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ツイッタ投下小話(鬼土)






「相変わらずか?」

「そうだなぁ、うん」

少し首を傾げたように笑う顔は、共に過ごした昔とあまり変わらない。
二つの学校をまたいで同じ時間を過ごした頃、部下から仲間へと変化した関係にも関わらず、昔の倣いでつい、鬼道にはどこか丁寧に接する癖も。

「相変わらずか」

自分だけが馴染んでもらえないようで、当時は歯痒さも覚えたが、土門のそれに自分に対する敬愛が含まれていたことに気付かないほど鈍感でもない。
少し眩しそうに自分を見る土門の視線は、今も変わらない。
それは紛れもない好意だ。

「鬼道も、相変わらず、……」

「なんだ?」

聞き返すと、言い淀んだ風の土門が頭をかいて、あーと言葉を漏らした。

「相変わらず、その、」

「なんだ、はっきりしろ」

つい命令口調になった。
無意識だが、これも帝国時代の名残か。
自分で思う以上に、二人の間に帝国時代の関係は深く根付いている。

「………相変わらず、かっこいいよ」

イタリアでの活躍、アメリカにも聞こえてくるから。
土門は眩しそうに鬼道を見て、首を傾げて笑った。
昔と変わらない笑顔で。





* * * * * * * *


3から数年後イメージの二人でした。
どれだけ時間がたってても、仲間としての鬼道さんの中に憧れも持ち続けてくれてたら嬉しいなあというわたしの願望。

突然の暴挙



何故にいきなり天京かと思われたかもしれませんね……。

ええと、ついったで短文ネタ募集的にしたところ、天京をいただいてしまいまして!
初チャレンジでしたが、まあ、……………難しかった………(´∀`)
いや、楽しかったですけどね!?
剣城は愛でられるべきだと思いますしね!!

最近文章書けない傾向だったので、リハビリにはよかったです。
次は、もっといろいろ書きたいなー^^

冬の寒さの凌ぎ方(天京)





「寒いの?」

それはなんらかの意図があって発された言葉ではなかったのだろう。
純粋に、吹いた風に肩を震わせた剣城を見て抱いた疑問だろう。

「別に。寒くない」

「そう?」

その証拠に、不思議そうに首を傾げた天馬は、しかしそれ以上は追及してこなかった。
向こうから西園に呼ばれて、待って今行く、と、あっさりと背中を向けて駆け出してしまう。
そして西園と、そばにいた狩屋のもとに辿り着けば、途端にわあわあと騒ぎながらボールの蹴り合いを始めた。
何やら、また必殺技の開発を始めたらしい。
なんとはなしにその光景を見やって、小さくため息が漏れた。

「おぉい、剣城?」

キーパーを務める三国の声。
呼ばれて顔を向けると、グローブをはめた両手をぱんと合わせて、にこりと人のよい顔が笑った。

「準備、いいぞ!」

こちらはこちらで、シュート技の練習をすることになっている。
背後に賑やかな一年トリオの声を聞きながら、剣城は目の前のゴールに集中しようと目を閉じた。





そうして練習の終わり。
片付けの当番を終えて部室に戻ると、あらかたの部員はすでに帰宅した後の気配。
と、思ったのだが、ひとつだけぽつんと残っている人影があるのに気付いた。

「………松風?」

「あ、剣城、戻ってきた」

にこりと屈託のない笑顔に出迎えられる。

「……帰ったのかと思った」

「うん。でも剣城、待ってようかなって思って」

「………なんでだ?」

特に、約束をしていたわけではない。
帰路が同じ方向というわけでもない。
むしろ、帰りに兄のもとに出向くのが日課になっている剣城と、天馬の迎う方向は正反対だ。
待たれるだけの理由がない。

