本当は毎日だって声が聞きたいの。
でも、中々言えない。
言ってもいいって言われても、言えなくて。
でも、この言わないせいでそれはそれでたぶんけぇくんいらいらしてる。

なんだかな。難しい。
そんな風に、期待したくなること言ったりするくせに、わたし知ってるんだよ。
周りに「今ふりーだよ」って言ったりしてるの。

そーゆのを知ると、話すたびにもっときらわれるんじゃないか とか
彼女じゃないくせにめんどくさいっておもわれるんじゃないか とか
いろいろ思ってしまう。


わたしは彼女になりたい。
けぇくんの特別がほしい。
口約束なんて、あてにならないけれど、それでも、一度でいいからけぇくんの彼女なんだって思いたいんだよ。
そしたら、そんな風に言ってたって、元カノさんと連絡取ってたって、手をつないで貰えなくたって、そっけなくたって、会いたくないって言われたって、
わたしきっと泣いたりしない。

こんな風に、つらいとか言わない。



なんでそんなことしてるくせに、あいたい なんて言うの?
すきだもん、なんてさらっと言うの?
キープじゃないの?
せふれでいいやんか、って言ったら怒るの?

わからんよ。はっきりしたいよ。
優しくしないでほしい。やっぱ嘘。
けぇくんはけぇくんのままでいい。
でもね、これ以上すきにさせんでほしい。
辛くても、すきだなっておもってしまう自分が悔しい。
素直になったらきっと解決するのに、意地張って可愛くない自分が嫌い。
いつでも、いつでも、肝心な時に泣いてしまう自分が嫌。
何より、信じたいのに、けぇくんが見たもの聞いたもの放ったものさえも疑ってしまう自分が憎い。



あいたいよ。傷つけられるってわかったとしてもあいたい。
でも、あえないから、だから声が聞きたいんだよ。
めーるがしたいんだよ。
でも、めーるよりはやっぱり声が聞きたいんだ。


後悔してもしらんぞっていつもけぇくんは言う。
それってどゆことなのかなって。こんな夜は深く考えちゃうんだー。
それってさ、そんなままじゃ愛想尽かすよってこと?
いつも、いつも、笑って、うっさいwとか言うけど、ほんとはごめんねって気持ちでいっぱいなんだよ。
きっともっと素直なら、こんなお互い探り合うみたいなことしなくていいのに。
なんでいつも通話していい?ってさぐりさぐりなんだろう。


出会ったころはそんなことなかったのに。

すぐ不安になってしまう。
仕事、友達と遊び、バンド、なにかと頑張ってるつもりなのに、
内定出て、はっきりやりたいことができるって決まったらわたしけぇくんにあーしたい!だから仕事頑張ろう^^
友達と遊んでりふれっしゅ。+けぇくんとまたきたいなー とか
前だけを見よう、見ようって毎日思って過ごしてるのに、夜になったら泣いてしまう。

こんなのおかしーよね。
そもそも、付き合ってないんだよ。
夏にはちゃんとするからって。その言葉を信じるしかないんだよ。
だったら、笑ってわたしは待っていたいのに、笑えなくなる。

でもね、言えないから。
だってもし夏がきて、わたしけぇくんの彼女になれても今のままと変わらないんだもの。
だったら、言えない。始まる前に、けぇくんに 嗚呼、むりだな って思わしたくないんだよ。



すきなんだ、すごく。今までの誰よりも。
だけど、好きすぎて動けない。いままでわたしはどーやって付き合ってきたのか思い出せない。


あしたこそはね、はなしたいって言うの。
でも、泣いちゃいそうだからこわい。
よう。って第一声できっとわたしの涙腺は馬鹿みたいに壊れるんだよ。
気づかれないように、きっとわたし笑うんだ。
それからね、こんだけ思ってる不安とかその他もろもろ全部、すーっってなくなるんだよ。
でも、あいたいよって言われたら、ばれるくらい泣いちゃいそうだ。



夏まで、
今はそれがわたしのひかり。