♪片手にピストル
心に花束
唇に火の酒
背中に人生を
なんの歌詞だかわかりますか?
昭和の大スター☆ジュリーこと沢田研二さんの「サムライ」という曲です!
もちろん現在も素敵な歌声のまま活躍されてますが…!
結論から言うと、最近私は沢田さんにはまってます!
あるきっかけで「太陽を盗んだ男」という、30年ほど前の映画を見る機会がありまして。
その映画が、すっっごく良かった!!
まず、現在では撮れないであろう映画の設定と、CGなどがない時代ならではの、肉弾戦の迫力!なにせ、「理科教師が原爆を自宅でつくり、政府を脅す」なんていうストーリーは、当時でさえ不謹慎だと言われたこともあったそうです。
けれど私はこれはただのエンターテイメント作品ではないと思います。
※ここからは少し映画の内容に触れますので、ネタバレ注意です!
このころちょうど「しらけ」という言葉が流行ったそうですが、その時代背景を反映したような、主人公のけだるさ…学校教師なのに全く教育に熱意を感じない。
最初の方ではほとんど何がしたいのか、感情なども含め、読み取れません。謎につつまれた主人公が気になり、続きが気になる。
しかし、結局は「何がしたいのかわからない」。巨大な武器を手にしたというのに。
主人公が求めていたのは「破壊」そのものではなく、「生きてる実感」なのかなとおもいます。「この街はもう死んでる」というような台詞がまさにそれかなと思います。
主人公と対決する警部は、熱血で街と人民を守ることに必死。そう、まさに「必死」。私たちの想像を超えて最後まで信念に基づく行動を貫く。圧巻です。
下手したら笑っちゃうぐらいの、まさか、そんなバカな、みたいなアクション場面や演出、が多いものの、人物描写にはリアリティがある。
最近のアニメや映画などにも影響を与えた部分やパロディみたいのがあるので、賛否両論あったにしても、いろんな人の心になにかを残す作品なのだと思います。
「今」とか「新しい」が良いと普段から思ってるわけではありませんが、良いものは古かろうがなんだろうが良いです。
30年前なんて感じさせない、いやむしろ現在にはないエネルギーを感じます。とにかく私は好きです。
そんなわけで、素晴らしい演技力と、カッコイイ先生に魅せられ(笑)、某動画サイトさんで沢田研二さんを検索して見たら見事にその魅力にやられてしまったわけです。
アイドル、とひとくくりに言えるのか、歌唱力と存在感と、キャラクターが秀逸!!
細身のスーツや帽子は、ファッションとして今見てもかっこいい!人気あったの納得だなあ〜!!(w´∀`w)しかも歌う沢田さんはよく笑顔を見せるので、クールな映画のイメージと違うとこがまた魅力的!
色あせないメロディー、キャッチーでストレートな歌詞!素敵☆
長々と語りましたが…(笑)とにかく聴いたことない方はぜひ一度!
映画もホントおすすめです!
この時代に生まれてたらなあ〜って、はじめて思いました!
おお!こんな時間になってしまった!
ジュリーに元気いただいたので(笑)明日もがんばりまーす!
おやすみなさい☆