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不幸慣れ



1ヶ月で60錠入りの痛み止めが3箱目に突入するくらいには、まだ腕が痛い。
市販の限界かしら。
引っ越し先のこちらでも整形外科を探しますかね。
家事の最中、本当は辛いけれど、そうも言っていられないのだ。


同棲生活は、楽しい。
前の2つの記事は散々な物言いだけれど逆に言えばそれ以外は楽しく過ごしている。
絵に描いた様な幸せ。
胃痛がするのは、痛み止めの飲みすぎもあるやもだけど
結局は不幸慣れした頭のせい。
私にこんな普通の幸せが訪れるはずがないのだと常に頭の中で響いてる。終わりを見ている。
女友達が多い彼だもの。
浮気はいずれあるんじゃないかしら。
一生この先私だけなんて可哀想だから理解はできるけれど
私の尊厳のために許せないだろうし許しちゃいけんだろうなあ。


とはいえ、しがみついているのは事実でも表には出さないので日常は波風もなくただ静か。凪。

不安なんて、つついたって仕方ない。
だって絵に描いた様な幸せの渦中で、登場人物は妄想で泣き喚いたりしないでしょう。
今はただ気取りたいのです。

これで最悪の想定が頭に浮かんでも感情は自分すら裏切ることがあると知ってても、
ただ普通の幸せなモブでいたいのです。

呼吸があって、思考が止まるとは何



短絡的な思考の人は嫌いと言われた。

私が初めて聴く音楽のさわりを聴いて、意外な方向性だったので「思っていた感じと違う」と言ったことが悪かったらしい。
個人としては批判の意図はなく、そのジャンルを根本的に勘違いしていたので
ストリングスも入るのかと、驚いて何気なく口にしただけだった。
日常会話の瑣末な事柄で感性の違いを思って、意見を交わすのならいい。
私の言葉の真意を確認もせず、暗に「短絡的な人間」と私を呼び、あまつさえ嫌いと表現する。
それこそが短絡的ではないか。
とても尊敬がある相手には出ない言葉。

言葉の制限。
あなたが気に触る可能性のあるもの、全ての表現を避ければいいのか。
あなたは何かテレビを観ても雑誌を見ても平気で好きだの嫌いだの、面白いだのつまらないだの言うのに。
私はささやかな感情を口にするのも許されないのか。
そんな相手と共に住めるか。
実行すれば私は私じゃなくなるだろ。
しっかり淡々と怒りを伝えた。

よかった。
怒りの方が、愛情より勝ることを理解した。

近頃はどこかで愛情の乞食になっているような惨めさを燻らせていたけれど、明確に言える。
私のこの怒りに向き合って真摯に謝れない人間なんて、いらない。

舐めてんじゃねえぞ。
普段穏和なのは相手を理解して許容しようという努力で成り立っているだけだ。
お前はその努力をしてるのか。
謝られて、関係性を続ける意味では許したけれど、お前の今回の言い草を一生忘れないからな。
一緒にいる居心地さに慣れて配慮にかけたらしいが、私はずっと配慮だらけやぞ。


短絡的で何も考えてない。
いいですね、そうあれたら。

愛の枯渇


同棲を始めて、多分うまくいっている方なのだろう。
大きな喧嘩もなく、笑って一緒に過ごして。

ただ、こんなにも食事のことは消耗するものなのか。
私の料理をおいしいおいしいと絶賛してくれる姉が側にいたもんで、私は料理が不得手という自覚はなかったのだけど。
まったく料理できない、しない人だから料理の大変さをわからないのかもしれないけど
仕事を終えて一息もつかず、急いでご飯用意するって大変なのよ。
しかもきちんとバランスも考えているのだけど。
日々の料理の写真を何人かに見せたらすごいすごいと褒めてくださった。
そうなのよ、きちんとしたものを作ってるのよ。
無反応ってきついねえ。
おいしい?と確認されるのも嫌みたいだし、
(料理苦手で嫌いなのに)作ってくれてありがとう。みたいな感謝の仕方だし、
ちょっと量が多いときも、明日にもまわすために多めに作った副菜だからむしろ食べきってほしくないくらいなのに
出されたものはきちんと食べると決めてるから、とか言って辛そうに食べられるとそのほうがしんどい。
何の気の使い方だよ、ってなる。


