今日の朝から福島は台風18号の暴風圏内に入りました。
それはもうとんでもない大雨と大風でとても外には出られない状態。
犬だけ、中に入れて家の掃除をしながら、昨日でなくてよかったなあと思って外を見てました。
幸い3時過ぎには雨は止み、風は強かったですが、夕方には道路も乾いてほんの半日前が嘘のような綺麗な夕焼けが見えました。
夜には雲一つない夜空に綺麗な星と月。
正しく、台風一過です。
私の好きな小説「夏への扉」、その冒頭で猫のピートが冬になると「夏への扉」を探す。というのがあります。
(ハインラインの超有名なSFなので内容は割愛)たくさんある扉のどれかが夏に繋がっているのだと信じている。と。
そんな劇的に変わる季節を夢見る猫が愛らしくて好きなのですが、この台風は夏への扉ならぬ秋への扉だった感じです。
昨日まではどこか蒸し暑く夏の終り、という感じでしたがこの台風が過ぎた途端空気の色が変わった気がします。
夏から、秋へ。
長袖を着ていても寒さを感じる風の色。
台風が夏の空気を連れ去って行ったのかもしれません。
まあ、犬はそんな感傷など知ったことではなく
「雨が止んだのなら散歩に連れていけ!」
と元気よく吠えるのですが。
秋の夕方の散歩は、一番気持ちがいいので文句はありません。
犬と猫、どっちも大好きです。