思うと衝動に任せピストンは速度を落とさないまま、先輩の腰をがっしりと掴み時計回りに円を描くように大きく動かした。
「ひぁああーーーーッ!!」
「…うぐっ!」
摩擦の刺激に加え回転のかかった内壁は先輩への快感を増幅させたが、同時に俺の敏感になった鬼頭にも電流のような快感をもたらした。
とりつかれたように何度も何度も繰り返す。
「あああんっあんっあーっなにこれぇぇぇ!たつひぃぃぃ!きもちくて…ひんじゃうよぉぉぉ!」
「あっ…あ、やばっ、これすご…っちんこ…イキそ…っね、先輩…すごいねっ?」
「ひゅご…す…ご…っあはっおなかああ…ああっああっ」
先輩のナカの熱やねばつきや締め付け具合も最高だったけど、とりわけビジュアルが本当に毒のようだった。
木に手をつきこちらに尻を突き出した格好、上半身はブレザーを着込んだまま、足首まで落ちたスラックスとボクサーパンツ、力が入らないのか妙な形に膝が抜けてがに股になっていて、その間でぱつぱつに膨れ上がった袋と竿が千切れんばかりに揺れている。
飛び散った先走りが足元…ズボンや下着までを汚していたがそれどころではないらしい。
「あっあっあはっも、つら…つらいっ…立てないったつしぃぃ!」
ガクッと下がる先輩の体をとっさに右腕で支え、ゆっくりと土の上に下ろすと先輩は自力で手をついた。
「はっあ、も…もうだめっ、もうイキたい…たつしっ…シて…突いてっ」
刺さったままの自身がまたほんのすこし膨張したような気がした。