愛情表現も、明らかに私からばかりになったなー。
仕方ないなあって受け止めるスタンス。
蔑ろにされないし、大事にされている実感はあるけど住む前みたいな熱烈な愛情をもう向けてもらえないのかと思ったら
好きでもない料理を褒めてもらえないあとの食器洗いでずーんっと落ち込んでしまった。
いちいち褒めてもらえないと動けないなんて贅沢かもしれないけれど
私も仕事抱えてギリギリの中でやってる。愛がなくてこんなことやれるか。
皆そんな中、生活の惰性を生きてるのなら不毛だ。

愛の枯渇、なんて言葉が降ってきて笑った。

日常は怖いねえ

五体不満足


悲しいことが起きました。
何が、といえばポンポンとうまいことでてきてくれませんが、ここひと月で体を壊してしまったのです。
コロナではない。
首のヘルニアの疑いが強いのだけど首から腕までがひどく痛んで、どれほどかと申しますと横にもなれずスマホも持てず酷いときは痙攣し、痛みでほとんど眠れもしないのです。
医者にかかるのにも覚悟がいるご時世、内科のついていない整形外科に泣きついて、レントゲンを撮り注射を何本かし、飲み薬と塗り湿布をいただいても尚痛む。
痛いというのは、嫌なものですね。
まず思考が全てそれが占める。
食事もする気が起きないのは食器が持てないから。食器を置いたまま食べようとすれば首が痛む。
休みたい、眠りたい、と思っても横になれば痛む。
そうなると心も弱くなる。
えー、これ本当にただのヘルニアなんすか?と優しく丁寧に診てくれた医者すら疑う。
猜疑心。
左まで痛くなったらどうしよう。
彼との同棲までに治らなかったらどうしよう。
大きな病なら、彼と別れなければいけなくなるのでは。
悲観が続きます。
私は学生時代、家族と不仲で親に罵られ口を開けなくなった末、学校でも失語症状態となり友人もできず、援助交際をしてるだのという根も葉もない噂を男の子達にたてられ、無理矢理エロ本を見せられ、学年中に広まったものだからわざわざ他クラスからどんな女か見にくる男までいる始末で随分と酷い目にあった。
家では父に殴られ、学校では嘲弄され、見知らぬ男に道端でファーストキスを奪われた。
大学時代は告白をされることも多かったが、全て気持ち悪いと思い逃げ回った。
男が嫌いだった。
道で痴漢にあうわ、ストーカーにはあうわ、散々だった。
だけどただの友人として8年くらいのらりくらりとたまにご飯に行くだけの男がいた。
結局それが今の彼である。
告白をされ、付き合うか悩んだが、不思議と気持ち悪いとは思わなかった。
そして一緒にいるうちにちゃんと好きになった。
もうこの人いなくなったら私、好きな人なんてできないし誰とも付き合えないのでは?
そんなことを思ってしまって、自分の中で彼への執着が始まった。
ただし気持ち悪いと思われるのが怖くて、そんな執着はひた隠しで。

このまま体の自由が効かなくて、彼と別れることになったらどうしよう。
調子がいいときはこうやって、文字も書けるのだけど。

こんな深刻な私の悩みは彼には伝えてないので届かず、それどころか全くそれ以前の問題でわかれるのでは?疑惑が不意に湧いてでてきました。

えー、これはもしや噂のコロナ別れ!?
私はすっかり体の不具合に夢中で、彼が暫く会えないねって電話したときに言った、意味もなくずっと電話繋げていようだとかたまにビデオ通話しようだとかそう言ってくれたことが何一つ実行されていないことに薄々気がついておりましたが
治療に専念して痛みで思考放棄しておりました。
それでも毎日ひとことだけでもラインはくれていたのですがついに昨日、まるっと1日連絡なし。
これは初めて。
私が無理に明るくしようと楽しげを装って投げたメッセージを最後に既読スルー。
私達本当にあと2ヶ月で同棲するの?
4月中にこれはやっておこうね!と決めたことは結局、私しかやってない。

あ、今日もおはようラインなかった。
音信不通2日目…?
間抜けな私のメッセージが既読スルーなので気まずくてこちらから連投する気になれない。
始業時間なので痛みで起きたおかげで朝4時からちょこちょこやってた在宅のお仕事に戻ります。


悲しみがやまないから、文字も止まらない

思考を止めて楽観を切って、貼って
彼の言うポジティブで明るい人に、本当になれたなら