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湖底で眠れ

双曲線上のカルテ観てまいりました。
もともとは一回のみの予定が母親のリクエストにより結局二回も観劇。
母はすっかりチギちゃんにハマってしまった様子です。

私はと言うと、手放しでこの公演を褒める母の横でいかんせん脚本に納得がいかなかった…。
無論、チギタさんは相変わらず素敵で、チギちゃん本人の魅力のみでこの舞台をリピートしたわけです。
作品で言えば昨年の「ニジンスキー」の方が何十倍も好み。
宝塚で現代の医療物ってやっぱり難しいなあ、と私は感じました。
死生観だったり扱っているテーマがとても重たいのは別にかまわないんだけど
死を前にして本能的になるだとか、それに沿ったストーリーの妙に生々しい表現にちょっぴりひいてしまったり。
後は視覚的に娘役さんがほとんどナース姿なのは娘役スキーの私にはツライ><
なんとゆうか、これをわざわざ宝塚でやる必要ある?って言うのが私の感想です。
近年では黎明なんかは良かったし、殉情は好きだったけど、正直この作品は苦手な部類でした。
石田センセの事は特別嫌いでも好きでもないけど、破綻のない話(双曲線上は破綻)は作れても宝塚ファンのツボを抑えないというか、「萌え」を捉えるのが極端に下手な気がする。


まあずいぶんと作品批判をしてしまったんですがw
出演者一同は熱く舞台で役を全うしていて素晴らしかったです。
次の記事に個々の語りを書こうとおもいます。

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