※BLゲーなので苦手な方は逃げてください
本番はここから。デイバン編は各キャラでかぶっている話があまりないので、やっぱり長いです。
<デイバン編>
イヴァンルートなので、イヴァンと一緒に行動することになったジャン。
幹部として何をすればいいのか、イヴァンについて行って彼の仕事ぶりを見つつ見つけることに。
部屋もイヴァンと同室になったわけですが…他の幹部がすごい心配してきます。
特にベルナルドとルキーノ。
イヴァンは幹部の中でも唯一の純イタリア系でない人。血を重んじるイタリア系マフィアなので、彼が幹部であることを快く思わない人も結構いるとか。特にルキーノは、イヴァンに対してそういう傾向が強い。
イヴァンと同室になると、彼の用心深さがよくわかりました。
食べ物はルームサービスは頼まず、部下に屋台のホットドッグを買ってこさせる。ノックも回数を決めてるし、寝る時も靴を履いたまま。銃の手入れも怠らない。
周りがイタリア系ばかりなので、ルームサービスなんか頼んで一服盛られたらと考えているみたい。
そういえば…ジュリオの時はジュリオが毒見してたな…ジャンのためにww
イヴァンは意外と頭が回るし、すごく用心深い。自分以外は信用していない感じ。もちろん幹部も信用していないと。
自分が純イタリア系でないことから、今まで多くの苦労があったのだろうなぁと、ジャンは思いを巡らせます。
一日目の終わりに、「死ぬまでに欲しいものがある…」とイヴァンがつぶやいていました。…なんでしょう?
次の日から本格的に仕事を始めるイヴァン。
イヴァンのシノギは主に売春の元締め。他に流通なんかもやっているようです。
最初に行った流通をしているところで、GDの奴らと出会います。ここらへん一帯の帳簿付けを頼んでいた人がGDの奴らに連れて行かれたと。それを追います。
4〜5人いたのかな、そのGDの奴らをけっこうあっさり倒すイヴァン。強い!
ジャンは何もしなかったwwジュリオルートの時も思いましたが、ジャンはあんまりケンカ好きじゃないっぽいですね。
気性が荒いことはわかってたけど、ここまでケンカが強いとは思わなかった、とジャン。
戦闘のエキスパートであるジュリオだって、ナイフさえ持ってなければ怖くないしな、とイヴァン。いや、それは…どうでしょう…。
お昼ご飯を食べたところで、ジャンが「少し色つけてやりゃあいいのに」と。
それに対しイヴァンは、対価以上のものを出しても、それは相手への侮辱だ。ルキーノはほいほいあげてるようだが…と。
イヴァンとルキーノは生き方が正反対ですね。どちらも持論を持っていて、どっちが正解というのもありませんが、相容れない考えを持ってるんだなぁと思いました。私はどっちかというとイヴァンに賛成。
夜は売春をやってる娼館?をまわるとのこと。
ここ、すごかったです。
あるところでは紳士っぽく、あるところではヘタレキャラ、などなど、誰だお前…ってくらい行く先々でキャラが違いました。
娼婦「女は海よ…」
イヴァン「男は…船…かな」
何だそれww
これにはジャンもドン引きww最後にはもう何も言わなくなっていましたww
イヴァンいわく「女の好きそうなツラしてやるのも仕事なんだよ!」だそうです。
ジャンもさらっとやりそうだなーと思ったのですが、彼はここまではできないそうでwwまあ…ある程度プライド捨ててやってるっぽいのでね…。
店に入っていない娼婦たちがいる通りも行きます。
ジャン「まぁ、ここは素敵な立ちんぼさんばかり。ここを「立ちんぼさんの小径」と名付けましょう」
イヴァン「アホか、死ねっ!!」
ジャン「いやぁ、やめてぇマシュウ小父さん」
イヴァン「キモキモキモ!!赤毛のアンとか読んでんじゃねぇ!!」
ジャン「…なんでお前、セリフだけで赤毛のアンってわかるんだ?」
このやりとりくそ笑ったww
私赤毛のアン読んだことないので、イヴァンがそう言っていて「これ赤毛のアンネタなのか〜」とか思いましたww
ジャンは孤児院で無理やり赤毛のアンを読まされたようですが、イヴァンは自主的に読んだんだなww
セリフだけでわかるというのは、かなり読み込んでるってことかww愛読書?
