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呪縛

人間の産まれもった呪い。これに縛られて僕はこの世から離れらない。いつ気付いたのかも知らない、誰に操られたのかも分からない。
それでも僕はまだ思うんだ。
こんなの簡単な法則だって。




ここ3日間くらい、起きて二時間も経つと気力が無くなり眠ってばかり(´;ω;`)
まれに起きてられても食事を作るのも億劫、そもそも買い物してないから卵しかない…。

そんな具合の悪い時にまみーからのメール…、何かあったの?って来たんやけど。
本当に何かある時に来たもんだから、驚いたなあ。

僕は胃も腕も痛くて、動けない状態。
そして、まみーは夢で僕が冷えて死んでいくのを見たんだと。

人間は不思議。

慇懃

今の世の中には、そんな美しい響きが消えてしまった様に思う。

自分が一番辛いとかホザクのは醜態そのものだね、この時代の現象っての。

若い癖に何言うとるん、若い時はそう思うんだよ、とか老いた似たような人間が優越を混じえて言うんだけど。
それこそ生臭い優越感にしか過ぎなくて、その瞬間にソノヒトを悟る自分はソイツより優越を勝ち得た様に思う。寧ろ息苦しくなるんだよ。

人間に対しての失望だと思う、面白くない話・・・何の種も仕掛けも無い馬鹿丸出しの世間話に飽き飽きしてる。
ああ、自分ならもっと巧に雄弁に振るまえるのにって人間を愚弄してる。

世で一番辛い事を知ってるなら、何故それを人に晒す?
何でその辛さを教えてあげないんだろう・・・結局その辛さを人に伝えていかないと同じことを繰り返すばかりなのに。

世で一番幸せな事を知ってる人は居ますかね・・・
どっちに転んでも人には優越と劣等しかないよ、対立しない人間なんて人間じゃないんだから。

怒りを抑えなんとか通り越した、苦しさに一人で嘆いて、何時の間に凍ってしまった痛み、頼もしい言葉も今は耳まで届かない。
じゃあ自分は人間じゃないのかもしれない、今は何も興味がなくなってしまったんだから。

どこにいけば和らぐだろうか。

厳冬の蝙蝠、遅し帰郷、廃墟となり離宮には。


僕はどうかしている。

苦しい罪への懺悔を、出来るなら忘れてしまおう。

罰なら幾度も受けますか。

神が居ないのなら、僕が幻想し羨望することを許してくれますか。

侮蔑な目を凝視して、そこに生きる覚悟がある様に見せ、神を思えば報われますか。

屈辱や罵声にだって耐えられます。

そして孤独に地を這う偽りの友を、嘲笑い見捨てゆく、僕に罰を与えてくれますか。

僕の思想まで踏み荒らす勝手な足を留めるすべがないのは何故。

情の身をどうしろと言う。

時に世は惨くて嫌気がさしてくるんですよ。

知ってます?

僕は軽佻な世の現象に目を向けなくてはいけないのでしょうか。

最期の縋るべき真実は、神などではなく己ではないですか。

だって熱に浮かされた花は、白息吹く少女の目に留まることはありません。

どうか凍る月と朽ちる皮膚を離宮へ迎えてください。


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