本を読んで「知識」を吸収し、それを「実践」して

その「結果」「体験」を「分析」して「知恵」に昇華させていく。

これを繰り返すことで人は成長できるのだ。



今回はあえて「実践」の段階での自分の失敗談を披露します。

まだ何も知恵がない新入社員の頃、あるビジネス本を実践したところ、
どんどん状況が悪くなり、自己退職(という名のクビ)となる状況に陥った。

何をしたのかというと、「すぐに謝ってはナメられる存在になるので簡単に謝罪してはいけない」
というものだった。
確かに一理あるが、愚直に何も考えず実践するには立場がよろしくなかった。

自分の立場は右も左もわからない新卒新入社員。一人前になるまでは、
一人分の仕事もこなせない「赤字社員」だったのだ。
謝らない=素直じゃない=人としてかわいくない=人が離れていく=物事がうまくいかず失敗=謝らない

負の連鎖でした。
途中で気づいたのは、実践するタイミングが早すぎたということです。
もっと勉強していたなら、この知識をうまく使い分けていたでしょう。
しかし、この気づき事態も実践しての結果なので、今となっては結果オーライであるといえます。


同じような失敗で、知識を使うタイミングを間違えた友人が自己破産しました。
その友人も素晴らしい知識を持っていたのにも関わらず、大失敗してしまったのです。

成長したければ、たくさんの本を読み勉強し、実践と分析を繰り返していこう。