あべし日記

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床屋のおっさんとの攻防

僕は散髪なんて短くなればいいと思っているので、某1,200円カットの床屋で切っています。
ある時散髪が終わると、担当だった50代くらいのおっさんからこう言われました。


白髪染めしてくださいねー


は？
白髪染めして下さい？
しますけど？
あなたに言われなくても、散髪後は必ず自分で白髪染めします。
白髪、めちゃくちゃ多いですから、自分。
だいたいなんで白髪染めするかどうかをお前が決めるんだよ。
俺の髪の色は俺が決めるわボケ！
その日はいやーな気持ちになりながら床屋を後にしました。

それから一ヶ月後、同じ床屋に行ったら、また同じおっさんが担当になりました。
前回いやーなことを言われたので覚えています。
まさか今回は言ってこないだろうな。
もし言ってきてもこっちは言い返さないぞ？
小心者だから。
そしたら最後に言われました。


白髪染めしてくださいねー


また言われた！
なんなんこいつ！
これ、毎回言われるやんけ！
ちくしょー！
でもここの床屋安いし、担当の人3人くらいいるし、このおっさんに必ずあたるわけではないからまた来るかー。


その次の月、散髪に行くと、今日は店員が2人。
あのおっさんはもちろんいます。
待ちの客が数人。
ただ、順番通りにいけば、僕の前の客があのおっさんの担当になりそうです。
ドキドキ。
大丈夫だ。
安心したら、休憩が終わった店員が突然現れ、僕の前の客が呼ばれました。
そして僕はあのおっさんに切られました。
最後に「白髪染めしてくださいねー」と言われました。
僕は負けたのです。

その次の月、散髪に行くと、今日は店員が3人。
あのおっさん、いる。
あいつは必ずいる。
他の店員はいたりいなかったりするのにあいつは必ずいる。
その日、僕は決めてました。もしあのおっさんに切られそうになったら、次の客に順番を譲ろうと。
どうやら、このままいくとあのおっさんにあたりそうです。
本当によくあたる。
でもまぁいい。
今日は次の客に順番を譲る。
そう決めたのだ。
あとひとり呼ばれたら僕の番、しかもあのおっさんにあたりそうだったので、僕は横の人に「先にどうぞ」と譲りました。
そのままいけばその人があのおっさんに呼ばれるはずなのですが、おっさん、何をもたもたしてるのか、なかなか呼んできません。
切ってる客が長引いてるようなのです。
そしたら別の店員が僕が譲った人を呼び、結局僕はそのおっさんに呼ばれ、切られ、「白髪染めしてくださいねー」と言われました。

僕はまた負けたのです。

おっさん恐るべし！

いつものあの道

僕の生まれ育った場所、祐天寺。
祐天寺駅の隣にあるのが中目黒駅。
中学生になると、別の小学校からの友達が増え、活動範囲が広がりました。
その新しい友達に教えてもらった、祐天寺駅から中目黒駅に抜ける、近道的な裏道がありました。
その裏道は、自分ひとりではどうしても見つけられませんでした。
そこを通る時は必ず友達と一緒。
道は川沿い。
東京都目黒区なのに、何故か木に囲まれた、山道的な感じでした。
何故こんな都会に川沿いの山道があるのかは、当たり前すぎてなんの疑問も持っていませんでした。
その裏道を通ると、中目黒駅の方に近道できるのです。
ある日、僕はその裏道をついに自分ひとりで見つけることができました。
ですが、山道的なその裏道で迷ってしまい、中目黒駅の方に抜けることができず、諦めて引き返すのでした。
その後もその道は、友達と一緒だと中目黒駅に抜けることができ、自分ひとりだと迷って引き返すのでした。
中学を卒業して、だんだんとその友達と会う機会も減り、その道は使わなくなっていきました。

そんな不思議な道、つい先日、夢で見たのです。
目が覚めると、ふと思いました。
そういえば、そんな道あったな。
結局ひとりでは抜けることができなかったな。
でも、何でなんだろう？
そうだ！
今のこの時代、スマホのグーグルマップを使えばすぐに調べることができます。
祐天寺のお寺の向かいの細い道から入っていくので、そこを調べれば「この道だったのか」と納得できるのです。
ですが、マップを調べて愕然としました。
そもそも、祐天寺駅から中目黒駅の間に川なんて無いのです。
もちろん山道的なのもあるわけない。
マップを調べてすぐ、そんな道が存在しないことに気付いたのです。

結局、このわけのわからない話の結論はこうです。
自分が子供の頃から夢の中で見てきたその道。夢の中で何度も当たり前のように登場し過ぎて、いつしか実在するものだと思い込んでいたのです。
それほどまでに何度も登場し、特に夢の主役になることもなかったので、強烈な印象が残ることもなく、僕は日々を過ごしていたのです。
実在すると思っていたその道は、夢の中でしか存在していなかった。
そんな話。

なんかこわっ！　笑

大喜利合宿所関東オフ会

鬼バさんに誘われて入ったライングループ「大喜利合宿所」の関東オフ会に11月3日に参加して来ました。
朝タマ夫も参加、しかも前乗りするってことで、前日の夜はまず朝タマ夫と久々の対面をしてきました。
久々の朝タマ夫、顔のシワが増えたくらいであんまり変わってなかったなー。
朝タマ夫とは飯食ってカラオケ行って解散。
翌日はいよいよ本番の関東オフ会です。
場所は浅草、一次会、二次会、そのあと朝までカラオケと、めちゃくちゃハード！
いざ到着してみて、知ってる人は朝タマ夫のみ、ネットで絡んだことあるのはお嬢だけ、ってことでうまく馴染めるか心配だったのですが、皆さん本当に優しくていい人だらけで楽しい時間を過ごせました。
ジャエルさん、鬼バさんと「嫌ナメント」を開催したおかげで、僕の名前だけはなんとか知ってる人が多くて助かりました。
結局最後まで参加して翌朝の始発電車で帰ったのですが、色々な人と出会えて本当に良かったです。
次にもしオフ会があればまた参加しようと思います。