話題:自分に喝、勝つ!!
「死にたいほど絶望した人間が何でそんなキレイゴト言うの?」
これが、ずっと頭から離れない。
あの頃の自分に、
「大丈夫。生きていれば、いいことあるよ☆」
なんて言ったって、
(なにこの馬鹿。ガキだからってナメてんじゃねーよクソが)
って鼻で笑われて終わりだわ。
そんなんじゃねーだろ。
社会的には偉いかもしれないが、私にはあんたの言葉は響かなかった。
それより響いたのは、心に寄り添った世間的には許されない言葉だった。
人を心から憎んだことがないヤツが、
向かい合う度胸もないヤツが、
「人を憎んじゃいけません☆」
そんな薄っぺらい言葉、
誰が心に響くよ?
てめえが自己満に浸りたいだけだろが!
いい人だって頷きゃ十分か?
家に帰ってやってろ、ばーーーか。
って、見下して思う。
「じゃあ、お前さ、
人を憎んみすぎて理性飛んだアタマ真っ白の状態で、カッター握ってそいつに向かってほぼ無意識で歩いたことあんの?
我にかえった時の自分が自分じゃなくなった恐怖感、自責。
お前にわかんの、なぁ?」
臭いものに蓋をして、
「そんなこともあったねウフフ☆」
なんて自分の気持ちをなかったことにしようとしていた。
しね、自分しね。しにさらせ。
そして、詫びよ。
あの時の教師と同じじゃねえかよ。
そりゃ、てめえに人は救えねえよ。
だって、自分の気持ちすら救えてねーんだもん。
キレイゴトで軽蔑されるのは、誰よりお前が知ってるだろ。
てめえが嫌悪した存在と一緒になっちゃ駄目だろ、馬鹿が。
自分に鼻で笑われる人間になっちゃイカンわ。
目が覚めた。
過去の自分をないがしろにしたことを謝罪したい。
ごめん。
だから、
いまの自分に力を貸してください。
君の力が必要です。
あのクソな環境で、
それでも耐えて生きた君の揺らがない心が。
誰からも向き合ってもらえない辛さは一番知ってるのにな。
ごめんな。仲直りしよう。
俺は変わらない、揺らがない。
キレイゴトしか言えない人間に、向き合おうと思う人なんかいねーよ。
自分が自分を必要とする、
最高の自己肯定だな。
だから、強くなれる。