私はトイレで用をたしていました。詳しく言えば、放課後誰もいないトイレで大の方をしていました。私は完全に安心していました。だって放課後だもの。私にとってトイレとはとても心地良い場所でした。他人と触れない唯一の場所、暖かい便座(洋式)、もしかしたら食料等があれば数日トイレで暮らせるんじゃないかと考えた位。難点は上があいていること。外で笑い声がする度、上を見上げてしまう。(もしかしたら覗いてるんじゃないか!) しかし上が閉じてたら閉じてたでもしも閉じ込められたらという恐怖に駆られるのですが。……と話が横にそれました。私が用をたしていると誰かが入ってきたのです。しょうがない、彼女がでるまで籠もろう。 そう考えた私は彼女が出て行くのを待っていたわけなのですが、彼女は意外にも長かった。やはり私と同じ考えの人は居たのだろうか。とか考えつつ、彼女がやっと出て行ったので私も出ることにした。あ、そういえば彼女手洗ってなかったなー(だって水の音しなかった)、と思いながら部活に戻っていったのは昨日の3日以上前だった。

私は辛かった。その時点で泣きそうだったのです。ですが終わる直前で目の前に現れた人が何か言ってた。その言葉に私は苛つき、怒り、悲しくなったのです。なんとか線をまたいだ私にまず訪れたのは怒りと苛立ち、しかし声を聞き、声を発した瞬間、表に出たのは悲しみでした。周囲の人々はきっと勘違いしてたのでしょうが、私はただ認められなかったのが悲しかったのは昨日より3日前だったか。

私はトイレで用をたしていました。詳しく言えば、トイレが混み合う時間の中、大の方をするという一種の羞恥プレイの様な状態でした。私は入る前からでるなら一番最後にでようと決めていたのは言うまでもありません。この時私の腹はとてもよろしくない状態で爆発寸前だったのです。外では人の気配がうじゃうじゃしておりこれはトイレから出て行く人なのか待ちの人なのか分からなかったのですが、私の腹の限界がきてしまいました。あーあ、やっちまったよ、これなんてプレイ、という思考の中流水音ボタンを連打していた右手。まぁいいや、外に人の気配がないのを確認しああこれなんてデジャヴ、と思いながら待たせていた友人の元へ戻っていったのが一昨日だった。