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2014観劇まとめ6

6月 花組バウ ノクターン 3回(千秋楽)

ポスターとあらすじを見て絶対見に行こう!って決めてた作品。
私は暗ーくて痛ーい作品ダイスキなのよ。
そして黒天使から続くかれーちゃんブームで割と気合いれてチケとってました。





結論からして…



原田君とワタシは全く趣味が合いませんね!ってこと(-_-)

あらすじとポスターでであれだけ倒錯的でお耽美な雰囲気出しといて

舞台見たらまさかの安っぽいドロドロ昼ドラに仕上がってて
私は劇場で呆然としましたよ…

台詞がいちいち安い!
特にあきらパパの台詞ね…

もうねえ、あきらがただの好色オヤジにしか思えなくて辛かった…
これは完全に脚本のせいですよ!

あきらときらりちゃんの関係にもっと
精神的な繋がりというか
一種の愛憎を感じられれば納得出来たのかなと思うんですが
ただの肉欲の為にきらりちゃんに手を出すあきらパパがクズにしか見えなくて…
普通にジナイーダとピョートルが一時的にでも惹かれ合う展開入れるべきじゃないでしょうか…?

しかも浮気がばれて別荘から出てくって…まじ小物じゃねーか_(:3 」∠)_

つか原作と全く別物じゃねーか!!!!
私は痛々しく壮絶な愛憎を描く舞台を期待してたんですが…

なんか最後も

色々あったけど僕は初恋を忘れないよ…(森の木漏れ日ふわふわ〜)

みたいな美談になってて私はドン引き。
ジナイーダ普通にトラウマだと思うけど…。


原田君のシーンの美しさは認める所で(春雷とか)
森の中でワルツを踊る中、二人が心の距離を縮めていく場面なんかはとっても宝塚的で素敵だし。
娘役陣の白を基調としたドレスチョイスとかセット等の画面の美しさは好き。
でもね原田君の描くお話と人間にに私は共感できないのだよ。
表面的に美しくても、ストーリーにストレス溜まって辛かったっす…。



いやはやキャストは非常に頑張ってましたよ!!!!!

まずカレー君

本当ね、カレー君の舞台姿を見るたびに
宝塚に入って下さってありがとうございます(土下座)って心で唱える位
カレー君のビジュアルに心酔しております。


原田君のホンに落胆はしたものの、
原田君が描くウラジミールはカレー君にピタリとはまっていた。

ウラジミールは若くて眩いばかりの煌きを放つ美青年。
初恋を通して少年から青年へと成長を遂げるウラジミールの姿が
今のカレー君に重なって魅力的に映りました。
なんてゆーかかわいいんだよなあ(笑)
まだ幼くて、だからこそ純真で真っ直ぐで
そんな所にジナイーダは惹かれていくのが伝わる。

芝居も歌も荒削りだけど、カレー君は本当に舞台度胸抜群で面白い。

つかダンスシーンになったらもーほんと言うことなしに恰好いいんだよカレー君。
芝居よりも歌よりも踊りが一番雄弁なの。
最初にきらりちゃんと踊った挑戦的で緊張感のあるデュエットや
打って変わって恋に駆け上ってちく森のワルツ
対局的な雰囲気をきっちり演じ分けてて大好きなシーンでした。
あのビジュアルで身体能力の高さ丸出しなダンスにときめかないわけが無い!(笑)
これで持ち味も陰寄りなら完全に私はファンになっている。
(ビジュアルはダーク系がハマる人だけど持ち味は陽性だと思ってます。)


ヒロインジナイーダ役のきらりちゃん
とにかく可愛い可愛い可愛い!!!!!!
白いドレス姿が華やかなこと。
ぱっと見からしてファムファタールというより愛らしい雰囲気が漂っていました。
カレー君とならんでも引けを取らない華と美しさはさすがきらり姐さん!

男を誑かす悪女を想像していたので
奔放な振りをしているだけで普通にいじらしく可愛い女性で拍子抜けだったけれども
きらりちゃんは娘役力を発揮して演じてました。
年上の女性なのに可憐さもあって小悪魔的な魅力。


カレー君のパパ、ピョートル役のあきらは
これまで散々クズな役とか書いてきましたが
ラブシーンにはもちろんトキメキましたよ…
台詞には冷めつつもあきらの色気には当てられた(笑)


てかやたらと普通の場面でも色気ムンムンなパパなんだよなあ(笑)
浮気を繰り返してるのが有り有りと伝わってくる現役感(笑)
あきら流石です。

てかね、脚本的にピョートルからジナイーダへの思いが納得いかなさすぎて
ピョートル×ウラジミールを邪推してしまうわけですよ(笑)腐女子としては(笑)
ウラジミールやたらパパっ子だし、ピョートルも満更でもなさそうだし…




