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愛の枯渇


同棲を始めて、多分うまくいっている方なのだろう。
大きな喧嘩もなく、笑って一緒に過ごして。

ただ、こんなにも食事のことは消耗するものなのか。
私の料理をおいしいおいしいと絶賛してくれる姉が側にいたもんで、私は料理が不得手という自覚はなかったのだけど。
まったく料理できない、しない人だから料理の大変さをわからないのかもしれないけど
仕事を終えて一息もつかず、急いでご飯用意するって大変なのよ。
しかもきちんとバランスも考えているのだけど。
日々の料理の写真を何人かに見せたらすごいすごいと褒めてくださった。
そうなのよ、きちんとしたものを作ってるのよ。
無反応ってきついねえ。
おいしい?と確認されるのも嫌みたいだし、
(料理苦手で嫌いなのに)作ってくれてありがとう。みたいな感謝の仕方だし、
ちょっと量が多いときも、明日にもまわすために多めに作った副菜だからむしろ食べきってほしくないくらいなのに
出されたものはきちんと食べると決めてるから、とか言って辛そうに食べられるとそのほうがしんどい。
何の気の使い方だよ、ってなる。


愛情表現も、明らかに私からばかりになったなー。
仕方ないなあって受け止めるスタンス。
蔑ろにされないし、大事にされている実感はあるけど住む前みたいな熱烈な愛情をもう向けてもらえないのかと思ったら
好きでもない料理を褒めてもらえないあとの食器洗いでずーんっと落ち込んでしまった。
いちいち褒めてもらえないと動けないなんて贅沢かもしれないけれど
私も仕事抱えてギリギリの中でやってる。愛がなくてこんなことやれるか。
皆そんな中、生活の惰性を生きてるのなら不毛だ。

愛の枯渇、なんて言葉が降ってきて笑った。

日常は怖いねえ
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