甘く

脳内の奥底で、
わかっていながらも

断る理由がないがために
流れに身を任せて



甘さを知ったわたしは
靄がかかったかのように
甘い熱を帯びた自分の身体が
これ以上耐えられないと、

息を吐いて。


身体と心が分離できたら
どれだけいいのかと




癖になる前に
忘れなきゃ。