ま、様するに私は恋愛物として全く受け入れられなかったのです!(笑)
最後まで脚本の否定を主張し続けて終わる(笑)











2014観劇まとめ5

はははは。。。
去年をさささっと振り返ろうと思っていたのにもはや2015年4月ですよwwwww




ワロエナイ。


とりあえず今日で振り返り完結させる。マジで。
以下続きっす…





花詩集はSS当たったのに仕事で行けず…
泣く泣くお嫁に出しました…グスン。


5月〜6月 宙組大劇場 ベルサイユのばら 5回(千秋楽)

ついにきてしまったちーさま退団公演。
中日公演千秋楽から何となく予感していたものの、
いざ現実になると酷く気落ちしたのでした。
しかもよりによってベルばらで退団orzそしてムラでさえチケ難orzもーヤダ(:_;)

いざ公演が始まるとほんっとーにちーさまオペラロックオンな状態で
全体の感想なんてほんと何にも書けないです(笑)
ただただひたすらにちーさまが美しく、気品にあふれ輝いていた
事だけが私の中に強く残っています。
最後の最後にベルナールが回ってきてよかったなあ。
熱く市民を先導する姿、オスカルへ向ける尊敬と友愛
そしてロザリーに向ける優しいまなざし
いろんな表情を見ることができて幸せでしたわ…

何より私が好きだったのはフィナーレで踊るちーさま。
青い衣装でれーれとタンゴを踊るちーさまの色っぽいこと。
憂いを帯びた表情に時折れーれに向ける控え目ながら愛に満ちた微笑。
ちーさまの集大成を見たというか、私の見たい蓮水ゆうやがそこにいた。
要するに芸風がシリアスに落ち着いた蓮水ゆうやさんですね(笑)
ほんとこの公演中ずーっと芸風がシリアスに寄ってて、今更ながら
惚れ直してしまって観劇するたびに非常にうれしいのと同時に
なんで退団するんだよ!って悲しみがこみ上げてつらかったです(笑)

そしてまたまたちー茶にも参加しました!
ここまできたらまじでファンクラブ入ってなかったのか謎である。
一緒に参加した会員さんのおかげで結構な前方テーブルだったので
肉眼でちーさまの美貌と絶妙トークを味わう…うーん幸せ。
さすがに大ちゃんかちゃからの手紙にはジーンときてしまったけど
相変わらずの切れ味抜群トーク炸裂で
サヨナラの雰囲気を感じさせないとっても楽しいお茶会でした。


東京公演は仕事の繁忙期と重なって観劇無理そうだったので
東京SSと引き換えに大劇場でちーさまをお見送りしてきました。
ちーさまらしく湿っぽくないお言葉にからっとした笑顔。
ほんと人間としてこの方は素敵なんだよなあ。
私がちーさまを意識して観劇できたのはたった2年間。
ほんとぬるくまったりとですが好きでいれてよかった。
蓮水ゆうやという男役に出会えてよかった。
ちーさまにトキメイタ日々はしあわせでした。ありがとう。


2014観劇まとめ4

中日シトラス

風共そして次はベルばらが控えていたので、

ほんっとーにショーを待ちわびてました!!!!!!!!

シトラスの風は今のフジイセンセとかのショーに比べると

非常にゆったりしているというか、若干の古めかしさを感じる()

でもでもそんなの関係ないくらいショーを欲していた私は歓喜に打ち震えましたよ!

そして…ち、ちーさまが凄いセンター寄りにいる()()()

てるちーかいの並びすごく新鮮で、ちーかいも凄いところまできてしまったなあと思いを馳せました()

だって数年前は地方公演でさえ大して活躍の場が無かったのに、この二年ほどの活躍はホントびっくりだし喜ばしい限り。

ただ、ちーかいはド路線として育ってきたわけじゃないのでいかんせんセンター力が弱い()

押し出しというか、パワーが足りない部分は否めないかなあと思いました。

明日エナが場面として素晴らしいのは周知の事実なので、他の場面で印象的だったところ。

 

一番好きだったのはそよ風と私。あのトンデモ水玉衣装のシーン()

宝塚って時々信じられない悪趣味衣装を生み出すよね(VIVA!とか熱赤海とかFEとか)

ちーさまはこれまた悪趣味なオレンジと紫の水玉衣装をバッチリ着こなしておいでです。

ジェンヌってすげーわ()

ここでのツボは登場時に歌いながら悩ましげな流し眼を客背に振りまいちゃうところ!!!!!!

ロイ様で落ちた私はこういうツンっとしたちーさま大大大大好物なんですよ!!!!!!!

