちょっと頭冷やすんで、放っておいて下さい。
と言ったら本当に放置されて出雲さんが掛け布団一人で使っちゃうっていう事になりました。
お風呂入って、唯一あった薄い毛布にくるまって寝ました。

実は週末出雲さんのおうちにお泊りに行きますが、どうなることでしょうか。


ただ、そういう行為をもしもするなら、初めては出雲さんがいいんです。
というのは実は出雲さんには伝えていまして、メールしたんです。

初めては出雲さんがいいです、出来ることなら末永くお願いしたいです、というようなことを。

そうしたら返信があって、僕も三沢さんを大事にしたいです、こちらこそ末永くお願いします。

みたいな。
これ、期待したいなあと思いつつ、週末を楽しみにしたいと思います。

夢物語(前編)


話題:幸せを、ありがとう。


一日目夜のお話。
今回のメインになります。
長くなるので前編と後編にわけて、いやらしい話は省きます。
というわけでまず前編。


ツインルームだったのでそれぞれにベッドに入りました。が、出雲さんがこっちに来て下さい、というのでマットを押してくっつけてダブル状態になりました。

そこで手をつなぎながら、


「三沢さん、僕と付き合って幸せですか」


私が個人的に思う、一番困る質問です。
聞いてみたいけれど聞くのが怖い。幸せですと返って来ない筈がない前提ですよね、違うなら即破局ですよ。聞く意味のあまりない質問な気がしています。
ラブラブな二人なら、いくらでもいちゃつけそうな質問でしょうけども。

それはともかく。


「何を言うんですか、突然」
「本当なら、定職について、結婚とか、三沢さんを幸せにしてあげたいのに」


自分の夢のため正社員を辞めバイトになり、遠くに引っ越して今を過ごしている出雲さん。三十も目前、けれど結局未だ芽吹かず、という状態ですから、世間的にはダメンズと呼ばれる部類でしょう。

色々と、思うことはあります。
今の状態で、出雲さんとの結婚はありえません。だけどそれは、結婚を前提にした時のお話です。
無論向こうはいい年だし、周りは結婚して子供がいて、家庭を守っているのに自分はそうじゃない、というのを気にしてもおかしくないです。
私は、確かに結婚を考えてもいい年です。けれど新しい仕事も始まったばかり、そしてそんなに結婚を急ぐ年でもない。子供は、見てるのは好きだけど接するのは苦手。
自分に収入もなければ、向こうにもないのだから結婚後の生活があまりに大変になるのは必至。

だけど、だからこそ、資格をちゃんと取って、お金を貯めて、一緒に生活出来るようになろうと考えているのです。

いつも寝てばかりで同じ時間を共有出来ないので、私は寂しく泣くことも多いです。でもそもそもそうやって出雲さんと同じ時間を過ごしたいと思うのは、やっぱり好きだからです。

人によるでしょうけど、男の人は女の子程に人の気持ちとかを読むのに長けていないと思います。気付いてほしい、はただの我が儘。ちゃんと言葉にしないと伝わらない。そういう寂しいのを、黙って泣いて飲み込んだ私がいけないのです。

出雲さんは優しいです。傘や荷物を、私がいる方の手では持ちません。私が手を繋いで歩くのが恥ずかしいと言えばそれもしませんし、嫌だということは基本的にしないでくれます。歩く歩調や歩幅を合わせてくれます。私が近くにいるか、視界から外れると気にもしてくれます。
ちゃんと優しい人なんです。たまに、私と気持ちがずれるだけ。それは当然のことです、だって他人だもの。その他人に、気持ちを向けて優しくしてくれる。誰にでも優しい人だけど、それでも私にちょっとした特別をくれる。
それが優しい心遣いであったり、笑顔であったり、大切にしたいと半年は手を出さないでくれたことであったり。
私はそんな出雲さんといて安心するし、そばにいて欲しいのです。

結婚とか、将来の事も、本当は考え始めないといけないのでしょう。だけどそれよりも、今は今で出雲さんと離れるのはどうしても嫌なのです。


「……幸せですよ、結婚なんて私がまだ考えてません。定職について、って、その定職を辞めてまで今頑張ってるんでしょう? まだ始めたばかりじゃないですか、私は応援してるんだからこんな早く諦めたようなこと言わないで下さい」
「……はい」
「好きですよ、すごく。じゃなきゃ一緒に旅行になんて来てません」
「……大好きだっ!!」
「わっ」


ぎゅーって抱きしめてもらって、とても幸せでした。
思えば、ちゃんと言葉で気持ちを伝えたのは久しぶりでしたから、よい事だったのだと思います。

色々、うまくいかなくて悩んでいるんでしょう。そして周りが結婚して子供が出来ていくのもまた不安なんでしょう。

「もし簡単に諦められるなら最初から遠距離なんてしなきゃいいじゃん。私が堪えた寂しさを無駄にしないで!」


というのが本音。言わないですけど。
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