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新しい同居人part2

お料理の本片手にファーは材料を次々と並べていく

バター・グラニュー糖・薄力粉・卵…

紅椿は不安げに並べられていく材料を眺めている

(ファーおねぇちゃん…バ、バターが…無塩バターじゃないとダメですしゅ(汗
って、それ薄力粉じゃないでしゅし〜〜(焦))

ハラハラしながらファーの様子を伺う
目で物を訴えているのだが、ファーは全く気づかないらしい


「ん〜〜っと…オーブンの…何処にしまったですかねぇ…」

ファーはオーブン板を探しに流しから目を離す

紅椿は慌てて、一部の材料を取り替える

(…これでよしでしゅ)

ふぅ〜とため息をついて、オーブン板を持ってきたファーの方を眺める

材料を入れ替えた事には気づかれてないらしい(笑)



「さて、材料も揃ったから始めますかね♪」

「あい☆」


料理の本を良く見える場所に広げ、レッツクッキング☆



「んと、椿ちゃんは何をお手伝いしてもらいますかね〜」

じっと工程作業を眺めながらファーはぼやく

紅椿は引きつった笑みを浮かべて黙って待っている

クライムはそんな二人をぼんやりと眺めていた

『あのさ、ファーそんな難しそうなお菓子チャレンジして大丈夫なの?』

クライムの言葉にカチンと来たのかファーは振り返って

「クライム五月蝿い…やれば出来るもんなんですよ??」

ボールとベラを持った状態でファーはクライムを睨む


『最初は簡単なものからやっていくのが…一番安全だと僕思うけど』

「クライムは黙ってて下さい」

「あぅ〜〜喧嘩しちゃダメでしゅ(汗」

「あ、喧嘩じゃないから大丈夫ですよ♪ クライムの小姑ぶりは今に始まった事じゃないですし」

『(…誰が小姑だ…誰が…)』

クライムはあきれ果てたようにファーを眺めていた


「さてと…ボールに材料入れていくですよ〜」

「……えっ〜と、ファーおねぇちゃん…何から作っていくつもりでしゅか?」

「ん?シュー生地からですよ♪」

ファーの解答を聞いて、紅椿はヒクッと笑みが引きつる


「んと…ファーおねぇちゃん…生地なら…お鍋の方がいいと紅思うでしゅ…」

「ほえ?混ぜるだけですよね??」

紅椿はかわいらしくフルフルと首を横に振り否定する

「火にかけて、バターとかさないとダメでしゅ…」

「ほえ…そうなんだ?」


不思議そうにファーは首をかしげて本に視線を向ける

「あ・・・本当です〜本にも書いてあります」

テヘッと笑ってごまかしファーは慌てて、ボールから片手鍋に取り替える

「え〜っと…ファーおねぇちゃん…もうちょっと大きい方が良いでしゅよ?」

紅椿は隣にある両手鍋の方を指差す


「なるなる…」

ファーは言われるままお鍋を交換する

「ん〜〜っと…火にかけて…っと」

ガスコンロに火を点火し材料のバター・砂糖・水・塩を適当に投下する


「って〜〜〜ファーおねぇちゃん〜〜ストップでしゅ〜〜〜!!」

紅椿の言葉にビクッと驚きながらも、ファーは慌ててコンロの火を止める

「火が強すぎましゅ〜〜これじゃ〜こげちゃいましゅ…」

紅椿はコンロの火を中火にして、ゆっくりとバターを溶かしてゆく

なかなか手際の良い紅椿にファーは唖然として眺めている

「…椿ちゃんお上手ですね〜」

「紅お料理は得意でしゅ♪・・・あ、ファーおねぇちゃん・・・薄力粉を…」

「あい…え〜っと薄力粉…」

立場がなんか逆転してるような…クライムはそんな二人をじっと眺めてそんな事をふと思った


『(考えたら、紅ちゃんは…キシュさんの魂を持っているんだから、お料理上手でも不思議じゃないもんな…)』

紅椿を感心しながら見つめていた


一方台所では…まだまだ格闘は続くのであった(ぁ





裏ページは背後事w
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新しい同居人

