学校側はマスク外すよう指導…一部生徒は着用 体育大会中に生徒ら30人が熱中症?で搬送 大阪女学院

6/2(木) 19:11
関西テレビ

2日午後、大阪市中央区の大阪女学院中学・高校で、体育大会中に通報があり、体調不良を訴えた生徒と保護者のあわせて30人が病院に運ばれました。

2日午後4時頃の大阪市中央区にある大阪女学院。グラウンドには10台ほどの救急車が停まっています。

2日午後3時15分ごろ大阪女学院中学・高校で、教師から「体育大会中に、10代の女の子約15人が熱中症」と消防に通報がありました。

【キャスターリポート】
「今まさに救急車が学校の中へ入って行きました。現在午後5時ですが、今もなお、グラウンドには10台以上の救急車がずらりと並んでいます」

消防によると、これまでに救急車と消防車あわせて43台が出動して対応に当たっていて、体調不良を訴えた生徒29人と保護者1人のあわせて30人が病院に運ばれました。

詳しい症状についてはまだ分かっていません。

学校によると、当時グラウンドでは中学と高校が合同で体育大会を開いていたということです。

大阪市内では2日午後2時前に最高気温29.2度を記録し、6月下旬並みの暑さになっていました。

大会のパンフレットでは、マスクの着用は競技によって分けていて、応援合戦やリレーなどは着用しないよう推奨してしましたが、玉入れや綱引きなどは、マスク着用を推奨していました。

学校側は2日夜、会見を開き、校長は「熱中症対策のため、全ての競技でマスクを外すよう生徒らにアナウンスしたが、マスクを着用していた生徒も一部いた」と説明しています。