それにしても、この二人の言い合いは面白いですねー!かなり頻繁に言い合いしてますがww
そんなバカなやり取りをしていると、GDのホーナスという奴がイヴァンの前に現れる。
どうやら知り合いらしい2人。ただならぬ空気を察して黙るジャン。
昔イヴァンとそのホーナスは商売をしていたことがあり、それで面識があると。そしてホーナスはイヴァンを引き抜いてGDに入れたいようです。
ホーナスが去ったすぐあと、なんとベルナルド、ルキーノ、ジュリオが現れます。幹部がそろってなぜここに…。
純イタリア系でなく、誇りや掟にルーズなイヴァンのことを、GDに寝返るのではないかと常々危惧していたらしい。特にルキーノ。
GDに寝返る気じゃないのか、と問い詰められるイヴァン。
挑発的な態度で応じます。言い合いはエスカレートし…。ついにジャンがキレる。
「兵隊が見てるんだぞ!!頭冷やせ!!」と一喝。
こうして仲間割れしていること自体、GDの思惑なのかもしれない、とみんなを宥めます。
イライラしているイヴァンは、女でも抱いてないとやってられねぇ、とその場を去ります。
うーん…幹部内でのイヴァンの立場はかなり不安定ですね…。いろんな偏見とかも相まって。
結局その日は帰ってこなかったイヴァン。
イヴァンいないとやることが無いジャンは、次の日、とりあえず朝食でも食べようと下のフロアに下りていきます。
そこで出会ったのは…ロザーリアという…少女…
ロ、ロリだ…!!しかもこの子、カヴァッリ顧問の孫だという…
歳は14歳くらい。
「私、イヴァンのフィアンセなの」
えっ
ええ!?なんだってー!?
こんな幼女がイヴァンのフィアンセ?まじっすか…!何してんだよイヴァン!
イヴァンとの出会いなどなど、いろいろ話を聞くジャン。一応カヴァッリ顧問の身内なので、地位はこんな幼女でもジャンより上らしく、話し方が馬鹿丁寧。
話を聞くとどうにもロザーリアの一方通行っぽいけど…
「彼、純粋なイタリア系でないでしょう?だから、いろいろと大変そうで…。でも、きっと私なら彼の役に立てると思うの!障害はあるけれど…これも神が与えたものよ!でも神は障害を越える力も同時に与えてくださっているもの!」
この子…やばいよwwここら辺の話してるときの目が怖いwwかっ開いてるww
そんな幼女にたじたじのジャン。
しばらく話していたら、そろそろ帰るとのこと。「お見送りしてくださる?ジャンカルロ」と。なんか萌えた。
上位階級の遺伝子が組み込まれてるな…とジャンも言っていたけど、まったくですねww
入れ違いでカヴァッリ顧問が来た。ロザーリアがいないもんで心配していたとこのこと。
その時、カヴァッリ顧問に電話が来る。イヴァンからだった。
掃除屋をよこせと言っている組と仲良くしている人物から依頼があったとのこと。ジャンはイヴァンと合流して、現場に行くことに。
あーここですわ…本筋忘れるくらい強烈な印象の話…。
現場は住宅街にある一軒家。外から見たところ死体があるようには見えないが…。よく見ると、窓にくぎ刺してるとか…。ただならぬ気配を感じたが、建物内へ入る二人。
中には依頼人である組の役員に仲の良い人がたくさんいるという堅気の社長。ヤーさんと交流あるって、堅気なの?
その人と、他二人がいる部屋の隣の部屋に死体があるから、早く処理を頼む、と。
隣の部屋に入ると…そこには死体が…。
端にまとめられたカーテンのように見えたそれは、女性が二人、カーテンレールで首を吊っていた。首があり得ない方向に曲がって…。
そうそう、余談ですが、精神科の閉鎖病棟にはカーテンレール無いそうですね。やはり首つり自殺を図る人がいるので、カーテンレールを設置しないらしい。埋め込み式?のカーテンレールが最新だとか、先生が言っていました。
その女性たちの死体を見て理解した2人。
「てめぇら…ここで女たちに売りさせてたな?」
親子とみられる女性2人。体には無数の傷、痣。なんとも酷い有様です…。
口のきき方をわきまえろ、と言うその男ですが、どうやら二人が幹部であることは知らなかったようです。
掃除屋を呼んだその男の会社の社員だった、その自殺した女性の旦那が事故を起こして死亡。亡くなった社員の妻とその娘に借金の肩代わりとして売春行為をさせていたとのこと。
あくまで彼女らの自由意思でやっていたことだと言う男たち。
イヴァンもジャンも完全にキレてます。
堅気の女性に売春行為をさせていたこと、こんな死に方をさせたこと、もう全てが許せないことですが、ここでこの男を殺すことはあまりよろしくない。役員に大勢知り合いがいるこの男を殺せば、イヴァンの立場が危うくなる。こういう事態を想定して、カヴァッリ顧問はブレーキ役としてジャンを行かせたわけですが…。
落ち着こう、とジャン。
イヴァンは女性たちをカーテンレールからおろし、ベッドの上に寝かせようとします。
シーツをめくったそこに…女の子の死体が…
体つきからロザーリアよりも年下に見える、と言っていたので14歳以下ですか…
殺虫剤を飲んで死んだらしく、ひどい顔だと…。
これを見て驚愕する二人。
どんな理由があったら、こんな小さい子が殺虫剤を飲んで死ぬ気になれるのか。想像するのも恐ろしい。
