「こんにちは」「久しぶり」「どうも」さまざまな言葉を考える。
私にはわからないのです。彼に対する接し方が。
私と彼の関係は少し前まで間接的に繋がっていたものでした。しかし私は知ってしまった、否、私は知っていたのです。私と彼の関係は直接的な絶対的な決定的なものだと。
私は混乱しました。
ああ、どうしようか。
私は今まで通りに接することにしました。しかし少しずつ、確かに滲み出てくる本来の関係。
嗚呼怖い。
それと同時にでてくる真逆の感情。それがとてつもなく憎たらしい。
もし今の関係が崩れたならば私はどうすればいいのかわからない。
どうか、どうか願わくばこの関係が壊れてしまいませんように。
ジェイドはいつも一人だった。
たしかに周りに人はいた。サフィールやネフリー、ネビリム先生にそして俺。俺達は一緒に遊んだり、出かけたり、さまざまな事を共にした。しかしあいつはいつも一人だった。ジェイドが一人でいたっていうことじゃあない。よくわからないけどみんなと居るのに一人でいるんだ、そうとしか言えない。
ネビリム先生が死んでしまい、ジェイドがカーティス家の養子に行ってからはさらに一人になってしまった気がした。なんてったってサフィールやネフリー、そして俺が居なくなるのだ。
しかしあいつは平気な顔してケテルブルクを去っていった。
その後ジェイドは軍に入り、サフィールとレプリカの研究をしていると聞いた。
俺が様子を見に行くとジェイドの側にはいつもサフィールがいた。だが、ジェイドはさらに一人になっていた。
そして俺は王になり、俺の前に再びジェイドは現れた。けれどジェイドは完全に一人になっていた、俺はそう思った。
ジェイドは必要な報告をした後、俺のもとを去ろうとした。が、それを俺は引き止めた。
「なぁジェイド、どうしてお前は一人なんだ。」
今までのジェイドなら答えてはくれないだろう。しかし今の俺は王でありジェイドはその俺に従う者。今なら答えてくれるだろう、いや、答えねばならないのだ。
そして俺に背を向けたままだったジェイドが静かにこちらを振り向きこう言った。
「陛下、人間は、一人の時が一番強いのです。」
その時のジェイドの顔は今にも泣き出しそうな、でもいつもの憎たらしい笑みをつくろうとした変な顔をしていた。
そしてジェイドはまた俺に背を向けいつもの優雅な足取りで去っていった。
そんなジェイドに俺はかける言葉が見つからなかった。
END.
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なんか色々失敗しました。
「ジェイド、お前明日受験だって?」
「はい。そうですね。」
「落ちろよ。」
「は?嫌ですよ。第一受かる自信より落ちる自信の方がありません。」
「その高校、遠いんだろ?」
「そうですね。受かったら引っ越すことになります。」
「……お前なんか落ちちまえ。」
「あなたはもう受かってるのだからいいじゃありませんか。」
「お前も受かってる。」
「私にとってはただの滑り止めです。ま、受ける必要も無かった気がしますが。」
「そーかよ。とにかく今回は落ちろ。」
「嫌です。どーしても学びたいことがあるんです。」
「…………落ちろよ……」
「………嫌ですよ……」
結局私はその高校に受かりました。そしてピオニーは私と違う高校へ。私はピオニーとは遠く離れた場所へ引っ越しました。
お互いに気持ちを伝えることのないまま。
(お前と)(あなたと)
((離ればなれになるのが嫌だった!!))
(お前が)(あなたが)
((好きだったから!!))
END.
それはフリングス少将の執務室を訪れたときのことだった。
「失礼します。」
「どうぞ。」
ジェイドは必要な書類を抱え、中に入った。書類を渡しおえるとジェイドは「それではこれで。」と部屋を立ち去ろうとした。その時だった。
「ああ、カーティス大佐。」
ふと呼び止められドアに向かって歩いていたジェイドは立ち止まった。
「何でしょうか、フリングス少将。」
「すみません、喉が渇いたので飲み物を頼めますか?」
「分かりました。何がよろしいですか?」
「そうですねぇ……」
そう言いながらフリングスは椅子から立ち上がりジェイドの方へ歩み寄ってきた。そして一言。
「カーティス大佐のミルクが飲みたいです。」
「なっ……!?」
その瞬間フリングスはどこから取り出したのか縄でジェイドの腕を縛りあげた。
「ちょっ、何を……!?」
「何って……大佐のミルクを頂こうと思いまして。」
そう笑顔で言うとジェイドをその場に押し倒し、タイツを下着ごと太股のところまで引き下ろした。
「少将っ!!止めなさいっ!!!」
ジェイドは羞恥に頬を赤く染めながらも制止の言葉をかける。
フリングスはその言葉も聞かず彼の陰茎を口に含んだ。
「ぁあっ……しょう…しょ、やめっ……ぁあっ!!」
尿道を舌で刺激されてジェイドは一気に絶頂へと上り詰めた。
「…ぁ、あぁん……っあああああーー!!」
噴き上げた白濁液をフリングスは全て口で受け止め飲み込んだ。
「……はぁ…美味しかったですよ、大佐のミルク。案外早くイってしまわれるんですね。次は私のを差し上げますよ。」
フリングスは絶頂の余韻に浸っているジェイドの体を反転させ尻だけを高く上げさせた。
………で書く気力が失せました。エロ書くの苦手&長い文書くの苦手となので。ははは。
なんか私がジェイド受けでエロを書こうとするとFJになる確率が高くなります。何故だろうか。
「失礼します、陛下。」
そう言いジェイドは入ってきた。
「何かご用ですか?私は忙しいのですが。」
「おう、暇だから呼んだ。なぁ、こっちこいよ。」
ピオニーがそう言うとジェイドはゆっくりと歩きだし、ピオニーの所までたどり着くと足を止めた。
「何です?陛下。」
「なぁジェイド、今日はいい天気だな。」
「あぁ、そうですね。」
ジェイドはそう答えた。
「…………ジェイド。お前目、見えてないだろ?今日は曇りだ。」
ジェイドの肩がビクリと震えた。
「………気付いて、いたんですか。」
「あぁ。いくらお前の言動が完璧でもな、俺には分かる。」
ピオニーはジェイドのさっきの一言で確信したのだ。こいつは目が見えてないのだと。
「………数日前、譜眼が急に暴走しました。死にいたることはありませんでしたが私は視力を完全に失いました。」
「……そうか。」
「…………私はもう、貴方の姿を見ることができないのです……。」
ジェイドの目からはいつの間にか涙が溢れていた。
「……ジェイド。」
ピオニーはジェイドを力一杯抱き締めた。
「………ありがとうございます。でも……。」
ジェイドはそっとピオニーの体を押し返した。
「私はもう必要ありません。」
そう言うと腕から槍を取り出しし自身へと向けた。
「待てっ!ジェイドッッ!!」
どすっ。という音と共に槍はジェイドの腹部を貫いた。
「ガハッ…!!……ぅ、ぁ゛!!」
「ジェイドッ!!死ぬな!!」
その場で崩れたジェイドの体をピオニーが抱き上げる。
「……ぁ、へ…、か…」
「喋るな!ジェイドッ!!」
「……ありが、とう…、さよ……なら…ぴお……、」
それ以後ジェイドは口を開く事は無かった。ピオニーの目からは涙が絶え間無く流れ続けた。
END.
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なんか上手く書けませんでした。