スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

鎮痛剤

まっしろの錠剤。

私には、効かない。

過去の自分が、つい昨日の事のように。

いつも私の肩に手をかけている。

私を待っている。

私は呆れている。
いつものように、新鮮な痛みが。
すぐ傍にあって、
いつも私は、目をそらしてやり過ごしていた。
ある日、唐突に心から溢れて。
私は涙を流しながら夜を歩いていた。






だれも埋められない

だれも癒せない。

ほら、何年経っても

痛いの。

この痛みは恐らく、

私が私でいる限り、続いて行くのだろう。











前の記事へ 次の記事へ