わたしに好きだよと告白してくれた先輩とか、何だろ言葉悪いけどきーぷしてたひとや、よくわかんない関係の人みんなにつきあうとか考えられないし、いまの関係のままは続けらんない。って言った。
これでわたしきれいさっぱりひとりぼっち。
今日はね、けぇくんにぜんぶぶつけてしまった。泣きながら。
いまも泣いてるのは内緒。
あしたゆっくり話そ?
そうけぇくんは言ったけど、ばいばいしそうな予感。
しようがないよね、こんなわたしだから。
でも、なんだろう。
いろいろすっきりしてる。
泣きながらね、今までのことを考える。
けぇくんはかっこよくない。まったく、かっこよくない。
そして超めんくいなわたし。
顔だけで言えば、正直うーんって平気で言うよ。
今までならもうこの時点でさようなら。
ちゅーとかむりです。
その先なんてなおさら無理です。
そう感じちゃうのでした。
でも、けぇくんはちがう。
なにが違うのか、。
それはきっとね、こんなわたしを受け入れてくれたから。
無償のすきってやつを普通な顔して平気でやってのけちゃうところとか、
いつもどんなときも相手を楽しませようって
誰よりも周りをみてるとことか。
中身を知れば知るほどすきになってたのかな。
そんなの嘘だよって、
いくらでも取り繕えるよって、
わかってるけど
その部分は信じてたいの。
今までは見た目とか
肩書きとかそんなのばっかみてた気がする。
でも、けぇくんは
けぇくん自身をすきになったの。
どんな結果になるかわからないけど、あしたの話し合い。
最後までわたしはうそつかないよ。
けぇくんには向き合うよ。
逃げない、絶対に。
だって、すきだって気付いたから。