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笑ってほしいのに、やさしくしたいのに。背中には、逞しい手があったのに。はたから見れば物言わぬ蟻のようで。ですから、ぼくはぼくの意識のしないところで、ガリガリと、あなたの神経をひっかいてしまっていたこと。わたしはあなたを差し置いて、泣いてしまう始末です。滑稽にも、「今日は暑いですね」などと呟いて。ですからせめて、最後の日には、胸を張って、大丈夫、といえますように。
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