願い事を紙に書いて、
しっかりと封をする。
半年ほど前に、机の抽斗に仕舞い込んだ
「願い事」の手紙を引っ張り出して読んだ。
その時はそうなることをいつまでも望むことを疑いもせず
それこそが私の幸せだと確信していた諸々の願い
今はそうではないことを思って
時の流れの残酷さを知る。
今日、私が紙に記した願い事は
もっと普遍的な言葉だ。
端的に言えば、「幸せになりたい」と
とどのつまりはそういうこと。
今、私は一体何を望んでいるのか
具体的なことを考え始めるととてもじゃないが一枚には収まらない、ので、
自分が最も願っていることはなんなのかと
数日考えて一番しっくりくる言葉を選んだ。
受験期ならば「○○大学合格!」
思春期ならば「○○くんと付き合えますように」
就活期ならば「○○社に内定がもらえますように」
なんて、そんな感じになるんだろう。
そんな一途な願い事を書ける、
それは、とても
希望に満ち溢れている。
人の想いは変わってゆく、
どうしても、どこまでも。
その大切さに気付いたとき
それがどうしようもなく大きな存在になる、
それこそ、人生の枷となるような
怖くもあり、嬉しくもあり、辛くもあり、幸せでもある
人生の糸に絡まってる出会いは幾つかあった、
彼らはいつまで経っても思い出にはなってくれないし
特別な人たちで在り続けるから、
私はあの人たちの幸せを心の底から願い続けるし
一瞬でもあの人たちの道を垣間見れたことを幸せに思う。
どんどんと、重くなってゆくけれど
その分だけ、幸せな時間があったということ
それを忘れてはいけないね。
少し経ったら、手紙を書き直そう。
叶えてもらっても、それはもう私の願いじゃない。
誰か他人の、願い事だ。
変わることは悲しい。
だけど、悲しさの分だけ、嬉しいことが、きっと。
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