新しい同居人紅椿・黒が来て数日が経過…


ファーは自分の部屋で書類を眺めていた……訂正
手が止まってるから、サボってますねι
何やら考え事をしているらしい


う〜子供に対する認識を改めなきゃな〜

ふぅ〜と軽くため息をつき、ぼんやりと書類に目を向けるが、頭の中には入ってこず


子供=元気一杯がファーの考えだった

実際、実の娘(養子)もかなりお転婆だったし

だが、紅椿に関してはこれだけでは括れない…



礼儀正しく、純真無垢
天真爛漫、まさしく天使そのもの


もう椿ちゃんてばかぁいすぎるですよ〜♪


にやにやと笑みを浮かべ
テーブルの上で悶えている主の姿を見てクライムは乾いた笑いを漏らす

『ファー……端から見てて不気味すぎι』


「!Σ うぁ!!
あ〜ビックリしたです
クライム何時から居たですか?」

ファーは驚いてクライムに視線を向ける

『ん?今来たばかりだけど
何にやけてるの……仕事進んでないし』


クライムはテーブルの上に前足を乗せ書類を見てため息をこぼす

「……えへへ……んと…子供の認識変えなきゃな〜って思ってたの」

クライムは一瞬目を丸くし
大きく頷く

『確かに……あの子すごくイイコ♪』

今までファーの実の娘にされたいたずらの数々
キシュルには実験材料にならないかと真顔で迫られた日々を思い出したのかクライムは感動していた


今までの苦労が吹き飛ぶような気さえする


『紅椿ちゃん…一緒に遊んでても僕の毛毟らないの
後落書きもされないし……僕こんなこと初めて』

「……あははι」

思わずひきつった笑いが零れ落ちる
数々の災難がクライムに降り懸かっていたのだ



ふと時計に目を向けるとそろそろお茶の時間


「んと……おやつの時間にしましょうか♪
クライム椿ちゃん呼んできて下さい」

『はいはい〜♪』


軽い足取りでクライムは紅椿の部屋に向かう


「……あんなルンルン気分で向かうとは
かなりお気に入りなのね〜♪」

自分の事は棚に上げて、クライムを見て微笑する

2人とも新しい同居人に夢中になっているのだ
ん〜と…今日のおやつは何が良いかな…


台所に向かい、お茶の準備をしながらファーは悩んでいた


「…クライム〜待つでしゅ〜」


トタトタと走る足音と共ににぎやかな声が

お気に入りのにゃんこフードを被った紅椿が姿を見せた


「あ…椿ちゃん♪」


「ファーおねぇちゃん♪」

台所から顔を出しニッコリと微笑む


「ねね…椿ちゃんの好きなおやつって何ですか?」

きょとんとした表情で、それでも問われた質問に賢明に考えて答える


「んとね……シュークリーム♪」

ふむふむとうなずきながらファーはさらに問いかける

「シュークリームですか…んと…カスタード?生クリームどっちが好きですか??」

「両方でしゅ♪」


「んじゃ今日のおやつはシュークリームですね」

ニコッと笑みをこぼしつつ、ファーは台所に引っ込む

「わ〜い♪シュークリームでしゅ〜」


紅椿はピョンピョンとその場で飛び跳ね喜びを露わにする

「………んと…この本には乗ってないですね」

台所から料理の本を片手に持った状態でファーは書庫に向かう


ファーの持ってる本を見て紅椿はピキッと固まる

「!Σって 本!!」


ファーは書庫から料理の本を探し出し
再び紅椿の前を通り過ぎる

台所を覗くと真剣な表情で料理の本を読んでいる


その本のタイトルには【初心者でも出来るお菓子の作り方】とある

ややひきつった笑みを浮かべ紅椿は嫌な汗が背中へとじわりと感じた


「ファーおねぇちゃん…その本は…」

「ん〜ファーシュークリーム作るの初めてだから」

「……えっ…ι」


「大丈夫ですよ♪」

その自信はどこから来るのか…


ーだ、だいじょうぶかなぁ〜ιー


「どうしたですか?椿ちゃん??」

思った事が口から出てしまったのかと思い
紅椿は慌てて首を左右に振る

「な、なんでもないでしゅ」

「そう?」


不思議そうにファーは首を傾げた



