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福島を被災地にしない為に

まず最初に私のブログでご不快になられた方がいらっしゃいましたらすみません。

私は東京オリンピック開催にケチをつけるつもりはありません。
目出度いことだと思うし、職場の方達も皆喜んでました。
東京オリンピックが開催されることで、日本経済が上向きになって、そしてたくさんの感動が生まれるといいなとは心から思います。
ライバルだったトルコがお祝いの言葉を贈ってくれたとか、アメリカや各国から謝辞が来たというのもとても嬉しいことです。
ただ、素晴らしいオリンピックを安心して開催できるようにするために、放射能問題を早急に解決する必要があるのではないかと思うだけです。

福島は現在パッキリと二つに別れていると思います。
家にも帰れず仮設住宅に暮らす目に見える原発&震災被災者と、放射能など無かったかのように当たり前に暮らす目に見えない被災者と。
このうち当たり前に暮らす人々は私も含め、もう自分達が被災者だとは思っていないと思いますしそう扱われることも殆どありません。
少なくとも手厚い補償を受けているのは「被災者」だけ。
私個人で言えば支援物資など一度も受け取ったことは無いし、東電からの補償も4万と8万を一回ずつ貰っただけです。子供のいる家はもう少し多いですけど。
会津の友人などはそれさえも殆どありません。
放射能の不安ももはや日常のこと。例え0.7ミリシーベルトや1.2ミリシーベルトの中で生きていても。
自分達でできることをしながら、そうなった時はそうなった時と諦めるくらいの覚悟を持ってみんな福島に生きています。
それを早く改善して、皆が安心して福島で生活できるようにして欲しいと思うことはやはり甘えなのでしょうか?

「だれかのせいにすれば容易いことを自分のせいにして立ち上がろう。
そんな思いでいることが争いを無くすんだろう」

たくさんの人に福島は悪口を言われていますが、同様にたくさんの人に支えられてもいます。
それを忘れないようにしつつ、早く福島が「被災地」でなくなるように私もできる限りの事をしていきたいです。




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