「どうしたら貴女やアオイみたいに笑うことが出来るのかしら…」
「そうねぇ…団長さんといると楽しい?」
「っ当然よ…!お部屋にお邪魔したらいつも美味しいお菓子とお茶を出してくれるし…私が退屈しないようにいろんなお話も聴かせてくれて…」
「あら、じゃあ傍にいられて嬉しいのね?」
「…えぇ…」
「ふふっ、今、あなた笑ってるわよ?」
「えっ…!?」
「無理に笑おうとしなくても心から嬉しいと人って自然と笑えるものなのよ。貴女、笑うとすっごく可愛かったわ」
「そう、なの…?団長の前でも上手く笑えるかしら」
「えぇ、大丈夫よ。きっと!」