何て目障りな奴なのさ?早く絶命しちまいなよ。(微笑)
(何て醜い奴なのさ。早く改善しちまいなよ。)
「一緒に帰ろう」
なんてわがままを言って君を一緒に帰らせた。
寂しかった一人だけの帰り道に花が咲いた。
ここまでで良いよって言ったのに、君は俺を求めて先の先の先の先の先の先くらいまで来てくれた。
嬉しかった、とても楽しかった。
帰るとき君が寂しいよと言ってるのに君は帰らない。
甘えて甘えて、帰る間際には少し涙を浮かべていた。
そんなことされるととても幸せで死んでしまうかも知れないじゃないか。
なんて思いながら今にいたる。
寂しいな、君と離れるのは。
さてはて俺が詩を書くのはいつぶりだろうか。
こんなことさせれるのはお前だけだと、苦笑した。
やっと見付けた僕だけのアリス。
チェシャ猫がにんまり笑いました。
双子の白兎に博識なマッドハッター、何時も眠そうな眠り鼠にお茶会が鬱陶しそうな三日月兎、お茶会を心底楽しむハートの女王。
そして頭のイカれたチェシャ猫が一匹。
アリスを誘い出して不思議の国によびおせた。
「○○○、○○○、此方だよ、アリス」
「アリスじゃない。○○○って呼んでるじゃない」
チェシャ猫はそんなこと御構い無しにアリスの手をひいて走り出す。
「誰にも邪魔されない場所へ行こうか。」
にんまり笑ってアリスと知らない国へ。
なかなか来ないアリスとチェシャ猫を待つお茶会は開かないままで。