「………あ……ファーおねぇちゃん…べにもお手伝いしましゅ」


「ありがとうですよ椿ちゃん」

ファーは嬉しそうに紅椿の頭を撫でた


ーが、ガンバってフォローしないとでしゅιー


紅椿の考えしらずのまま二人のお菓子作りが始まった

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謎の文通相手part3

キョトキョトとお部屋を探索し、ファーはその間お菓子とジュースの用意をする

「椿ちゃん〜クライムに紹介するからこっちに来てください♪」

ファーは少女がいる部屋を覗き込んで、声を掛ける


『うぁ〜本当に元気だ(汗) 大人ばかりの共同住まいが長かったからすっかり忘れていた感覚』


「ねね、ファーおねぇちゃん」

「ん??」


少女は1つの部屋を指を指し

「ここがべにのおへやなのでしゅか?
んで、あっちがふぁーおねえちゃまのおへや??」

「そうそう…」


とっても嬉しそうに微笑みつつ、少女をテーブルの方に誘い入れた


少女が指した部屋は今は使われていない

だが、長い間ずっと使っていた人がいたのだ

クライムがこの時見ていたならすぐに気づいたのだが…(笑)







「んじゃ〜クライムがず〜っと知りたかった事〜
新しくお引越ししてきた 紅椿・黒ちゃん☆」


『紅椿ちゃんか…可愛い名前って…あ〜〜〜!!
そう言えばこの子どうして僕の名前知ってたの??』



紅椿とファーは顔を見合わせてニコリと微笑む


「椿ちゃん自分で言う??」


「うん♪」


紅椿はクライムの傍まで寄ってきて、ニッコリと微笑んだ


「くらいむ〜〜♪

あのでしゅね〜きしゅる・くろう参上〜♪」


瞬間ビシッと固まるクライム

口が開いたままじぃ〜っと紅椿を見ている


『へっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はぁぁ??』


クライムの反応を見た瞬間二人は一斉に吹き出す


「あははははは…クライムってば〜〜」

「わ〜い驚いたでしゅ〜☆」

ファーは大笑い、紅椿は大ハシャギ


『えぇぇぇ!!・・・本当に〜〜〜!!??』



「あははは…お…お腹…痛い…うん、椿ちゃんはキシュルさんだよ♪」

「そうでしゅ〜☆」



ニッコリとピースをしながらクルクルとその場ではしゃぎ始める


どう見ても幼い子供…前の面影全くないよ〜〜???




未だに混乱してるクライム
じぃ〜っと紅椿の様子を食い入るように眺めていた




「ま、記憶あるけど…また違うからね〜♪」


『ファー隠してたのはこれか!!』


「そそ…反応が見たかったし…椿ちゃんと約束してて、黙ってたの
あと一緒に住めるかわからなかったからですね〜」



ニコニコと笑みを浮かべつつ、新しい同居人を眺めているファー

クライムは頭を抱えていた


僕慣れるまで…時間掛かるかも…(汗




















【余談】


『ところで、ファー見つけた時ビックリしなかったの?』

「ん?…ん〜〜驚いたけど…なんだろう…
いや〜〜ん可愛い〜〜(萌(もろストライクゾーン(ぇ
が先に来ちゃった(//∇//) テレテレ」

『…ファー(汗』

萌が強かったのか
クライムはさすがと感心していると


「後は……慣れかな?」

『へ?』


お皿を洗っている手を止めて、苦笑いを浮かべる

「ファー知ってるだけで、転生3回目だし…何より、キシュさん時が一番ビックリしたかも…」


『??』


「ママがいきなり男性だよ〜・・・しかも、結構美形の・・・あれは衝撃強かった(汗)」


『あ〜〜僕ママチラッとしか見たことなかったからな…』


「ファーよく話してたからね〜・・・えぇ……ママ〜〜!!って、今のクライム並みに混乱してたですよ〜……すぐに慣れたけど(笑)」



『なるほど…』


非常に順応性の高い主である事が改めて確認


慣れって怖いな〜としみじみ思ったクライムであった(笑)


