村井知事 “熱中症予防 屋外はマスク外して”

06月27日 16時47分

村井知事は27日の定例の記者会見で、これからの季節、厳しい暑さが続くことが見込まれることから、熱中症予防のため、新型コロナ対策としてのマスクは屋外では外すよう呼びかけました。

県内では、25日、仙台市や丸森町などで35度以上の猛暑日になるなど、これからの季節、厳しい暑さが続くことが見込まれています。

これについて、村井知事は27日の定例の記者会見で、「新型コロナ予防は重要だが、30度以上の暑い日に屋外でマスクをつけると熱中症のリスクが高まるので、外してほしい。特に運動時には忘れずにマスクを外し、屋外での散歩や通勤、通学などでもマスクつける必要はない」と述べ、高齢者や子ども、障害がある人などを中心に、熱中症を防ぐため、屋外ではマスクを外すよう呼びかけました。

その上で、まだ多くの人が屋外でもマスクを着用している現状について受け止めを問われると、「マスクの着用が習慣になってしまったので、外すことに抵抗があり、周囲に外していない人が多いと外しづらいのではないか。私も『まず隗より始めよ』ということで、屋外では率先して外していくし、県の幹部も外を歩くときは積極的にマスクを外していきたい」と述べました。