男が「淫売のガキどもが」と言って、ついにイヴァンがブチギレます。何も言わずに男たちを射殺。
やってしまった…。そんな表情で、とりあえず二人は掃除屋を呼び、戻ることに。
ああ…胸糞悪い話ですね…本当に…。文章が本当にすごい。イヴァンとジャンの心情が、演技も相まってよくわかります。いかに酷い有様なのか。
娼館をまわっていた時、イヴァンが「こういうのはちゃんと管理しないと、腐っていく一方だから」と言っていました。もちろん、腐った先にはGDが付け入ったりするからという意味ですが、こういう酷い売春行為を生まないように、という意味も含まれていたんでしょうか。しかも、娼婦でない一般の女性がこんな目に合うなどと…。悔やんでも悔やみきれない。
戻ってきた二人は役員と幹部の会議にかけられます。彼らの生死を。それくらい重大なことをしてしまったんだと。
ここで掃除屋が初登場。ラグトリフさん。ラドクリフじゃないよ。
ジャン「俺たちが死体になったらどうなんの?」
ラグ「お聞きにならないほうがいいと思いますが…」
ジャン「まあ、参考までに…」
ラグ「僕、養豚場も経営してるんですよ。知ってました?豚さんって雑食なんですよ〜」
ジャン(聞かなきゃよかった…)
ああ…豚さんの餌になるんですね…。えー人間も食うのかな?でもぞっとしますね…聞いてしまったジャンは後悔。
会議では圧倒的にイヴァンとジャンは不利。そもそも、純イタリア系でないイヴァンを快く思わない人が多い役員会。そんなイヴァンをはじくかっこうの機会となってしまったわけです。
役員たちはあれやこれやと話しますが、幹部は特に何も言わない。
そんな状況にジャンがキレる。あの男がやっていたことをお前らは見たのか、と。あの男に謝るくらいなら死んだほうがマシだ!!そう言います。全くだ…。
そこにルキーノの部下が何かを持ってきた。ルキーノはそれを受け取ると、役員たちにみせる。
どうやら先ほどの女性たちの遺体の写真のようです。それを見て役員たちはざわつく。
これが決定打になり、イヴァンとジャンの処分は保留ということに。しばらく謹慎だそうです。
ルキーノがここまでしてくれるとは正直思わなかった。あわよくばイヴァンが幹部から抜けたほうがうれしいのかな、とも思っていたので。
ベルナルドはなるべく二人が死刑にならないように話をしていたようだし、ジュリオは何かあればジャンを守れるように静かに臨戦態勢だったし。ジャンをね。イヴァンは助けなさそうですがww
幹部たちは意外とイヴァンを仲間として守ろうとしていました。それがわかった。
謹慎を食らった2人。あれっなんかエロシーン突入しました。
むかむかした気分が収まらない。ていうかムラムラじゃないの?ww
昨日女抱いてきたんだろ、というジャン。そういえば、女でも抱いてないとやってらんねぇと言って去っていきましたね。
が、結局アジトで酒を飲んで発散しようとしたらしい。
「お前で楽にさせてもらうぜ」
とジャンに襲い掛かるイヴァン。当然抵抗するジャン。
と、何かイヴァンがきょろきょろしている…。
どうやら、さっき差し入れでもらったきゅうりを探しているらしい。野菜もちゃんと食べろよ、ということでもらったきゅうりですが…
ジャン「言っとくが、さっきのジュースィなきゅうりは全部俺の胃の中だ」
きゅうり入れる気だったのかよww食べ物は大切にね!!まあジャンが全部食べたわけですが。
きゅうり…入るのか?そこまで硬度も強度もない気がするが…
すでに後ろ手に縛られて足を上げた情けない体勢となっているジャン。
ここまでやって道具に頼ってんじゃねぇよ!!と言ってましたが、おいおい、墓穴掘っただろwwいや、これから掘られるんだけどもww
で、まあがっつり掘られる。
イヴァンが、「どうせ今まで何回かヤってるんだろ、幹部連中とも…」とかもごもご言い出した。
はっきり言わないイヴァンに、眠気があったのもあって苛立つジャン。
「挿れさせてやったのはお前が初めてだよ」
と。ちょっとうれしそうだったイヴァンが可愛かったww
ていうか、やっぱりイヴァン、ジャンがそういう奴だと思い込みすぎだろww
超BL好き!というわけでもないので、エロシーン必要か?と思うことが多々ありますが、この時ばかりは二人の言い合いをしながらのエロシーンがあってなんか救われた。
まじであの女性たちのくだりは精神的にきつい。本気で落ち込んだわ…。
とりあえずここまで!
長い長い三日目でした。いろいろありすぎた…。
でもあの事件を通して、イヴァンが売春の元締めをやっていることの意味とかわかりました。そしてイヴァンは自分なりの正義感らしきものがちゃんとある。かなり彼の印象が変わりましたね。
日本での売春の実態はどうなんでしょうね?警察もすべてを取り締まれているとは思えないし…。ネットワークもスマホなどの普及で拡大してるし。昔友人が売春まがいのことをしていましたが、やはり警察にお世話になるようなことにはしなかった。見えない世界ですよね。
ただ、やはりイヴァンが言うように放置すれば腐るだけ腐る世界なので、取り締まらないとですよね…。頑張ってくれ…。