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そして道は広がる。


ユウくんがあまりにも弱々しいから。
あまりにも愛おしいから。



解決しました。
二人で話して、ユウくんのことを聞いて、私のことを話して、きぃくんのことを聞いて、戯れあって。
もう、いつも通りのふたりです。


私は私の気持ちに自信がなかったから、
きぃくんとか他の友達にたくさん聞いてもらって、大丈夫だよって言ってもらって、ユウくんへの愛情も認めてもらったから
しっかり自信を持って想いを伝えることが出来ました。

ユウくんは、ひとつひとつ考えながらお話してくれて
昔のことから昨日のことまで、しっかり伝えてくれました。


「きぃに本気で怒られたのは初めてだったから恥ずかしかったし、きぃだけには言われたくなかった」


ユウくんときぃくんとあともう一人、
この三人組は幼稚園来の幼馴染みなのに、幼馴染みだからこそ、妙なプライドがあるらしくて
私がきぃくんに相談したことが嫌で、その延長で気持ちが嫉妬に向かってしまったみたいです。
他のこともあるんじゃないか、俺が知らないことが他にもあるんじゃないか、って。

賛否両論、あると思うんですよ。

だけど、私ときぃくんはユウくん以上に素でいられる間柄になっていて、びっくりするほど一緒にいるしびっくりするほど仲良しなことを死ぬほどしているけれど、びっくりするほど友達で
お互いにそれだけ心を開ける存在って稀も稀だから、お互いに大切にしたいし、お互いに一番でいたいと思ってる。

きっとそれは異性だからこそで
きっとそれはユウくんと結婚していたからこそで
きっとそれは恋人でなく友人だからこそで

ユウくんもそれを分かってくれているから、疑ってしまった自分がとても嫌で、自己嫌悪にとても苦しんでいました。

しっかりお話したあとは、もう疑わない、でも、本音モードでいくからやきもちは妬く、って。



自分を押し殺していたから、仕事もできないしうだうだ頼りない自分になってしまっていた。

きぃくんも含め、みんな言うんですって。
俺の知ってるユウはこんなんじゃない。


だから、これからは自分を出して、
しっかりと生きていく。
仕事のこと、家庭のこと、しっかり考えさせてほしい、って。



私も、ユウくんの優しさにとてもとても甘えていたから、これからは初心に戻って自分を律していきたいと思っています。

毎日お弁当を作って、ご飯を作って、家事をして。

ユウくんが俺も手伝おうって思ってくれるように。



お互いに反省と気付きの多い二日間でした。

しっかり話す勇気をくれたきぃくんに
私の気持ちを分かってくれたハナちゃんに
そして、きちんと見てくれたちぃさんに、

とてもとてもありがとう。と
伝えたいです。



これからも、ふたりで
ふたりとみんなで
生きていきます。

ありがとう。
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