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謎の文通相手part2

数日が経過したが…相変わらず文通相手は教えて貰ってはいない


可愛らしい便せんを読みながらファーはクスクスと楽しそうに笑みをこぼしている


クライムにとってはひじょ〜〜〜に面白くない状態が未だに続いているのだ


何度ともなく問いただすのだがこの主は予想以上に口が堅いらしい

心底楽しそうな笑みをこぼしつつ…内緒と指を唇に当てるだけだった



ここ数日すっかり拗ねているクライム
テーブルの下に座り恨めしそうにファーを睨みつける

『…ファーって……意地悪だったんだね…』

「失礼な〜そんな事ないですよι」

苦笑しながらファーは否定する

ブスッとふてふくされながら…クライムはキッと睨みつける

『んじゃ何で教えてくれないの!!』

「……約束したから」

先程までの楽しそうな笑みは一瞬で消え、真剣な眼差しに変わる


『………』


クライムは言葉が上手く出てこず、じっとファーを見る

ファーはすぐに楽しそうな笑みを浮かべ

「ずっとじゃないし…時が来ればわかるから♪」


ポフポフと頭を撫でられながら

ーはぁ〜待つか…ー


時がこない限り話してくれない事は長い付き合いでよく解ったのだ

それから数日たったある日のこと

クライムが気になる可愛らしい便せんを読んでいたファーが突然椅子を跳ね飛ばし(ぁ)


