ただ君を想い 幸せを願い
暮れ行く黄昏の中にいた
生きてる
それだけが代わりのいないストーリー
HOMEだったよね。
ただいつもと同じ。
大衆の中での息苦しさとか
不快さはいつまでたっても消えなくて
SENSEからあたしは
ほんとにただただ
彼らの幸せを願ってた。
もしかしたらね
泣いて傷ついたフリして
気を引いてみようかなあ
っていうことだったのかもしれない
それは無意識にね。
病んでるとかじゃなくて。
桜井早くソロになれば?とか
あの人ひとりでいいじゃんとか
桜井にとっても
Mr.Childrenにとっても
この上なく傷つく言葉だと思う。
あのひとたちはないもの補って
誰ひとり飛び抜けてないから
ひとりではなにもできない。
どこも拾ってくれない。
誰も気づいてくれない。
同じブロックのファンの集いが
あたしの周り固める集いが
この上なく最悪だった。
不愉快極まりなくて
泣きたくなるくらいで
どうでもいいのに
どうでもよくない
Mr.Childrenへの想いが
上回って苦しくなった。
注意できなかったわたしも。
所詮その程度だ。
こーゆー話しはこのへんにして
PS2012はそうねえ
ちょっと転けた感じもあるけど
何気なくなんとなく
Mr.Childrenが楽しそうで
いい風浴びてて嬉しかったなあ。
すぐに忘れてしまった
刻みつけたかった曲も
へたくそなMCも
間違いだらけの答案も
空き地の隅に隠した感じで
無邪気でよかったなあ。
愛おしくってより
あいくるしかった。
嬉しかった。
赤ん坊が歩けるようになったみたいに。嬉しくて嬉しくて幸せだった。
あたしの中ではライブって
あんまり覚えてないや
にとても類似してるのね。
抱きしめたことも触れたことも
魔法もあんまり覚えてないの。
でも、年を重ねたこと
写真とは変わったこと
虚像とは違ってる一瞬一瞬
ちゃんと覚えてるの。
それでいいよね。
なくしたものは忘れたころに
ちゃんと思い出すよ。
けえすけもけんちゃんも
じぇんもさくらいも。
大好きなことは
ちゃーんと覚えてる。
どうして手の届かない場所なのかなんてのは、あんまり覚えてないけれど
振り返れば
手の届かない場所で
背中を押してくれること
ちゃんと覚えてる。
ありがとう。愛してくれて。
ありがとう。愛させてくれて。
ありがとう。
本物と嘘がぶつかった時
そこには守るべきものが
生まれるんだなあって教えてくれて。