何が悪いわけではないのだけど
ここのところすこーし心が堕ちています
外見には異常ないし
体調にも異常ないし
精神にも実は異常がないのだけど
全ての物事が周りを通り過ぎていく、
そんな感覚が再び私の周りを覆っています。
嬉しいこともしんどいことも実感がなくて
覚えているのにそれらは既に遠く
此処には私だけ、私の存在だけが在るのです
いつの頃だったか、好きなものを美味しいと感じなくなった時がありました。
食べきることを目的にただ掻き込む、食べられないから、というわけではなく、早くお皿を空にしなくてはならないという不可思議な焦燥感に駆られ、味わうこともなく嚥下する。
確かにそれは美味しいと認識していた、でも
よく分からないのです。
同じように
飲み会での楽しさも、確かに楽しかった筈なのに遠い過去のようで、時間だけが経っている。
身体を壊した三ヶ月間、そんな毎日を過ごしていました。
今もまた、そんな感覚を覚えています。
しんどいけれど生きてる実感のある今の仕事に就いてからの四ヶ月間、特に昨日はとても大変でとても充実していた筈なのに、もうその心持ちが分かりません。
ユウくんと付き合い始めてから約二ヶ月、愛し愛されとても幸せで楽しかった筈なのに、それすらもう思い出のよう。
実感がないのです。
愛してることを疑われるのはとても嫌で
とてもとても辛いから
私は絶対に信じようと思うのに
仕事で期待されてることも
ユウくんに愛されてることも
どこかで信じきれなくて
多分私を否定してるのはわたし
私が私を信じていない
ただ、
私が彼らを愛しているという感覚だけは
鮮明に分かるのです。
私が彼らに感謝しているということも
それだけは確かなものとして感じられるもので
それ故に私が此処に居るということがわかる
恐らくそれすら消えてしまったら
前みたいに時間が流れるのをただひたすらに見ている日々になってしまうのでしょう。
今日、ユウくんに会ったら。
少しは何かが変わるでしょうか。
言葉にするとそれらが襲い掛かってくるから
泣き付くことが出来なくなりました。
ただ辛いんだよ、悲しいんだよ、ってことだけが伝わって。
何が辛くて悲しいのかを伝えることが出来なくて。
本当は言いたいのに言えなくて
そばにいてくれるのに、
力になってくれるのに、
何も解決することが出来なくて。
今晩はこんな私の気持ちを言えるでしょうか。
脳みそを言いくるめることは難しいですね。
言葉に出来るから、今は。
こうやって言葉に出来るから
流れ流してカタルシス。
笑顔でいるのも幸せだと騙るのも
過ぎ行くものでは意味がない。
確かなものに
本心から
幸せだと語れるように。
ありがとう。
聞いてくれて
見てくれて
ありがとうね。