ブログをリニューアルというか移転というか。
とりあえず、前のブログを消しました。
ここでははじめましてです。
ばんびぃのです。
まだ、誰にも教えてない…そのうち気がむいたら教えます。
特定の人に。
前のブログを消したのは、いろんな人に教えてしまって、なかなか自分の素直な気持ちが書けなかったから。
話は大分変わって。
人の死ってなんでこんなに、つらいんだろう。
約4年、面倒をみてもらっていた私の主治医の先生が亡くなりました。
先週の土曜日、先生の診察を受けたのが最後だった。
あの日の私は勿論、これが最後になるとも知らなかった。
先生が私にくれた最後のアドバイスは
【貴女は、ずっと突っ走ってきてるから、たまには休むことを覚えなさい】
だった。
いつものように診察を受けては、
まだ言いたいことはあるけど、また次に話せばいいや
って思ったのを覚えている。
その次、先生に会ったのは、"病院の診察室"じゃなくて、今日の"告別式"だった。
私は先生の死を、今朝知って、動揺して涙は流したが、正直実感が沸かなかった。
…夢であってほしい。
…人違いであってほしい。
そう、心から思った。
だけど、告別式に行って、遺影を見たら、間違いなく先生だった。
先生のいつもと変わらない笑顔が、そこにはあった。
流れる涙をとめることができなくて、そこにある事実を認めることが怖くて、ただひたすら顔を俯けて泣いてた。
お焼香も終えて、式場を出た後も、涙がとまらなかった。
家に帰る車の中でも、まだ現実を受け止められない私がいた。
――病院の診察室に行ったら、また先生がいるんじゃないか。
ってずっと、ずっと思った。
思い返せば、私と先生が出会ったのは約4年前。
私が高校2年生の頃だった。
どちらかと言えば社交的でおしゃべりすぎるほどしゃべる今の私とは考えられないほど、人が怖くて、剃刀を常にポケットにいれて持ち歩いては、自傷をしていたそのときのどうしようもない私を、救ってくれたのは、先生だった。
どんなときも、どんな内容でも話を聞いてくれた。
呆れずに、見捨てずに、力になってくれた。
私が笑えるようになったときの、あの先生の喜んだ顔は、今でも覚えてる。
こんな落ちこぼれな私に、いつも
【あなたは優しすぎるのよ】
って言ってくれた。
一見、素っ気ない感じがする先生だけど、本当はすごく優しくて、私のことも、私の姉のことも(姉の主治医も同じ先生だった)、よくわかっててくれて、口にはしないけど、とても気にかけてくれてた。
――本当に心から信頼できる、先生でした。
今日は、いっぱい泣いてしまった。
いろんな、先生がくれた言葉を思い出した。
今日は落ち込んでしまったけど。
いつまでもこんな元気ないまんまじゃ、ここまで私の病気を良くしてくれた先生の思いが報われないよね。
今日、眠りにつくまでは、元気にはなれないかもしれない。
だけど、明日からは前を向く。
先生に、安心して眠りについてもらえるように。
いつか、完全に薬も、病院通いも卒業して、お空にいる先生に
元気になったよ
って報告できるように。
そう、私の夢の中のひとつは笑顔で
"もう元気になったよ"
って、先生に診察で報告することでした。
もう叶わないけど。
診察じゃなくて、お線香になるけど、いつかお空にいる先生に、そう報告できるように、毎日生きていきます。
先生、貴女がいたから私はここまで生きてこれました。
先生の御恩は一生忘れません。
先生がかけてくれた言葉も一生忘れません。
私は、ここまで元気にしてくれた先生のためにも、一生懸命、笑って泣いて悩んで生きていきます。
本当にありがとうございました。
先生、安らかに眠ってください。