迷い猫の路地

悪い想像はどんどん膨らんで
身体中を支配するけれど
その発生源はいつだって
自分の中にあるのです

不安ばかり感じていても幸せにはなれなくて
自ら満たされていると思わなければ
満たされることはないのです

そう、自分で考えているほど
周りは私を憎んではいない
出来損ないの烙印を押しているのは私

最初は戸惑うことも多くて
自分で自分を許してあげられないけれど
乗り越えることが出来たなら
今度こそ、私が私を認めてあげられるくらい
努力出来たならば、きっと

わたしは何かを作り出すことができる


これまでの人生は
入学してしまえば辞められなくて
最初の選択に甘んじるしかなかったけれど
大人になって仕事を選べるようになった
環境を いとも簡単に変えられてしまう

周りの人は選べないけれど
それが嫌ならさよなら

次こそいい人たちに、と思うけど
一体何が私にとっていい人なのか？
他人は結局誰であれこわい
裏側を勘繰って勘繰って勘繰って

先ず私が信じなければ
私がそうであるように、
みんなだってそうだ
裏表なんて、差ほどない

難しいけれど、少しずつ
他人との付き合い方を思い出さなければね。


年を経るごとに下手になっていくけど
多分求めてしまっているからだ
こうあって欲しい、と、
他人に対しても、自分に対しても

ありのままの私を私が受け入れて
そのままでいいんだよって言ってあげないと
私はどうすれば良いのか分からないよ

これが良いんだって思えるようになれば
自然と理想に近付いていく
怖くなんかなくなる


誉めてもらえるほど怖くなる
それなのに叱られれば傷付く
いずれにせよ怯えが増して
身動きが取れなくなる

そんなものはただの停滞だ
誉めてもらえれば素直に喜んで
叱られたなら真摯に応えて
駄目だったなぁって思うならしっかり反省して
そうやって成長していくのだから


ああ、分かっていることばかり
当たり前のことばかり書いているなぁ
でもたまに言い聞かせないと
すぐに忘れて分からなくなってしまうの

大丈夫だよ。
安心してね。
それでいいんだよ。

今日はたくさん誉められたね。
駄目なところは指摘されて
たくさん勉強も出来たね。
自分でもあかんかったところ、
ちゃんと分かってるでしょう？
それなら、次からは思うようにすればいい。

きっと成長していくよ、
自分で自分を誉められるくらい
よくやったね、お疲れ様って
これから言えるようになるし
言ってもらえるようになるよ。

大丈夫。
これでいいんだよ。


お疲れ様、今日はゆっくり休もう。