これまたターバンも似合っちゃってちょうちょう色っぽい。

いれかわってオラオラ、ソイヤソイヤで登場するかいちゃんのアツさがこれまた良いの()

この対比がちーかいの素晴らしさよ

あ、ここの客席降り4回中2回そらくん目の前でした()

なんかまぁさまブリドリのせいでそら()だったけど

舞台上ではしっかり男前で客席降りでもハイタッチしてキャってなっちゃいましたよ()

 

そして千秋楽。

カテコの最後に明日エナの大合唱があって本当に本当に幸せで堪らなかったよ〜。

けれども、かなめさん挨拶時にちーさんはぐっと唇をつぐんで涙を堪えるように

客席を見回していて、これはまさか…(察し)

ってなったけども当時は理由をテキトーに押し並べて気付かないふりをしていたのでした。



3月 雪組全ツ梅芸 ベルサイユのばら 1回

大劇版でちぎたさんのオスカル様が好きすぎたため、思わず観劇。

ワタシチギちゃんのオスカル様が1番好き。理想のオスカル様。

凛々しくて清廉で、美しい。硬質な魅力がある。


つづく

2014観劇まとめ3

2月 宙組中日 ロバートキャパ 魂の記憶 シトラスの風U 4回

翼ある人びとモードを引きずったまま中日遠征()

ヅカ友や大学時の友達と会えたのも相まって名古屋楽しかった〜(^◇^)

公演はというと、キャパは1回でおなかいっぱいかな()原田君と相性悪い()

ピカソ様カッコいいんだけど金髪にテンションが上がらないワタシ()

でもでも、ゲルニカは素晴らかった!!!

常々、オフでのトークの出来るお姉さまっぷりとは裏腹に、

舞台上では不器用だなあと思っていたちーさまですが

ゲルニカではせり上がりから舞台の真中で真実を訴えるところ

悲しみと怒りに満ちた真に迫った演技で、劇場に熱を放っていました。

タラちゃんマリーテレーズに向ける優しいまなざしと甘い声が好きでした。

ほんとタラちゃんはコミカルな演技上手だな〜。軽快でかわいすぎる。

他に印象に残ったのはりくくんガルシア。

りくくんは決して芝居巧者とは思いませんが、持ち味の朗らかさ大らかな魅力がガルシアにはまってたなと。

たぶん少数派だと思うけど、かなめさんは黒髪のほうが好き()

アンドレの黒髪ニットジャケット姿はとてもツボでした。


ショーに続く
 

2014観劇まとめ2

2月 宙組DC 翼ある人びと 2回

前楽と千秋楽観劇。

もともと前楽のみの観劇予定が、急きょ千秋楽もダブルで観劇()

ほんとーに美しくて、哀しくて、でも不思議と晴れやかで。

近年宝塚でここまで心震える作品に出会っていなかったので大興奮。

前楽に財布を忘れて10分遅れで入ったためプロローグを見逃して悔しかったのもありますが、

気づいたらサバキをゲットしそそくさと再度劇場に入っていました()

作品の素晴らしさもさることながら、まぁさまが素敵!!!!かっこいい!!!!!!

宙組にきてからまぁ様の株がほんとうなぎ上りなのですが、

間違い無くこのヨハネスがまぁさま史上ベストアクトだと思います。

不器用で真っすぐな少年、それゆえに傷ついて、傷つけて。

音楽と向き合い、クララへの愛を自覚し、少年から青年へ成長していくのだけど

まぁさまの少年ぽい魅力と相まって非常に魅力的に映りました(^◇^)

ぶっきらぼうで不器用なヨハネスがシューマン夫妻に向ける心からの優しい表情が可愛いこと!!!

そしてクララへの思慕を日に日に募らせ、徐々に崩壊していく3人の関係。

いま思い出しても切ない。

ロベルトの死の間際ヨハネスに空を目指して飛ぶんだと語りかける所

眼に一杯涙をためて空を見上げるヨハネスの決意が胸に刺さって苦しい。

そして「憎しみより愛が勝った」というロベルトの温かさ…

きたさんならではのぬくもりと懐の大きさが秀逸なロベルトでした。

その後の魂の咆哮のようなベートーヴェン賛歌も素晴らしかった…

 

まぁさまは勿論のこと、この作品は出演者へのあて書きが完璧でした。

きたさんやうららちゃんもドンピシャでしたが、あっきーやれーれ、愛ちゃんまでもが芸風ぴったり。

私初めて愛ちゃんの事かっこいいって思ったよ…()

れーれが下手したら嫌味な女の子になりがちなルイーゼを見事にいじらしく演じていて、しみじみうまくなったなあと…

 

上演前はドロドロした宝塚お得意の不倫ストーリーだと思っていましたが、

恋愛を超えたところで結ばれた絆が描かれているから胸を打つんでしょうね。

観劇後数日は登場人物たちの心の内に思いを馳せ、無意識のうちに歌を口ずさみ

余韻に浸って抜け出せない状態でした()翼ある人々ロス()

演出、脚本すべてにおいて素晴らしく、上田久美子先生のファンにもなった舞台でした。


つづく