スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

更新*狂ゆや捧げ物

ひっさびさの更新です!
相互お礼なのに、何年もお待たせしてしまい申し訳ございません!


しかも偽物感しかしないパラレル子持ち話です。


なんかもう意味不明ですみません。


もう一件の相互お礼もお待たせしていて本当に申し訳ない。

せっかく文庫化するし、色々更新頑張ります!

やっぱ書き下ろしかー!!

文庫版買うことが決定致しました。
狂の表紙たくさんだといいな〜


今日は休みだし、闇月続き(番外編的な)をモリモリ書いてます。
相互様に差し上げるつもりのものなので、いつもより狂→ゆや感を出そうと奮闘中。
私が書くと基本狂←ゆやになっちゃうから。

手当A

 


狂は縁側に座って、満開の桜を眺めながら紫煙を燻らせていた。

「煙草の前にすることがあるんじゃない?」
いつの間にかアキラの手当を終えたゆやが、見慣れた薬箱と共に隣に座り込む。
「……」
「左腕。出して」
迷いのないその声に、狂は少し顔を顰めた。
「……」
「ほら脱いで!」
有無を言わさぬ強引さで着流しの襟元を掴み、彼の左上半身を露わにする。
「やっぱり…」
左腕の刀傷から、半分固まりかけの血が流れていた。
「消毒もしないでほっとくと、化膿しちゃうじゃない!」
黒の着流しは血の色が目立たない。
だから、一見しただけでは分からない。
「アキラさんがあんなにボロボロで…狂だけ無傷なわけないもの」
眉をつり上げて睨んでくる。
その目を真っ直ぐ見つめ返せず、狂は無言で煙管を床に置いた。
彼の観念した仕草に、「そういうところ何年経っても変わらないんだから…」と、ゆやは慣れた手つきで手当を済ませていく。

いつまで経っても手のかかる…大きな子どもを世話しているようだ。
狂の腕なら包帯がどれくらいの長さ必要かとか、腹ならどれくらいとか、いつの間にか覚えてしまっている。
もちろん他の仲間達の分も。

「毎回少しずつ、傷が増えてるんじゃない?」
包帯を巻きながら放ったゆやの言葉に、狂は鼻で笑った。
まだまだ余裕のある笑み。

「オレ様が負けると思うか?」
「ううん。勝つわ」
即答。
あまりにもハッキリとした返答に、自分が訊ねておいて狂は少々面食らった。

『私は、狂を信じてる』

彼女のブレないその強さが、彼には恐いくらいだ。
恐いほど、失いたくないし、彼もブレないでいられる。

「……」
彼女の少し伸びた、後ろで纏めた髪をグシャグシャと掻き回す。
「ちょ!やめて〜!」
乱れた髪を抑えながら、ゆやは狂を睨んだ。


 



*****
桜の季節に書き出したのですが、季節外れになってしまいました。遅筆すぎる上に駄文すぎる…。年々文章力退化していってる気がします。最初から皆無なのに、最近書いてないからさらに…凹


久々に続き書いててやっぱ鬼眼さん好きだと実感しました。
なんか無性に鬼眼さんが好きだ。

あと一回くらい続きます。この手当話。

異動

7月から職場の部署が変わります。
初めての異動なので超緊張してます。

今までと違って、相談員の勉強とかもしなきゃいけないみたいなので、今から胃が痛いです。

ページ数、内容的にも本気のストーリー漫画だそうで…

プレゼント企画だから、もし読めなかったらどうしよう…って動悸息切れがヤバいんですが。

六年のブランクがある分、新しい鬼眼みたら死ぬかも。

コドブレバレンタインの乱のちっさい影鬼眼みただけで、大興奮だったのに。
←prev next
カレンダー
<< 2012年06月 >>
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30