迷い猫の路地

そろそろ
僕は君の声を
忘れなければ。

一向に咲き止まない
勿忘草。



どうも、暫く我が家のベッドと対面していないりょーさんで御座います。

九州より帰りて尚自宅の門を潜れず、漸く猫様に逢えたそばから様々な方との逢瀬が有りまして、彼の寂しさを癒すことが出来ずに居ります。

昨日はホワイトデーで御座いました、
皆様素敵な日を過ごされましたでしょうか、


さてさて
前置きはこれくらいに、近況報告を致したく。



日曜日辺りから九州に南下していたりょーさん、素敵な日々を過ごさせて頂きました。
歩きすぎて足が痛い。まだ痛い。
何せ帰れなくてネカフェで過ごしてからろくに休息が取れていない本当に何してんだ私は。

博多はモツが美味しくて素晴らしい街ですね。
ホルモンラブ。
太宰府で引いた御神籤はとても良くて、職も見付かるし病気も心配ない、と。
縁談は「苦労あれどまとまる」…まぁ、良いでしょう。

飛行機の遅延のため帰宅出来なかったのは前述の通り。


7時くらいに家に着いて朝御飯を食べて、そのまま炬燵で爆睡してたら軽く13時を越えてて、友達に平謝り。

待ち合わせは14時だったんですが、
14時だったら大丈夫だと思うじゃない…！
いくら朝に寝ると言ってもほら、起きれると思うじゃない…！

しかし身体はうまく動かないわ顔は酷いわで通常時よりかなりの時間がかかってすんごい遅くなってしまった、
お祝いだったのに快く「良いよ！」って言ってくれたあいつは本当にいいやつだいつか損するぞ


そして、何故か二駅分もお散歩して帰る。
足が痛い。


次の日は会社の上司に会う予定だったんだけど、全然連絡が来ない。
私も放置して遅くに返信したわけだけど、それにしたってヤバい。

当日の朝、とりあえずメールだけもう一度再送してみる。
反応なし。ヤバい。

遅れてまとめてやってきたショートメールの着信音の嵐のあと、電話がかかってくる。
見事に寝起き。

「なんだか元気ないなぁ」
「あはは…(寝起きだからですよ)」

しかし計画通りだ！


上司との会話はとりあえず置いておきます。
重要なお話をしましたが、まだ少し消化できていないから。


精神的に疲れる二時間を過ごしたのち、例の同期と晩御飯へ。
社会勉強第二弾！

ちょっとめんどくさいので、この同期に名付けをしたいと思います。
ハルちゃん。ハルちゃんで。

ハルという響きが好きなだけで本人とは何の関係もございません。

登場人物作るのめんどくさくて名付けせずここまで三人称できたけど、ハルちゃんは今後も何度も出てきそうだし、彼女っていうと誤解されちゃいそうだからね。
よろしくお願い致します。


で、そのハルちゃんと再びバーに赴いたんだけど、会う人会う人に必ず

「カップルさんですか？」

と聞かれる。

仲良しだし、べたべたしてるし、似てるし、ハルちゃんがそもそも私にしか構わないからそう見えるんだろうなと思いつつ

いい感じに酔った私は触りたがり。
箍が外れるというか、甘えたになるだけなんだけど
更にラブラブに見えるわけですよね。

そうすると会話の始まりが

「お二人は長いんですか？」
「いや、カップルじゃないんですよー」

となる。

そうして色んな人と語らいながら、時間は経ち
夜も更け時計の針も一週回ろうとしていく、
明日仕事なのに帰りたくないと言うハルちゃん。

「タクシー代出してくれる？」
「いいよ、一万あれば帰れるよね」

男前だなぁ本当に。
ハルちゃん、可愛い可愛い言ってますけどボイさんです。スカートなんてあり得ないしいつも真っ黒。似てるの。

そこから「うちタクシー代払うから」で更に何でもかんでも私に甘えてきたハルちゃんですが、結局始発。


眠いよ！
私夜寝ないとどんだけ寝てもしんどいのに！
ハルちゃんがバーで寝ようとするから私はずっと起きていたし。楽しかったけど。


本当にこの相手を甘やかしてしまう性格をなんとかしたい。

「包容力がありますよね」
って言われたけど、違う。
相手を駄目にしてしまうんだよ、これは。


ハルちゃんは何でもかんでも私に頼ってくるもんだから、注文も聞かれたことも代わりに答えるし、会話の糸口も作る。
甘えられるのが嬉しいからついつい口では悪態つきながらも面倒をみる。

友人のうちはこれでいいんだけどね、


ハルちゃんは可愛いけど、今の距離感が多分ちょうどいい。
めちゃくちゃに可愛がりたいけど、好き、じゃなくて、妹みたいな感覚。

ただ、彼女に恋人が出来たら…妬く…！
私より仲良い人とか見てられん！

多分、妹がいればこんな感じなんだろうなぁ。
私はシスコンブラコンになる自信があるよ。



そんなわけで、本日もお出かけです。
ゆっくりベッドで眠りたいけど誰か添い寝してくれませんか、

また寒いから、早く暖かくならないかなぁ。