「ネサラ、結婚してくれ」
「断る」
「何故だ?いい加減心決めろよ」
(…あれ、前にもこんな展開あったような…)
「てか腹括れ」
「…ちょ、待て。腹括れってそれおかしいだろ」
「何がだ」
「それじゃ俺がアンタの求婚に迷ってるみたいに聞こえるんだが」
「まったくもってその通りじゃねェか」
「全く違う!自惚れるな!」
「照れんなって」
「無理だということにいい加減気付け馬鹿鷹!」
「いいや、いずれ落としてやるぜ」
「はン。ま、せいぜい無駄な努力でもするんだな」
「何だ、お前もまんざらじゃないんじゃねェか」
「…だから人の話を聞けッ馬鹿鷹!」
―――――
本当は昨日が【求婚の日】。upし損ねた…!orz
因みに今日は【宇宙からの警告の日】らしい。
何だこの電波な日…!!
中国随一の智将とお近付きになるには大変な苦労を要した。
「よぉ元就」
「…またそなたか、暇人め」
今日も今日とて飽きずに日輪を崇めているその人の隣に勝手に座り
何も言わないから気儘に振る舞う
「あんたはずっと陸にいる、だったらどうだい、酒の肴に海の話」
「我は下戸よ、相手が欲しければ余所へ行くが良い」
「なんだそうか、そりゃ残念だ」
台詞とは正反対に思わず高笑い
またあんたのことを一つ知れた。
ガキのように喜ぶ自分が決して嫌ではないと、最近になって、気付いた
(半径五尺以内に入れただけでも嬉しいのに手を伸ばせば届くこの距離)
もう少しで触れられる
中国随一の智将が西海の鬼に懐くまで、
あと少し。
―――――
どうせだし親就も書いておこう精神(?)
ち、親就かこれ…恋人未満だよ!
ナリ様勝手に下戸にしてすいませんでも弱そうなんだもん←
実際お酒控えてたっぽいしね!
流れ的に小政も書くべきか(いらん)
「ねェ、あんたの素顔ってさ、どんなの?」
「……」
「ていうかほんと、歳いくつ?」
「……」
「輪郭からしてキレーそうなんだけどなァ。ね、俺様とどっちが美男子よ?なぁんてな」
「……」
「風の悪魔が、殺さなくていいの?俺様をさ。あ、いやマジに殺さないでね」
「……」
「…そんな黙りばっかだと、俺様自惚れちゃうよ?」
「……」
「構わないってとっていい?いいよね、何にも言わないあんたが悪い」
「……」
「俺を本気にさせた、あんたが悪い。」
―――――
初めてのバサラSSが何故佐小太…!?orz
マイナー上等小太郎は可愛いと思います
そしてこのCP(てかコンビ)で会話(?)SS書くなよ自分(笑)←
「俺のこと、嫌いなんじゃなかったのかい」
「嫌いなんてもんじゃねェ。リュシオンの件、俺は許す気はない」
「判ってるって。だからそんな睨むなよ」
「……ネサラ」
「ん?」
「…お前は何でも背負いすぎだ、馬鹿野郎」
そう言って大きな手が
俺の頭を、撫でた
(俺のことを赦さないんだろう?)
(変な期待を持たされるくらいなら優しさなんて、いらない)
雪が降れば
寒くて静かで眩しくて、
寂しくて。
「おい赤羽、雪降ってるぜ」
「そうだな、見れば判るよ」
「よし、こうなったらスマートに雪合戦するしかねェな!」
「コータロー、この積雪量じゃ雪合戦は到底出来な」
「おら赤羽ァ!外行くぞ外ォ!」
「…フー」
「赤羽ぁ、わざわざコータローなんかに付き合うことないのよ?せっかくの昼休みに寒い思いしなくても」
「…いや、僕は気にしていない。ありがとう沢井」
「ふーん…ほんと赤羽って優しいよね」
「……そんなんじゃないよ」
「そう?充分優しいと思うけどな」
雪が降ると
寒くて凍える
静かで怖くなる
眩しくて見えなくなる
でも
「遅ェよ赤羽、スマートじゃねェ」
「すまないコータロー」
すまないコータロー
君に付き合ってるんじゃないんだ
「君といると寂しくないよ。」
僕は偽善者です