迷い猫の路地

時間がたくさんあったから
色々色々色々なことを考えた。

子どもには『幸』って名前もいいなとか。
でも私の名字には合わないな、とか。
他愛もないことから、深いところまで。

昔の写真を整理してみたら、スクショがたくさん出てきた。

昔は馬鹿みたいに甘ったるい言葉ばかり並べ立ててた。
今もそうなんだろうけど、昔ほどの喜びも新鮮味もない。
こんな風に愛を育んで来たんだな、と思って
少しだけ切なくなった。

そして、私は何を求めていたんだろう、と
最近の自分を振り返ってみる。


昔は、欲しいものはほとんどなかった。
与えられていたのかも知れないけれど
満足していた。

今は、欲しがってばかりで
不満ばかりが募ってる。


私が欲しいものは、そんなものじゃないのに。
とても、とても反省した。


人は変わってく。
本人も、関係も。

追い求めて、見失いかけて、探し尽くして、結局隣に在ることを知る。
先人の知恵は偉大だ。歴史に学ぼう。


私は、大人になれただろうか。
少しでも。

また同じことを、呟くかも知れないけど。
それでも、少しずつ、少しずつ、



愛してる。

先日、コメント返信再開しました。
こちらからのコメントのやり取りも
数日中に再開させて頂きます。

遅くなってすみません。

というのも、内々で諸事情がございまして
他家のことなので詳しくは申せませんが、
そのために彼は実家に帰省しており、
今しばらく私も(精神的に)落ち着かないため
なんというか、まぁ…落ち着いたのち、しっかりさせて頂きたいと思っています。



しかし、色々なことはちょうどよいように出来ているようで

本日、お休みを頂いたため、赴いた猫カフェ
猫の日ですし。ちょうど。

鬱々悶々としていた私の膝に、こうくんなるお猫様が乗ってきてくださいました。
それはもう我が物顔で初対面の私の上で眠り、腕の中に埋まり込んで居座ってくれたのです。

この『こう』くん。
漢字で書くと、『幸』くんとなります。

幸せがやってきて、私のところに留まってくれた。
帰るときも、どきたくない、って言ってくれた。


この数日、とてもとても不安だったのですけど、
大丈夫だな、と思えるようになりました。



占いでは『東の方にあるお寺に行くと吉』

ちょうど、東の方には初詣で毎年詣でている土地の神社とお寺さんがあるのです。
わざわざお参りに行く、という距離ではなく
徒歩で行けるところに。

迷いなく、行きました。

無宗教だけど、25年間お世話になっている神様。

雨で他に誰もいなかったせいか、
私がそこで祈ったこと、きちんと叶ったみたいです。

本当にありがとうございました。
何も出来ないなって思っていたけれど、
ほんの少しでも、私の行動が結果になったのかも知れないから。

報われた気がしました。




私は、もうすぐお嫁さんになります。
新しい家族と出会います。
会えなかった方とも、確かに繋がっていて
まるで自分のことのように涙が溢れた。

人との繋がりは、とても不思議。
前世から繋がっていたのかな、って
そんならしくないこと思ったりして。



もうすぐ帰ってくる旦那様の、帰りを待ちます。

落ち着いてる。
ほんとに、愛してる。



したいことが見付からない時は
誰かの為に何が出来るのか、考えてみる。
そうすれば、だんだんと歯車が回り始める。



ほんの数時間前だけど。
先生に、言われた言葉。

あの人のために、って思えば
何か出来るのかも。
したいことが見付かるのかも。

少なくとも今は、待ってる。
私はここで待っている。
あの人のために、出来ることを探してる。

ずっと一緒にいたいから。
昔、出来なかったことを、今、私はしようとしてる。
だからこそ、


愛してるなぁ、って、思う。




大切な人を亡くすことは辛いけれど
そうして人は一つずつ一つずつ大きくなる。
待っていることしか出来ないのはとても辛いけれど、それが私が一緒に背負う試練。

だとしたら、私も頑張らなくちゃ。



元気で帰ってきてくれるように。
帰ってきた時、そして何十年後か、必ず来る最後のことば、それが、『りょーさんで良かった』って言ってもらえるように。

安心して背中を預けられる場所になりたい。

わたしは、誰のために、何が出来るだろう。

どうしたものか…


猫と人間が私の左右で
同じポーズで寝ている。


身動きとれない
真ん中の私。



はよ
起きろよ…。



お腹すいた(´・_・`)よ