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おれのまえでいけ

あー

くそ

いらいらする


文字を打つことにすら
いらいらする


どうしようもない



でも
いい兆し


起爆剤になりそうな


眠くて頭働かなんのが残念だが




記憶にすら残ってないなら
その程度のものだったんだろ





まだ足りない


起爆剤を発動させるには





両手がまるで他人の手のように、男の首を絞めあげていた。

低いうめき声が部屋に響く。


このハーモニーこそが
僕を救ってくれる精神薬。

真っ赤な顔に血管と目玉が浮き上がる。


あなたはきっと、僕が憎いだろなあ。


でもね、僕はあなたが苦しめばいいと思った。

この世はやったもん勝ちだろ?


そうなんだろう?

「俺に欲情しやがって。」

最後の力を振り絞って両手に籠めた。

何かが折れた音が聞こえた気がした。


これでもう汚い目で値踏みされることもあるまい。


僕はいま、どんな顔をしているんだろう。




俺のいらいら


いらいらどぅゅらどぅゅら
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