2015-12-8 11:34
そう何年も昔のことではないけれど
周囲はとある人間を鬼店長と呼び嫌った。
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冒頭から余談ではあるが
私にとって鬼とはある意味で力と恐れと、更に神秘と憧れの象徴でもあるから
(強い念を抱いた女性→般若
などが特に関する)
厳しく恐ろしく、立派である鬼店長ならまだしも
下賎な者に使うのは少し違和感がある。
勿論皆が
穢れや災厄と同じ意味で鬼と使っていた事は解る。
自分の中で混合するのが嫌だったに過ぎない。
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怨んでは、まぁ、
いるのかもしれない。
けれど自分の大事なものに手を出された訳ではないから
結構どうでも良くて
こうしてふと思い出しては
あれは酷かったなぁと思い返す。
死んで欲しいとか怪我をして欲しいとか、自分の精神力を使う程には全く思わない。
ただ強いていうなら
是非とも物凄く、物凄く
物凄ーーーく、くだらない不運で嘆いて欲しい。
そう例えば
店の看板に貼きかけられたガムや痰を気付かずに思いっきり握ってしまうとか
躓いた拍子にズボンずり落ちてパンツ人に見られるとか。
看板にガムのクダリとかを、店の向かいの喫茶店の二階から
読書序でに眺め下ろせたなら
きっとそれは蜜の味がするのだろうけどね
。。。
時は金なり。
忘れて自分の事に投資しろということ。