飴縁

行ってきました。

もうとっくに帰ってきていましたが、文章にできなくて。


おばあちゃんはほんとうにきれいなおだやかな顔をしていました。
さいごのさいごは苦しんだのかもしれないけど、それでもきれいな顔でした。

眠っているかのようで。安心すると同時にとても悲しかったです。

ずっと私は泣いていました。

正直、遠く離れて暮らしていて数えるほどしか会ってなかったから、実感わかないかなと思っていました。
思い返せば、ずっと気にかけてくれていてかわいがってくれていたことを思い出して、とにかく涙が止まらなかったです。

食事や通夜ぶるまい？などのときは落ち着いていても、いざお坊さんがお経を読んでたり祭壇を目の前にしてるとどうしても悲しかったです。

納棺のとき、出棺のとき、火葬場にはいるとき、収骨のとき。

とにかく全部泣いてました。
こんなに涙はでるものなのかと思うくらい。


それでもさいごに会いに行けてよかったです。

話題:今の気持ち。

昨日、祖母が亡くなりました。

昨日の昼間、母から電話があり入院してもう長くないかもしれないとのことでした。
今日、父が北海道へ向かうという事でせめて私とあきさんの写メを見せてあげたいと言われ慌てて撮って写メを父に送ったんです。

写メを送った2時間後に、亡くなったという連絡を受けました。

父も死に目にあえずじまいでした。


遠くに住む祖母だったので、そんなに沢山会ったことがあるわけではないですが、進学を祝ってくれたり、就職を心配してくれたり、結婚を祝ってくれたりと。ほんとうに可愛がってもらいました。

最後に会ったのはもう五年くらい前。
最後に喋ったのは一年くらい前。

式を挙げなかったので、私の姿も見せなかったしあきさんのことも紹介できずじまいです。

今更後悔したって遅いのですが、撮らなきゃ撮らなきゃと言っていた写真を撮らなかった事をほんとうに悔やみます。

会いに行けばよかった、写真を撮ればよかった、とひたすら後悔です。


もう遅いけど。




明日、北海道へ行きます。
お通夜と告別式に。


あきさんは遠慮せず思うままに行動していいと言ってくれました。
泣いてる私に、おばあちゃんは泣いてくれて喜んでいるよと言ってくれました。


ほんとうはあきさんと一緒に行きたい気持ちもありましたが、仕事もあるし、犬もいます。

2人で行くのは現実的ではありません。


なので明日、母と2人で行ってきます。

さいごのおわかれです。


帰ってくるのは明後日の夜。


犬はあきさんが会社に連れていくとのこと。


私が犬と離れるのはこれが初めてです。
犬がきてから今まで一度も離れたことがありません。
犬を見なかった日がありません。


おばあちゃんがいなくなってさびしい。
あきさんと一緒にいけなくてさびしい。
犬と離れることが1日でもさびしい。


わがままだらけです。


落ち着いたかと思うと、また急激にさびしくなるのです。


母と会うのも相当久々。
このかなしいことで会うことになるとは。


とにかくかなしい、とにかくさびしいのです。くるしい