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予想の斜め上を、行く。

前の職場の二十歳の先輩、アキさん
この人は無自覚で本当に魅力的な人だと、思う。


こちらが垂らした釣り針を
見事に跳ね返して逆に水中に引きずり込む
かと思えば
餌だけ食べて姿を消す

優しいだけかと思いきや意地悪な言葉を吐き
被虐心がどうにも疼く
かと思えば
煽られた嗜虐心に従って
ちょっと苛めてみたらするりと交わして甘い言葉で返してくるんだ


もう少し、簡単かと思っていたけど
一筋縄ではいかないその切り返しに
こちらの心が堕ちそうだ。


予想通りに動いてくれれば余裕が持てるんだが
そうでないと無性に惹かれる

それが無意識に行っているもので
決して手慣れているわけではないから
余計にタチが悪い。



落とす、ことは得意だが
惚れる、ことには慣れていない



多少足を突っ込みすぎた。
いい距離を保とうと思っていたけど
一度おやすみを言わずに朝を迎えたら
もう二度とおやすみなさいが来なくなった。

慣れ故に、頻度は減ったし
私の顔文字の数も装飾の数も減った。
それは良いのか悪いのか、


なんにせよ
あちらが堕ちるのは宜しくない。

いくら無自覚天然ホスト野郎だとしても
その中身はピュアな純粋恋愛未経験者

弁えろ、自分。
いつも欲に忠実に突っ走るけど
今回ばかりはそれでは学習能力のないただの馬鹿だ



そんな、戒めと
彼に対する少しばかりの不満。

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