Sig:まさか恋煩いシリーズが4まで出るとはね(笑)

あおやま提督:気付く(思い出す)べきことが多いテーマなんだね。

Sig:もう頭の中では分かってるんでしょ。
君も声優さんもどちらも同じくらい偉大であり光り輝く存在である。

あおやま提督:そうだね。そうして対等になった時、距離が出来た。

Sig:距離があるのは大切なことだよ。どんなに魅力的なものでも
近すぎては見れない。少し離さないと見ることは出来ないね。

あおやま提督:うん。距離が出来たことで同時に"自分が何者なのか"も
思い出せるようになるんだ。"自分の中にある愛情深い面"を認識できた。
恋煩いをしている時、自分が全く見えていなかった。
多分、何者でもなかったのだろう。
恋煩いで苦しんでいる人の恋が上手くいかない理由って
そこにあるんじゃないかな。
"あの人が欲しい"以外の思いしか持たない"何者でもない存在"を
人が好きになるわけがないからね。しかもその相手は"あなたが欲しい"と
自分を束縛しようとしてくるんだから怖いだろうね。

Sig:束縛は魂が最も望まないことだからね。さて、あおやまさん。
非常に重要な言葉が出てきたよ。「自分が何者なのか」という言葉。
今回の恋煩いで最も苦しんだ"自分が相手より劣っているという幻想"から
いかに離れるか、この効果的な方法の一つが"自分が何者なのか"を
思い出すことなんだ。
あおやまさんは愛だよ。愛は肯定し、赦し、与えるんだ。

あおやま提督:愛・・・それはつまり、

Sig:彼女のすべてを受け入れなさい。
どんなに不都合な要素が見えたとしても
それは幻想であるとあおやまさんは知っている。
彼女を愛しなさい。無条件に愛しなさい。
愛は全てを癒し、勝利する。

あおやま提督:これはもう究極的な言葉だね。
でもなぜ、恋におちると自分が何者なのかを
忘れてしまうのだろうか?

Sig:あまりにも波動が合っていると心地よくなって
相手にばかり意識が向かってしまうのさ。
自分を置いてけぼりにしてはいけない。

あおやま提督:自分が何者なのかをしっかり認識し、愛すること。
彼女を受け入れ、自分を受け入れる。彼女を癒し、自分を癒す。
彼女を愛し、自分を愛する。

Sig:あおやまさんが自分を愛であると思い出したなら
劣等感はたちどころに消え去り、
あおやまさんは栄光と癒しの中に包まれるだろう。
その時、彼女も栄光と癒しの中に包まれる。
あおやまさんの栄光と癒しによって彼女も癒される。
これ以上の勝利があるだろうか?


あおやま提督:Sig・・・。敗者のいない勝利があるんだね!

Sig:愛は全てを勝者にする。