「えっと、」

「……?」

「なんか剣城、寒そうだったから」

「……………?」

「あっためてあげたいなって思って」

ほら、と伸びてきた手が、自分の手をそっと包んだ。

「ほら、こんなに冷たいから」

二月の寒空の下にいたというのにほこほこと高い体温の手に予告もなく触れられて、驚きに反応が遅れた。

「剣城が寒いなら、俺があっためなかったら嘘じゃない?」

ぴとりとくっついたのは、手のひらだけではない。
寄り添ってくる体にしばし硬直。
しかし、そろりと伸ばされ、回された腕の温かさに、あっけなく観念する。

「……体温が高いのか?」

幼い子どもか動物かというほどに、やたらと温かいから。
あっけなく陥落したのはこの温もりのせいだ。

「そうかな、自分じゃよくわかんないけど」

「ガキか」

「ひどいなぁ」

膨れた気配はしたが、おそらく本気ではない。
その証拠が、よりいっそうくっついてくる体。

「俺があったかいのは、剣城にふれてるからだよ」

そんなことを言って、言葉でまでこちらを温めてくるのだからまったく。
呆れのため息を吐くふりをして、剣城はそっと重心を自分よりも幾分高い体温に預けた。





2012.2.20

シャインその後


まったく進まない対戦ルートをなんとかしようとがんばっています。
が、ドロップアイテムが思うように手に入らず苦戦中……。
バーンを仲間にしたいのに、グレントが雷門に来てくれないからいつまでたってもバーン様は余所の子のままです。
ばか!
ヒートくんはとっくにレベル99よ!(ノд<)゚。
はやく来なさいよ!!

ということで。
バーンへの嫌がらせ的な嗜好でヒートくんにアイスグランド覚えさせています。
フフフ………やっと合流した愛しのヒートくんが火属性ではなくあえての氷系でまるでガゼル直伝かと思わせるその美しさに地団駄踏めばいいさ!!
わけのわからないバンヒト萌がきているようです。はい。



GOの子たちで何か書きたいなあと思っています。
そして今日脳内で進行したのが拓蘭と三信。

ええ、三信。

三国さんのことについてつらつら考えていたら、どうやらこの組み合わせで三国さんの雷門全部を思う気持ちを表現したくなったようです。
中三とは思えない包容力とあったかさに、可愛がられてる信助には軽く嫉妬。
三国さん大好きですよぅ(*´`*)

拓蘭は前からぶちぶち言ってましたが、やっぱり幼なじみな夫婦関係な、に弱いわたしがいます^^
しかし内面最男前な霧野に支えられるキャプが書きたいという、精神的には蘭拓なはまり方ですね。

のんびり形にしていければいいなあと思っています^^

シャインクリア




そうかこれはつまり壮大なる円豪の物語であったのか。







すみません、のっけから。
いろいろいっぱいいいたいことあったんですが、最後のあれでこう、なんというかええ、もう、もうわたしは…………!!!
いつもいつも遅いって言われてた修也が………(ノд<)゚。ウッ

豪炎寺から聖帝までのひとつながりをきちんと考えだしたらきっともうとまらないです。
虎豪も含めて。
最後までそばに寄り添ったのは虎だったんだよなぁ、というのも感慨深いのです。
虎がいつ、どんな形で修也の決意を知ったのかわからないけれど、ついていくのにきっと迷いはなかったよね。
昔みたいにがむしゃらに無邪気に追い掛けるだけじゃなくなって、つらかったかもしれないけど、それでも虎には関係なかったのかもしれないなあ、とか。
むしろ、そばで支える役目を得て嬉しかったのかも。
修也が大事な後輩を自ら巻き込むとは考えがたいんだけど、虎の真っ直ぐに自分を信じる瞳に救われて、だから甘えてしまったのかな、とか。
先輩後輩じゃなくて、主従関係になってしまうから、気安くすることもできないけど、心理的に一番近くにいたのは虎だもんなあ。
虎にくらい甘えられなかったらあまりにも修也救われない。



円堂さんには、昔も今も甘えは見せないよね。
もちろん昔から修也は円堂キャプに支えられ続けてきたけれど、修也の役目はむしろキャプを叱咤激励するところにあったから。
甘えて慰めあう関係じゃなかったもんね。
前をむくお互いに励まされあってきたんだものね。
今も、円堂さんの役目は別のところにあって、それを果たせるのは彼だけだから。
伝えなくても必ず彼ならたどり着くと信じて革命をはじめたんだものね。
それで最後にやっと笑えたんだと思うともう……わたしは、わたしは……………!!





ということで、大変萌転がった休日でした。
あ、クリア後にはちゃんと修也をお迎えに行って、現在レベル86までお育ちになっております(*´∀`*)
また一土バンヒトも並べようと思っていますが、どちらも攻ができる男すぎて条件厳しくてまだまだ………。
対戦ルートがいっぱいありすぎて何がなんだか、です。
しかしダークと通信していないので、すべて解放されていないという………、
ど、どなたか………わたくしのシャインとつうしんしてくださ………(´Д`)

勢いだけで書き連ねてしまいましたが、まとまったらなんらかの形にしたいなあ、と思います。
特に虎豪!



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