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日毎、夜毎、繰り返される

ワルツ、ガボット、メヌエット〜

このフレーズを口ずさむ回数半端ないです(笑)

花組公演、愛と革命の詩 Mr'swing 先日20日見納めて来ました。

ショーの役替り全制覇出来たらいいな〜
くらいの軽い気持ちだったのに結局5回も見てしまったよ…
7月末からこっち週1絶対にムラに行ってるよ…
花組は勿論の事ちゃっかり春雷まで見ちゃったよ…
8月はムラの地を踏むことは無いとかどの口が言ってたんだよ…
おかげさまで、風共貯金一行に貯まらず☆〜(ゝ。∂)


1回目は立ち見して、二回目は6列サブセン、三回目は初塚の友人と17列センター、四回目は9列サイド、ラストはB席で。
結構バランス良く色んな角度から見れたかなー
折角だから最後の方にSSで見たかったけど(笑)



愛革は景子先生お得意の世界観とゆーか…
美しくて崇高だけど、薄い。
巷でいろんな作品を彷彿とさせるって言われてるのも分かる。
巷で愛と死に似てると話題の白と黒の天使ちゃん。
すっごく可愛いし宝塚見たわ〜って気持ちになるんだけど
彼らって物語上いなくても問題無いよね!?(笑)
ていうか、このお話し蘭寿さんが求めてた大恋愛物!!!!!!!
とはかけ離れてますよね…?(笑)
主人公のアンドレアはとーっても受身だし、何事にも耐え忍び受け止めるタイプの人間。
クライマックスもマッダレーナが自ら死を持って結ばれる道を選ぶし。
とむさんが求めてるのは、相手の心を奪うような、自らが求める側の人間を演じる恋愛物じゃないのかな〜。
アンドレアの詩人としての崇高な魂は蘭寿さんのストイックさが重なって、キャラクターとして成り立ってはいるけど私は本来の蘭寿さんの魅力とは違うと思う。
もっと人間臭くて、熱い体温を感じさせる蘭寿とむが観たいよお…
例えばドンホセとかさー。

あと景子先生に注文をつけるなら、せめてアンドレアが詩人として革命の中の民衆たちを詩によって動かすシーンとか作って欲しい。
もしくは、裁判中とかでも詩によって訴えかけるとかできるんじゃ無いのかな?
じゃないとアンドレアの詩は、芸術は、どれ程の力を持っているのか全く分からないし、最後に芸術は至高!って歌われても説得力なしおですよ〜。
とにもかくにもアンドレアという人となりが崇高で清廉であまりにも正しすぎて、なかなか共感し難いです…。

逆にみりおジェラールには苦悩に満ち溢れていて魅力的に映った。
正しくありたい、自分の信念を貫きたいと思っているのに、苦悩しつつも黒に染まっていくみりおくんが美しい…
美しい人って本当に苦悩の表情が映えるのね〜。
ジェラールの行動が物語を動かしていくし、美味しい役ですね。
終盤の私は貴方の様にはなれないとアンドレアに対する劣等感と羨望が入り混じるところが切ない。
みりおくんはフェアリータイプだとか言われてるけど芸風自体は結構骨太だと思う。
あと、声が好き。高すぎず低すぎず、深みのある声で甘さもあって耳に残る。





そして、私がこの愛革で追い続けたのは…


黒天使ちゃん



おい、最初にいらねーって批判しといて何様やねん!!
って感じですねえ(笑)

でもね、宝塚において美しさとは他の何物より価値のあることなんだなと実感させられるのですよ。
柚香光ちゃんを見てると。

フォーエバーガーシュインの時にはまあ綺麗だし思った以上に出来る子じゃん!
(美形男役=下手の方式が私の中に存在する笑)
って感想でそれ以上でもそれ以下でも無かったんですが…

黒天使ちゃんは目が離せなくなる、目が奪われる程の美貌と色気で驚いた。

顔貌は勿論の事、黒い衣装からスッと伸びた白い首筋が色っぽくてなあー。
男役としてではないんだけど惹かれました。

そして表情がなあーたまらんのよー。
無邪気な笑顔が幼さ故の残虐性を感じさせるの。
みりおくんに縋りついて悪の道へと誘いこんでるところは蠱惑的で…
思わず写真買っちゃった☆〜(ゝ。∂)
いや、ほんと中世の暗黒芸術みたいな写真で最高の一枚っす。ありがとう劇団。

男役をしてる柚香光ちゃんにズキュン!と来たわけではないですが
この公演を通して柚香光ちゃんが気になる存在になったのは間違いなし。




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