熱中症の疑いで14人搬送 1日あたりではことし最多に

06月23日 18時16分

消防によりますと、県内では23日午後5時時点で10歳未満から80代までの14人が熱中症の疑いで病院に搬送され、1日あたりの搬送者数はことしに入って最も多くなりました。

自治体別では大分市と別府市で3人、由布市と中津市で2人、日田市、佐伯市、杵築市、それに国東市でそれぞれ1人となっています。

症状別では入院が必要で比較的症状の重い中等症が8人にのぼり、このうち別府市では小学校3年生の女子児童が、昼休みにグラウンドで遊んでいたところ気分が悪くなって倒れ、病院に搬送されました。

また、同じく別府市の70代の男性はエアコンのついていない自宅の部屋の中で、意識がもうろうとしているところを訪れた看護師が見つけ、119番通報したということです。

大分地方気象台はエアコンの使用やこまめな水分補給など、基本的な熱中症対策を徹底するよう呼びかけています。