「……やった〜〜♪♪」

大喜びでその場を飛び跳ねる
何が何やらわからないクライムは怪訝そうに視線をファーに向ける


『……ファー……床が抜けるってばι』


「クライム〜〜新しい同居人着ますよ♪♪」

嬉しくって嬉しくってどうしようもない感じでファーはクライムに抱き付く

『同居人ってその文通相手?』

「うん♪……言って見るもんですね〜///
良かった良かった♪♪」

『やっと文通相手見れるのか…どんな子??』


「椿ちゃん……かぁいい女の子ですよ///」


『……ファーが好きそうな相手だね…でも隠す必要あったの??』


「……んふっ……クライムもよく知ってる子だし…ま、当日まで内緒♪」

『はぁ……わかるならいいや……んで何時来るって??』

「えっとね……今夜♪」


『へぇ〜こん……は??』


「ん〜と…今こっちに向かってるんじゃないかな??」


『って……早!!』


「家具とか居るものは…明日一緒に買いに行くか…布団は…今夜はお客さん用で良いか…」

驚くクライムをスルーしながらファーは準備を始める

『…一体どんな子なんだ…』

呆然と呟いていた













誰かが扉を叩く音
酷く弱々しい…子供が悪戯でもしてるのかなとクライムが思っていると

「お……来たかな…」


トタトタと玄関まで歩いて行き、扉を開ける

クライムも興味津々で玄関まで迎えに行く


「ふぁーおねぇちゃん♪」

見た感じ7、8歳くらいの幼い少女

瞳は赤紫色。まん丸とした瞳なのだがややきつめの印象
もみあげだけ長いショートヘアー
猫耳帽子がトレードマークなのか目に付きやすい

身長はファーとほとんど変わらない…と言うか同じ位か…

少女はニパッ笑いながら

「べにきたでしゅよ〜♪」

「椿ちゃ〜ん☆」

ファーはムギュっと抱きしめ…二人は玄関ではしゃぎ始める


「よく来たね〜椿ちゃん♪」

「うん♪……べにね〜ここまで一人できたの」

「そうなんだ〜…偉いですね」

ファーは優しく微笑み掛けながら小さな少女(と言っても身長は同じなんだけど…)の頭を撫でていた


「……あ〜〜〜くらいむだ〜!!」

少女はダッシュで僕に駆け寄り、背中に飛び付く

久々な感触を受け止めふと我に返る

『あれ…何でこの子…僕の名前知ってるの?』

不思議そうに問いかけるクライムの耳を少女は引っ張って遊び始めた


『あいた……耳引っ張っちゃダメ〜〜!!』

「うきゃ〜〜しっぽももふもふでしゅ〜♪♪」

キャッキャ笑いながら少女はクライムのしっぽで今度は遊び始める


『って、尻尾の毛を引っ張るな〜!!』

賑やかにじゃれあう二人を眺めていたファーは懐かしそうに笑みを浮かべる


そう言えば…昔はよくクライム悪戯されていたな…


散々じゃれ付いて、興味が他に移ったのか少女はピョンとクライムから飛び降り
お部屋探索へと移った


「およ、小さい子は切り替え早いですね〜……っておよ…クライム大丈夫??」


グッタリとその場で脱力しているクライム


『忘れたかったデジャブ…子供って…ここまで元気よかったんだよね…』

疲れたように盛大にため息をつき、やれやれと体を起す


「エネルギーの塊ですからねぇ〜…って、コラ〜(笑)
そこ危ないからダメだよ〜」

台所をひょっこりと覗き込んでいる少女をファーは慌てて捕まえに行く



『賑やかになるな〜…』


シミジミ呟きながら、クライムは質問した事をすっかりと忘れていた(ぁ


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謎の文通相手

とある昼下がり


二人だけの食事にも慣れ始め、ここ数日…ファーは誰かとの手紙のやりとりに熱中していた


今日もテーブルの上で手紙を読んでいる

『ねね…最近よく来るその手紙…誰からなの?』

とても可愛らしい便せんを読みつつ…ニヤニヤと笑みが耐えない
見ていて何か怖いんだけどと思いつつ、あえて口には出さない


「ん〜内緒なのです…近々オルに来るって書いてあったから…その時わかりますよ♪」


『や……来ても僕にはわかんないし』


「まぁクライムは…森林かお散歩場所…後はたまに来る執務室くらいしか行動場所ないか…」


ん〜としばし悩みつつ、ファーは返信の便せんを取り出しペンを握りしめ、返事を書き始める


『……って……ファー…スルーなの??ι』

「ん……」


『無視だよこの飼い主』

ふぅとため息を付き、クライムは体を起こして外に出る

「あ……ライム…香草適当にとって帰ってきて」

『は?……何で僕が…』

「ふぅ〜ん…夕飯いらないですか?」

『ぐっ……』


キシュルが居なくなって一番心配していた食事だが…意外なことにファーはまともに作っている

それ所か家事全てやりこなしているのだ

居なくなって数日後
クライムは恐る恐る聞いてみた


『ファー家事出来たんだね?』

その問いに少しムッとしたのか…ファーは頬をふくらまかせ

「…クライム忘れてるけど、ファー結婚もしてたし子供も居たんですよ?
出来ない訳ないじゃないですか…」

呆れたように睨まれてしまった

『って…前キシュさんいた時に作った物体は?』

「やっ…物体ってι……あれはチャレンジした賜物?(首傾げ
同じの作るより試行錯誤した方がいいですしね」


ニッコリと笑顔で答えるファーを見ながら


(えっ…それでも限度がι)

と思いながら隠れてためいきを吐いた


『んじゃ、キシュさん……主夫しなくても…』

良かったんじゃという言葉をファーに遮られる

「ん〜ほら、その方が楽しかったから♪
でもたま〜〜〜〜にやってましたよ?」


『……そこまで延ばす合間なのね…ι』


その解答は笑顔で無言の返事が


キシュさん本当に大変だったんだな…


クライムは心底キシュルを尊敬した



僕…主間違えたかな…


少し後悔をした瞬間であった


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